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16インチとは何cm?身近な物でサイズ感を理解しよう

更新日:2024年11月05日

インチと聞いて何cmと答えられる人は少ないのではないでしょうか。今回はインチと聞いた時、その都度調べることなく、長さをイメージしてもらうために役立つ情報を集めてみました。少なくとも1インチのイメージについては、すぐに覚えていただけるのではないでしょうか。

ピザ

宅配でピザを注文する時、サイズとしてS/M/Lを使って注文をします。ですがこのS/M/Lのサイズはどこを基準として使用されているサイズなのでしょうか。それはピザの重さでもなく、面積でもなく、直径を基準としてS/M/Lが決められています。

ですがMサイズでピザを頼んだとしても、ピザ屋さん毎に大きさが直径23cmだったり、26cmだったりとバラバラです。ピザメーカーや食品企業などが加盟して作られている「ピザ競技会」ではサイズについては大中小で区別していて、そのサイズ表記にはインチを使用してます。小型であれば、3~5インチ(Sサイズ)、中型であれば、6~8インチ(Mサイズ)、大型であれば9インチ以上(Lサイズ)と区別しています。

ピザビジネスはアメリカからやってきたビジネスなので、「ピザ競技会」ではインチを使用して大きさを区別しているそうです。大きさには厳密なルールはなく、この大中小の区別の範囲に属していれば問題ないようです。

アメリカではこの16インチのピザがXLサイズで普通に販売されています。ですが、日本ではなかなかお目にかかれるチャンスは少なそうです。

車のタイヤ

自動車ではタイヤのホイールの大きさを表示する際に、インチが使用されています。

タイヤの側面には「195/65R16」といったタイヤ全体のサイズが表記されています。「195」はタイヤの横幅で、mmで表示されます。次に65Rというのはタイヤの偏平率(%)を表しています。そして残りの「16」がタイヤホイールの直径を表しています。「16」であればタイヤのホイールの直径が16インチ(40.64cm)ということになります。

ちなみにタイヤ全体の直径はメートル法が使用されていて、タイヤの直径mm=(横幅×偏平率%)×2+(リム径×25.4)という計算式を使って求めることができます。

ノートパソコンやテレビなどにおける16インチのサイズとは

ノートパソコンにおける16インチのサイズについては、既に説明していますが、テレビの場合はどうでしょうか。以前はテレビのサイズも「16インチ」といったように、「×インチ」というサイズ表記でしたが、今は「×V型」というサイズ表記に変更となっています。

では旧表記方法である「16インチ」と新しい表記方法となる「16V型」では画面のサイズで、どのような差があるのでしょうか。サイズでいえば「16V型」の方が大きい画面となります。「16インチ」という場合は画面のフレームも含めて、対角線が40.64cmとなる画面の大きさとなり、「16V型」であればフレームを除く画面部分の対角線が40.64cmとなる画面の大きさを指します。

テレビのサイズ表記についても、対角線のインチ表記が用いられているという点でノートパソコンと同じ考え方となっています。

アスペクト比によって縦横の長さが異なる

ノートパソコンの16インチ、テレビの16V型であれば、画面の対角線が40.64cmとなる大きさの画面のことを指します。言い換えると、対角線が40.64cmであれば、横と縦の長さが異なっていても16インチや16V型といったサイズ表記がされています。この横と縦の長さは、アスペクト比(画面比率)によって決まります。

ここでは異なるアスペクト比の効果について説明します。ノートパソコンやテレビを選ぶ際の参考としてみてください。

16:9(ワイドサイズ)の16インチ

16:9の16インチとは、画面の対角線が40.64cmで横と縦の長さ比率が16:9となる画面のことを言い「ワイド比率」とも呼ばれています。

この比率は主にDVDやブルーレイ、テレビ、YouTubeなどに採用されている画面比率なので、自宅のテレビにぴったりの画面比率と言えるでしょう。テレビ以外にもホームシアターの画面比率としても適してます。

16インチという大きさは、横35.36cm×縦19.91cm程度の画面の大きさとなり、テレビであれば、かなりコンパクトなサイズとなります。

4:3(スタンダード)の16インチ

4:3の16インチとは、画面の対角線が40.64cmで横と縦の長さ比率が4:3となる画面のことを言い「スタンダード」と表示されることもあります。

この画面比率はアナログテレビや古いPC画面に採用されていた比率で、最近では使用されるケースが少なくなってきています。

16インチという大きさは、横 約31cm×縦 約23cm程度の画面の大きさとなり、16:9の画面比率より少し縦長となるイメージです。

16:10(中間サイズ)の16インチ

16:10の16インチとは、画面の対角線が40.64cmで横と縦の長さ比率が16:10となる画面のことを言い「WXGA」と表示されることもあります。

この画面比率は主にビジネスシーンで使用されるPC画面やパワーポイントで使用されている画面比率です。

16インチという大きさは、横・約32cm×縦・約20cm程度の画面の大きさとなり、16:9と4:3の画面比率の中間となるイメージです。

身近な物で16インチのサイズ感を理解しよう

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初回公開日:2022年09月02日

記載されている内容は2022年09月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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