「純露」と「黄金糖」の違いは？味やカロリーなど複数の角度から比較

更新日：2024年01月08日

ロングセラーの飴として親しまれている「純露」と「黄金糖」ですが、どのような違いがあるのか興味がある方もいるでしょう。本記事ではそれぞれの歴史や味や形の違い、似ている飴について紹介します。飴が好きな方、純露と黄金糖について詳しく知りたい方は参考にしてください。

黄金糖は金色のべっこう飴タイプのみで、他の味は販売されていない点が純露との違いです。

口に含むと原材料の砂糖と水飴本来のやさしい甘さが広がり、シンプルで素朴な味わいです。

大正から昭和の戦後にかけては砂糖や水飴は貴重品で、入手が困難な時代がありました。自由に材料が調達できるようになった今でも、黄金糖は昔ながらの味を守り続けています。

「純露」と「黄金糖」の違い③見た目・形

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純露と黄金糖は透明感のある金色で、側面から見ると台形に見えるのが特徴です。

一見するとどちらも同じ形に見えますが実は違いがあり、それぞれの販売元が試行錯誤して現在の形にたどり着いたと言われています。

ここからは、純露と黄金糖の見た目や形の違い、見分けるにはどのような点に注意すればよいのかを紹介します。

「純露」は五角柱

純露は、先が細い五角柱の形をしています。

宝石のように美しく見え、口の中で心地よく転がることからこの形が採用されました。

飴の金色はやや濃いめで、中に細かな気泡があることからシャンパンのように見えるとも言われています。

赤と金を基調にし、水色で「純露」と大きく書かれたパッケージが特徴です。中央には「宝石の味」と書かれ、ロングセラー商品であることを感じさせます。

飴は透明のフィルムに個別包装され、フィルムに刻まれた赤い「純露」の文字はレトロ感満載です。

「黄金糖」は四角柱

五角柱の純露に対して、黄金糖は四角柱になっているのが特徴です。

大正時代から変わらないこの形は、飴の表面をなめらかにして気泡をできる限り少なくし、型から外すための油が不要な型を開発したことにより生まれました。

黄金糖はやや明るい金色で気泡はほとんどなく、透明感を出すためにこだわりの技法で作られています。

外装は赤と青を使ったトリコロール調で、クラシカルな雰囲気がむしろ新鮮だと評判です。飴は「OGONTOH」と白い文字で記された透明のフィルムに一つずつ包装されています。

「純露」と「黄金糖」の違い④カロリー

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純露と黄金糖のカロリーには大きな違いはありません。

同じ重量で純露と黄金糖のエネルギー量を比較すると黄金糖の方が高いのですが、黄金糖の方があっさりした味わいだとも言われています。

砂糖と水飴が主な材料で1粒あたりの重量もほぼ同じであるため、どちらを食べても含まれているエネルギー量は同じです。たんぱく質や脂質、食塩の含有量がゼロであることからも、シンプルな製法で作られ、余分なものが含まれていないことの表れと言えるでしょう。

出典：純露｜UHA味覚糖　
参照：https://www.uha-mikakuto.co.jp/catalog/hardcandy/ca01.html

出典：黄金糖｜株式会社黄金糖
参照：http://www.ogontoh.co.jp/product/product01.html