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青函トンネルは車で通行可能?フェリーで津軽海峡を渡る方法も解説!

更新日:2023年12月23日

青函トンネルを車で通行可能かどうかについて解説します。青森と北海道を結ぶ青函トンネルの、情報や歴史についてまとめました。また、フェリーで津軽海峡を渡る方法についても紹介しています。車付きでフェリーを利用するときの、注意点も合わせて参考にしてください。

青函トンネルは車で通行できるのか?

青函トンネルは、青森県と北海道を結ぶ鉄道トンネルです。「車で青函トンネルを通ってみたい」と考えている人もいるでしょう。

ここからは、青函トンネルを車で通行できるのかについて解説します。また、青函トンネルに関する情報やフェリーで青森~北海道間を渡る方法も紹介しているため参考にしてください。

青函トンネルの基本情報

まずは、青函トンネルに関する基本情報を確認しましょう。青函トンネルの歴史や場所、名前の由来を解説します。青函トンネルを造る際には、非常に多くの人が関わり、長い期間がかかりました。

青函トンネルとは?

青函トンネルとは、青森県東津軽郡今別町浜名と北海道上磯郡知内町湯の里を結ぶ鉄道トンネルです。全長は約53.85kmで、海底下約100mの地中に造られています。

青函トンネルは、青森と函館を繋ぐことから名付けられました。青函トンネルが造られるまでは、国鉄の青函連絡船が利用されていました。しかし、気象状況に左右されやすく台風などの事故が多発したことから、青函トンネルが建設されることとなりました。

青函トンネルの歴史

第二次世界大戦前から計画のあった青函トンネルは、1954年に起きた「洞爺丸事故」をきっかけに、本格化しました。

本事件では、暴風雨の中で出航した連絡船のうち、洞爺丸他数隻が函館港外で遭難して大惨事となりました。その後、ルート調査などが行われ、工事が開始されています。

工事開始から、長い期間を経て青函トンネルが完成したのは、1987年11月のことでした。翌年の1988年3月13日に、青函トンネルが供給開始となり、現在も運用されています。

出典:青函トンネル|JRTT
参照:https://www.jrtt.go.jp/construction/outline/seikan-tunnel.html

北海道新幹線の開通

青函トンネルは、当初、在来線が通るトンネルでした。その後に整備が行われ、北海道新幹線が開通しました。

2016年3月26日に開業された北海道新幹線は、新青森駅から新函館北斗駅を約1時間50分で移動できます。北海道新幹線は、今後もルートを伸ばしていく計画です。

出典:北海道新幹線の概要|JR北海道
参照:https://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/shinkansen/index.html

青函トンネルは車やバイクで通行できない

青函トンネルは、車やバイクで通行できません。ここからは、通行できない理由や今後計画されている通行手段について解説します。

車やバイクで通行できない理由

車やバイクで青函トンネルを通行できない理由には、建設に関わった施工主が大きく関係しています。青函トンネルは、かつて存在した「日本鉄道建設公団」が建設を行いました。

日本鉄道建設公団は、鉄道建設を行うことが役割のため、道路トンネルを建設する権限や技術を持ち合わせていませんでした。加えて、青函トンネルは約54kmの長さがあって事故対応が難しいことから、一般車両の通行を禁止することとなりました。

将来は車が通れる可能性がある

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初回公開日:2022年02月04日

記載されている内容は2022年02月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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