ストレス社会とは?|日本の現状/原因/いつから?
更新日:2024年11月02日
ストレス社会は人間が共存する限り存在
ストレス社会は、最近のトレンドであるかのように取り上げられていますが、人間が共存している限り、起こり得ることなのです。共存の存在である相手は対等な立場であったものが、各々が得意分野などを見出すと、他人との差別化が起こります。そこに力の差や貧富の差が発生し、争いが起こったりするのです。
職場では同期とのし烈な昇進競争が繰り広げられたりします。学校では成績を競い会います。ストレス社会の一端ですが、ともに切磋琢磨していくことはお互いの為には競争原理は必要なのです。
日本の経済に打撃を与えるイベントで増加する
もっともな話ですが、ストレス社会は企業の業績と連動しても発生します。2008年9月に発生したリーマンショックは記憶に新しいものです。米国の企業が破たんしたのが発端ですが、世界に影響は波及し、日本にも多大な影響を与えました。
経済が停滞することは生活の質が落ち込むことになります。リーマンショックの際には、株価が暴落し、企業が採用していた派遣社員を大量に「派遣切り」するなど大きなニュースとなりました。企業の含み益が損失計上されたり、投資家の生活や派遣社員であった人の生活が行き詰まるなど、経済は生活と密接な関係にあります。
職を失ったり、収入が減ったりとストレス社会はこうしたイベントが発生するたびに取り上げられます。
ストレス社会と上手に付き合う!
一人で生きているわけではありません。ストレス社会を完全になくすことは不可能です。では、ストレス社会の中で過ごすにはどうしたらいいのでしょうか。上手にストレス社会と付き合うことなのです。ストレス社会はいつの時代もどの国にも起こり得るものです。
無理をしない
ストレス社会と付き合うことの最初の一歩は、日ごろの生活において無理をしないことです。人間のスペックには限界があります。スペックを超えた状態がストレス社会を生み出します。一人で抱え込んで自分が心身ともに不調となってしまったら、労働力においても、家族の一員としても大きなロスとなってしまいます。
ストレス社会に生きることは避けられませんが、自分のからだを壊してまで活動する必要も意味もないということです。時には思い切って休養をとる勇気も必要です。
現実を直視する
ストレス社会に生きていると、自分の立ち位置や居場所が曖昧になるものです。自分は何をしたいのか、あるいはどこに向かっていきたいのかをはっきりさせることで解決の糸口は見えてくるものです。ストレス社会にとってはしっかりと目の前を見据えていくことが必要です。
楽しみを見つける
ストレス社会にいる身として身の回りのことが「やらされごと」「かたづけごと」として毎日を過ごしがちです。そのような過ごし方を続けていると自分の成長に支障があります。目の前にある物事全てにおいて楽しみを見出すことが大事です。
楽しみを見つけることができれば、他の物に対しても同じように接することができ、生き生きとした表情に変わっていきます。生き生きとした表情は周囲に明るさをイメージさせ、自分を成長させる効果があります。
支え合う
ストレス社会には人間関係が起因するものであると最初にお話ししました。自分と同じ環境で育って同じ経験値を持っているのは自分だけなのです。周囲の人も同じことが言えます。確執や対立が起こっても仕方のないことなのです。まずはここを押さえておきたいものです。
いくら経験値があって仕事ができる人であっても、協力者がいなければ仕事は成し遂げられません。支えられ、支えていく人を目指しましょう。
ストレス社会に立ち向かおう!
ストレス社会で毎日お疲れの人は多いかと思いますが、ストレス社会に立ち向かったり、上手に向き合うことはできるので、負けずに折れずに頑張って行きましょう。
初回公開日:2017年08月28日
記載されている内容は2017年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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