Search

検索したいワードを入力してください

【相手別】忌引きメールの例文と返信方法・件名|休暇

更新日:2024年02月12日

ビジネスなどでは、親や親戚が亡くなったときに、休暇を取ることができる制度があります。実際に忌引きになったときに、メールで相手に知らせるのには、どのようにすればよいのでしょうか。ここでは、忌引きメールの例文や返信方法を紹介します。

忌引きとは

忌引きという言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。忌引きというのは、親や親戚などの近親者が亡くなったときに、喪に服すことです。

忌引きは自分の家族や祖父母などの近親者に向けて使用することが一般的です。学生や社会人では、学校や仕事を休まなければならないので、「忌引き」という言葉が「忌引き休暇」のような意味合いになっている方もいらっしゃるでしょうが、本来の「忌引き」の意味は、喪に服すということを指しますので、覚えておいてください。

忌引き休暇

忌引き休暇とは、簡単に言うと、葬儀の準備や参列するための休暇です。自分の家族や親戚などの近親者が亡くなったときに、喪主側として、葬儀などの準備や後片付けをするための休暇と言えます。また、お通夜や葬儀に参列するためにも、忌引き休暇は使用することができます。故人が、自分の近親者であればあるほど、忌引き休暇は長くなる学校や会社が多く見られます。

この「忌引き休暇」は法律で決められていることではありません。あくまで、会社の福利厚生などの制度や、就業規則などで定められた制度です。学生であれば、就学規則によって定められています。このことにより、学校や会社によって、近親者であるかどうかの判断や、何日休むことができるか、などは変わってきます。

日数

上で述べたように、学校や会社によって、忌引きで休むことができる日数が変わります。一般的な日数を見てみると、喪主がどうか、親、祖父母などの血縁関係が関係します。忌引き休暇の日数の数え方は、亡くなった日、あるいはその翌日から起算することが多いです。こちらも学校や会社によって異なりますので、確認してみてください。一般的な忌引き休暇の日数です。

・配偶者:10日間
・父母:7日間(喪主なら10日間のところも)
・子:5日間
・兄弟姉妹:3日間
・祖父母:3日間
・叔父、叔母:1日間

相手別忌引きメールの例文・書き方

近親者が亡くなったときに、学校や会社に連絡したくない、と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、このような場合では、亡くなったという情報だけでなく、誰が亡くなったのか、故人と自分との関係、お通夜や葬儀の日時や場所を連絡するのがマナーです。忌引きで休みを取る場合であれば、近親者の関係により、休暇の日数も変わってきます。

また、相手やその他の方が、お通夜や葬儀に出席するならば、その準備もしなければなりません。忌引きの場合は、できるだけ詳しく、相手に連絡することが必要です。

取引先

忌引きで会社を休まなければならないときには、突然のことなので、取引先とのアポイントにも欠席しなければなりません。忌引きの連絡は、なるべく早く相手に伝えるようにしましょう。連絡する手段としては、口頭が一番丁寧ですが、自分も忙しい中、取引先の予定に合わせて連絡することは、なかなか難しいことです。

そのようなときには、メールで一報入れておくのが一番良いでしょう。以下に、取引先へ送る、忌引きの連絡の例文を紹介します。

取引先へ送るメールの例文

取引先へ送る忌引きメールの例文です。

【件名】アポイントに日時変更のお願い
【本文】
株式会社○○ 営業部○○様
いつも大変お世話になっております。
株式会社△△ △△です。
来週○月○日 ○○についての打ち合わせの件で、ご連絡させていただきました。
私事で大変恐縮なのですが、身内に不幸があったため、
打ち合わせの予定を延期していただけますでしょうか。
急な予定変更で大変申し訳ございません。
私の不在の間に何かありました際には、弊社○○にてご連絡いただければと存じます。
何卒、よろしくお願いいたします。
株式会社△△ △△

大学

大学では、忌引き休暇が就学規則により、講義やゼミを欠席できる規則が定められています。大学にもよるのですが、忌引きの連絡は、ゼミを担当している教授や、クラス担任の教授にするのがよいでしょう。大学では、たくさんの学生がいるため、自分の情報を正しく連絡しなければなりません。

忌引き休暇を取得した後に、欠席届を提出しなければならないのですが、ゼミや講義を欠席する前に連絡するのは、マナーのひとつでもありますので、注意してください。

大学に送るメールの例文

それでは、担当教授に送る忌引きメールの例文を以下に紹介します。

【件名】ゼミ欠席のご連絡
【本文】
○○教授
○○大学○○学部○○学科○年○組
学籍番号:123456 △△△△(氏名)
平成○年○月○日

○○教授のゼミを受けております、△△と申します。
今朝ほど、祖父が亡くなりましたため、急遽○月○日○時限目のゼミの授業を欠席させていただきたく、ご連絡させていただきました。
失礼とは存じますが、取り急ぎメールにてご連絡させていただきます。
後日、改めて欠席届を提出させていただきます。
大変恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

上司

忌引き休暇を取得しなければならないときには、まずは上司に連絡をします。できれば口頭で連絡するのが一番ですが、時間帯の関係もありますので、まずはメールで一報入れておくことが先決でしょう。忌引きで会社を休む必要がある際には、時間に追われている状況でもあるため、端的にメールで内容を伝えるようにします。

忌引きで会社を休む際に、伝えなければならない情報は、誰が亡くなったのか、亡くなった日時と時間、故人と自分との関係、自分は喪主かどうか、お通夜と葬儀について(日時・会場名・住所・会場連絡先・喪主)についてです。

次のページ:忌引きメールの返信方法

初回公開日:2017年12月19日

記載されている内容は2017年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests