地デジ放送はいつから始まった？4Kとの違いや移行する時期についても
更新日：2023年12月24日
地デジ放送はいつから開始された？
朝は報道番組、夜は旬のドラマやバラエティ番組など、テレビを点けるとさまざまな番組が放送されています。
テレビは、ブラウン管から薄型になり、アナログ放送から地デジ放送へと切り替わった過去がありました。今や普段の生活の一部になった地デジ放送ですが、一体いつから放送が開始されたのでしょうか。
地デジ放送へ切り替わったのはいつから？
地デジ放送は家庭テレビにとどまらず、カーナビでも地デジ放送が視聴でき、さまざまな場所に広く普及しています。今では多くの人に馴染みのある地デジ放送ですが、いつからアナログ放送から地デジ放送へと切り替わったのでしょうか。
電波法の改正は2001年7月25日
地デジ放送にいつから切り替えるかについては、2001年7月25日に地デジに関する電波法の一部改正によって決定されました。
地デジ放送普及のための計画であるこの法改正は、普段テレビ放送を実際に見ている人たちの意見を参考にして定められたものです。
出典：地上アナログ放送の終了｜総務省
参照：https://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/digital/decision.html
地デジ放送はいつから開始した？
地デジは2003年12月1日に一部のエリアで放送が開始されました。実は、2003年の地デジ放送開始当初は関東や中京・近畿といった3大都市エリアにとどまっていたのです。
その後徐々に地デジの放送エリアが拡大され、2006年末には全国の県庁所在地など主要都市で地デジ放送が開始されました。
出典：地上テレビジョン放送のデジタル化 主な経緯 | 総務省
参照：https://www.soumu.go.jp/main_content/000123505.pdf
アナログ放送は終了？
アナログ放送はいつ終了したのでしょうか。アナログ放送は、2011年7月24日に全国で放送が終了しました。アナログ放送に切り替え可能なテレビで視聴してみると、現在はテレビ画面に砂嵐が表示されるような状態です。
アナログ放送が終了するまでの間、視聴者が混乱しないようテレビ画面に地デジ移行への告知が段階的に表示されていました。
出典：地上アナログ放送の終了 | 総務省
参照：https://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/digital/decision.html
東日本大地震の影響による延期
地デジは、2011年7月24日にアナログ放送から完全に移行することとなっていました。しかし、2011年3月11日の東日本大地震により一部エリアの地デジ移行が延期となってしまったのです。
岩手県、宮城県、福島県での地デジ移行を2012年7月24日を限度とする電波法の特例を定めた形となっています。
地デジ移行の延長を余儀なくされた3県ですが、2012年3月31日にアナログ放送が終了し全国で地デジ移行が完了しました。
出典：東日本大震災に伴う地上デジタル放送に係る電波法の特例に関する法律の概要 | 総務省
参照：https://www.soumu.go.jp/main_content/000121916.pdf
出典：東北３県におけるアナログ放送終了に向けた取組｜総務省
参照：https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/dtv/pdf/120113_1.pdf
地デジと4Kの違い
地デジ放送への移行にともない、当時は多くの人が地デジ対応のテレビを買い求めました。その中で、4Kという言葉を耳にした人もきっと多いのではないでしょうか。実は地デジと4Kは全くの別物なのです。地デジと4Kの違いについて詳しく見ていきましょう。
そもそも4Kの「K」とは何？
初回公開日：2022年02月07日
記載されている内容は2022年02月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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