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青函トンネルは車で通行可能?フェリーで津軽海峡を渡る方法も解説!

更新日:2023年12月23日

青函トンネルを車で通行可能かどうかについて解説します。青森と北海道を結ぶ青函トンネルの、情報や歴史についてまとめました。また、フェリーで津軽海峡を渡る方法についても紹介しています。車付きでフェリーを利用するときの、注意点も合わせて参考にしてください。

現在、青函トンネルは車やバイクでの通行はできません。しかし、将来的には車で通行できる可能性があります。その方法として、車載列車であるカートレイン構想が立ち上がっています。

カートレインは、列車に自動車積載用の貨車を連結した車両のことです。日本では、少数ですが、一部の寝台特急用として運用されていたことがあります。

また、カートレイン以外に、第2青函トンネル構想も検討されています。第2青函トンネルは、鉄道・自動車道・ガスパイプラインを通す計画です。既存のトンネルの老朽化や輸送力の限界から、実現性の高い計画として検討されています。

特殊なケースのみ通行できる

例外として、保守点検用の巡回車の通行が認められています。巡回車は、黄色いカラーで、通常の車よりも頑丈に造られているところが特徴です。

青函トンネル内は、小型の折りたたみバイクや自転車も通行可能です。ただし、手荷物として鉄道車内に持ち込む形となります。こういった一部の例外はありますが、基本的に一般車両は通行できないため、注意しましょう。

青函トンネルを使わずフェリーで渡るときのポイント

車で青森から北海道に移動する場合は、青函トンネルではなくフェリーを使うのがおすすめです。この方法であれば、車と一緒に移動できます。ここからは、青森と北海道を結ぶフェリーに関する情報を紹介します。

ポイント①利用できるフェリー会社は2社ある

青森と北海道を結ぶフェリーは、青函フェリーと津軽海峡フェリーの2社が運行しています。どちらも、車両をのせて移動可能です。

青函フェリーは、共栄運輸と北日本海運が共同で経営するフェリーです。津軽海峡フェリーは、かつては貨物輸送がメインでしたが、現在は一般車両も乗り入れできます。

ポイント②車の乗り入れ可能なフェリー乗り場

車の乗り入れ可能なフェリー乗り場は、青森ターミナルです。青森港の西にあり、北海道新幹線の新青森駅から約10分で到着します。広々としたフェリー乗り場になっているため、車でフェリーに乗る際でも安心して利用できます。

北海道から車で乗り入れする場合は、函館ターミナルを利用しましょう。函館ターミナルは、北海道新幹線の新函館北斗駅から近く、アクセスしやすいです。

ポイント③車付きで利用する場合の料金

車付きで利用する場合の料金を確認しましょう。フェリーは、時期によって料金が変動するシステムです。そのため、料金に幅がある点に注意しましょう。津軽海峡フェリーの大人料金は、スタンダードであれば2,460円~3,450円です。

そこに、車両運賃が必要になります。軽自動車であれば14,400~20,270円です。バイクや自転車の場合は、1,250円~2,000円代となります。

出典:函館~青森|津軽海峡フェリー
参照:https://www.tsugarukaikyo.co.jp/fare/fare_route1/

ポイント④フェリー移動の所要時間

フェリーの所要時間は、青函フェリーは約4時間、津軽海峡フェリーは約3時間40分になります。フェリーに車をのせてゆっくりと景色を楽しみましょう。ちなみに、車ではなく青函トンネルを新幹線で移動すると、新函館北斗~新青森は約57分で到着します。

ポイント⑤車付きで利用する場合の注意点

次のページ:青函トンネルは車で通行できないがカートレイン構想がある

初回公開日:2022年02月04日

記載されている内容は2022年02月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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