姓名判断は旧字体と新字体のどっちでやるべきか・無料でする方法
更新日:2024年07月30日
新字体の画数は漢字の書き順を思い出しながら数えるとある程度正確に数える事ができます。不安な場合は漢和辞典などで調べると良いでしょう。
旧字体としての画数を数える場合は一概にこうすればいいという事を断言できません。姓名判断の流派によって画数の数え方が違うからです。例えば部首のさんずいを数える場合、三画と数える流派もあれば四画と数える流派もありますし、濁点を一画と数える流派もはれば二画とする流派もあります。
新字体、旧字体ともに画数を数える場合は各流派の方法に従って数える事をお勧めします。また、姓名判断の本やサイトにはそれぞれの流派に合わせて作成された画数早見表が記載されていますのでそちらを参考になさってください。
ひらがなやカタカナに旧字体はあるの?
ひらがなやカタカナは中国から伝わってきた漢字を日本人が独自に崩してできた文字ですから、ひらがなの旧字体はその元となった漢字です。カタカナにもひらがな同様、元になった漢字がありますので、カタカナの元になった漢字の画数を数えます。
新字体でひらがなやカタカナの画数を数える場合は書き順を追って数えれば大丈夫です。ひらがなやカタカナについても画数早見表に記載されていますので参考になさってみてください。
いんみ~さんのブログで、ひらがなやカタカナの元になった漢字についてかなり詳しく説明されていますので、興味のある方は覗いてみられてはいかがでしょう。
アルファベットでも姓名判断はできる?
姓名判断を行う時に、海外の方の名前は一度カタカナに書き換えてから画数を数えるか、アルファベットの画数を数えるのか、そもそもアルファベットでも姓名判断が可能なのか、と疑問に思った事はありませんか。
アルファベットでも文字の画数を数えて姓名判断を行う事ができます。ただし、読み解く場合には運勢を読み解くための五格を算出するのが少し難しくなりますので、姓名判断のプロにお任せするのが賢明です。
姓名判断のプロはどっちの字体を使うの?
姓名判断のプロであっても流派によって旧字体と新字体のどちらを使用するかが分かれます。
新字体を使うこだわりとしては、普段使っている文字だからこそ今の自分を表す、存在していない画数を数えるのに違和感があるという理由が多いです。
旧字体を使うこだわりとしては、文字の根本から読み解くには元々の画数が良い、四柱推命や算命術を先に習得していてそれらと組み合わせながら姓名判断をした場合に旧字体の方が当たるから、という理由が多いです。
中には新字体と旧字体の両方をその文字によって使い分けるという方もいます。姓名判断のプロはその方が経験を積んできた中で一番的中率が良い方法を使っていらっしゃいます。このことから、旧字体と新字体ではどちらを使うかということよりも、どのように姓名判断を行えば当たるのかということが重要なのだといえるでしょう。
なぜ旧字体の姓名判断にこだわるの?
姓名判断には旧字体をという考えあるのは、姓名判断が生まれた歴史の中に隠れています。
古代中国で生まれた陰陽思想では全ての物事は陰と陽に分類されるという考え方です。しかし、陰陽だけでは自然の理を読み解くには足りず、さらに木火土金水に分類する五行思想が生まれました。この陰陽思想と五行思想が現代の東洋占術の根本にあります。
数字も多分に漏れず陰陽五行に分類され、姓名判断は画数から陰陽五行を算出してそのバランスを元に運勢を読み解きます。
旧字体にこだわる理由はたくさんあるようですが、こうした歴史を重んじ姓名判断以外の東洋占術にも親しんでいる方は物事の根本を大切になさっておられるからでしょう。
姓名判断はこだわり過ぎに注意
姓名判断は画数を数えて運命を占う統計学のようなものであり、学問には往々にして派閥や思想の違いがあります。例えば、剣道は同じルールで試合をしますが、道場によって理念や思想、構えなどが微妙に違います。姓名判断も同じで、本質は同じなのですが流派によっては細々とした点に違いがあります。
姓名から運命を判断するという根本は同じものですので、細かな点にこだわりすぎる必要はありません。こちらの方法では良くなかったけれどこちらでは良い結果が出たり、さらに他の方法では良い結果と悪い結果が同時に出てしまうこともあります。あなたにとって、これだ、と思える方法であればどちらの字体を使った姓名判断でも構いません。
あの流派はこうだから、あの鑑定士はそう言っていたから、というこだわりよりも自分の感覚を信じて当たっていると感じた方法で行いしましょう。
無料で旧字体の姓名判断をしよう
無料で旧字体の姓名判断をする方法はいくつかあります。
まず、最寄りの図書館で姓名判断の本を借りてくることです。図書館には占いに関する書籍もありますし、妊婦さん向けの雑誌も置いているので姓名判断に関する本もいくつか選べるはずです。その中から、旧字体で画数を計算しているものを選べば自分で姓名判断を行う事ができるでしょう。
出かけるのが難しい方はインターネットで無料の姓名判断サイトを利用するという手もあります。検索をすれば簡単に見つけられて、名前を入力するだけで手軽に姓名判断ができて便利です。
ただし、こうしたサイトを利用する際には無料の会員登録が必要な場合もあります。サイトによっては登録情報を提携会社へ提供し、提携先からあなたへダイレクトメールなどが届くというものもありますので、利用する際には必ず利用規約に目を通しましょう。
当たる姓名判断サイト
どの方法が自分に合っているのかを楽しみながら当たるサイトを探してみてはいかがでしょう。いくつか無料の姓名判断サイトをご紹介しますので、参考にしてみてください。
初回公開日:2018年04月03日
記載されている内容は2018年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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