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白百合の花言葉を種類別に10選紹介!本数と色ごとの意味も解説!

更新日:2023年12月24日

白百合の花言葉を種類別にみてみましょう。聖母マリアの象徴マドンナリリーには、どのような花言葉があるのでしょう。「純潔」の花言葉をもつ白百合も、贈る本数によっては「死者に手向ける花」の意味をもちます。花言葉の由来や怖い言い伝え、白百合にまつわる話を紹介します。

マドンナリリーの花言葉は「純粋」「無垢」です。純白のマドンナリリーは、聖母マリアのシンボルとなっています。

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた宗教画「受胎告知」は、聖母マリアが描かれている絵として有名です。この絵には聖母マリアのもとを訪れた天使ガブリエルの左手に、白百合(マドンナリリー)が描かれています。

マドンナリリーは和名で庭白百合とも呼ばれていますが、ヨーロッパでは長く別の名で呼ばれていた時代もありました。呼び名が変更された理由は、次に紹介する別の白百合が関係しています。

花言葉②鉄砲百合

鉄砲百合には、「純潔」 「甘美」 「威厳」「偽れない」の花言葉があります。鉄砲百合は沖縄・奄美諸島が原産の白百合です。名前の由来は、花の形が昔使用されていたラッパ銃に似ていることから付けられました。

鉄砲百合は江戸時代に、博物学者シーボルトらによりヨーロッパに渡りました。ローマ・カトリック教会では、それまで復活祭の祭壇に飾られていたホワイトリリーに代わり、鉄砲百合を飾るようになります。

この当時ホワイトリリーと呼ばれていたのが、現在のマドンナリリーです。英語で白い百合を意味するホワイトリリーと、白い百合の鉄砲百合を区別するために名前が変わったとされます。

花言葉③山百合

山百合の花言葉には「荘厳」「威厳」「純潔」「飾らぬ美」「飾らない愛」「人生の楽しみ」「高貴な品性」など、多くの花言葉があります。豪華で華麗な山百合は「百合の王様」とも呼ばれ、花言葉のイメージにもつながります。

山地に生える日本特産の白百合で、山中に生えることが名前の由来です。黄色い筋に紅褐色の斑点が入った、大きな白い花びらが特徴です。

花言葉④タモト百合

タモト百合は自生地が断崖絶壁だったため、球根を採取し着物のたもとに入れて持ち帰ったことが名前の由来とされます。ほかにも自生地の近くにある「袂が浦」が名の由来とされる説もあります。

口之島固有の白百合で、戦後に高値で取引されたため乱掘され野生のものは絶滅したとされます。タモト百合は現在でも、地元で保護増殖活動が行われている鹿児島県の天然記念物です。

タモト百合に花言葉があるかは不明ですが、「最も高貴な百合」という学名をもつ美しい白百合です。

花言葉⑤鹿の子百合

鹿の子百合の花言葉は、「荘厳」「慈悲深さ」「上品さ」です。花びらにある斑点は、紅やピンク色をしています。鹿の子百合の多くは、花びらが反り返り手毬のように丸くなります。

花びらの斑点が、鹿の背中にあるまだら模様に似ていることが名前の由来です。そのほかに「鹿の子絞り」という染め物から名付けられたとされる説もあります。

花言葉⑥サク百合

サク百合の花言葉は、「荘厳」「威厳」「純潔」「飾らぬ美」です。伊豆諸島固有の百合で、山百合の変種とされています。

花は山百合によく似ていますが、山百合よりも大ぶりです。花びらに斑点はなく、あっても目立たない程度だといいます。伊豆諸島にゆかりの平安時代の武将・源為朝にちなんで、別名「タメトモユリ」ともいわれています。

花言葉⑦カサブランカ

カサブランカには「永遠の絆」「高貴」「純粋」「無垢」「威厳」「祝福」「雄大な愛」「甘美」など、さまざまな花言葉があります。

山百合やタモト百合などを原種に、ヨーロッパで品種改良された白百合です。完全に開花すると花径は20cmにもなり、純白の花は甘くてスパイシーな強い香りがします。

カサブランカは上品で豪華なうえ花もちが良いため、ウェディングブーケとしても人気があります。また「百合の女王」とも呼ばれており、結婚の門出にふさわしい花といえるでしょう。

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初回公開日:2022年02月24日

記載されている内容は2022年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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