ビジネスメールでの締めの言葉は?ポイントや例文も併せて紹介
更新日:2024年09月29日
「ビジネスメールの締めの言葉って何?定型文があるの?」
「締めの言葉って必要なの?」
ビジネスメールを送る際に、締めの言葉に困ってしまったということはないでしょうか。
本記事ではビジネスメールの締め方のポイントやビジネスメールを送る際に知っておきたいこと、締めの言葉の例をまとめています。この記事を読むことで、適切な締めの言葉が分かるようになるでしょう。
ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
締めの文が必要な理由とは
ビジネスメールでは、まず氏名を書いて誰からのメールであるか、用件などを分かりやすくするといったような基本的なマナーがあります。締めの言葉もまた、ビジネスメールの挨拶文として記載しなければなりません。
どうしてビジネスメールに締めの言葉が必要なのか、それは最後にメールに記載した用件をまとめることで相手が確実に行動してくれるように促すこと、ビジネスメールであっても締めの挨拶をすることで丁寧な印象を与え、失礼にならないようにするためです。
ビジネスメールの上手な締め方のポイント
ここからは、ビジネスメールの上手な締め方のポイントを紹介していきます。
ビジネスメールに基本的なマナーがあるように、ビジネスメールの締めの言葉にもポイントがあることに注意してください。
締め方のポイントをしっかり押さえた締めの言葉でなければ、締めの挨拶でビジネスメール全体の印象を悪くしてしまう可能性もあります。そのくらい、締めの言葉は大切です。
ビジネスメールを送る際には、以下の上手な締め方のポイントを押さえた締めの言葉を送るようにしましょう。
送る相手に合わせた言葉選び
ビジネスメールで上手な締め方をするには、締めの言葉を送る相手に合わせて選ぶこと、相手に合わせた言葉遣いで記すことがポイントです。
ビジネスメールとなるといきなりかしこまった言葉遣いをしてしまったり、普段使わないような言葉選びをしてしまったりすることがあります。送る相手が上司や上の立場の人であるならば、丁寧な言葉を選ぶこと自体は間違っていません。
しかし同僚や親しく付き合っている人に送る際は、ビジネスメールとはいえ相手との親しみを感じさせる言葉遣いをした方が良いでしょう。そうでなければ違和感を与え、「定型文を送ってきた」と相手に思われる可能性もあります。
クッション言葉を用いる
ビジネスメールの締めの言葉ではクッション言葉(ビジネス枕詞)を用いて、相手に丁寧な印象を与えるように気をつけることがポイントです。
たとえば「お願いします」とだけ書くよりも、「お忙しいことと思いますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます」とした方が丁寧な印象を受けるのではないでしょうか。書いている内容自体は変わらないですが、クッション言葉があるかないかで受ける印象はかなり変わってきます。
とくにビジネスメールで何かお願いごとをする際は、締めの言葉にクッション言葉を用いるようにしましょう。
季節を考慮する
相手との関係性にもよりますが、ビジネスメールの締めの言葉では季節を考慮することもポイントです。
たとえば寒い時期であれば「寒い日が続いていますが、お体ご自愛ください」といった言葉をつけ加えたり、年末の時期であれば「今年は大変お世話になりました。良いお年をお迎えください」といった季節に配慮した言葉を加えると良いでしょう。
ビジネスメールに季節を考慮した言葉をつけ加えることで、相手のことを気遣っていることや丁寧な印象を与えられるでしょう。
文頭と文末のバランスを考える
ビジネスメールでは文頭から文末まで通して読み返してみて、文頭と文末のバランスを考えた文章にすることがポイントです。
ビジネスメールは丁寧に書くものですが、丁寧さにも程度があるためです。たとえば「ありがとうございます」と「誠にありがとうございます」では後者の方が丁寧な印象を受けます。
読み直している時にチグハグな印象を受けた場合は、文頭の部分の丁寧さの程度と文末の丁寧さの程度のバランスが良くない可能性があります。
ビジネスメールの締めで知っておきたいこと
ビジネスメールで締めの言葉を記す際は、他にも気をつけるべき点があります。ここではビジネスメールの締めで知っておくと良いことを紹介します。
ビジネスメールでは使わない方が良い言葉や、ビジネスメールを送る相手との関係性によっては使っても構わないことがあります。締めの言葉を考える際は、こちらも参考にしてみてください。
「取り急ぎ」はあまり使わない
初回公開日:2023年05月23日
記載されている内容は2023年05月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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