ビジネスメールでの締めの言葉は?ポイントや例文も併せて紹介
更新日:2024年09月29日
例
- そろそろ桜の季節となりましたがまだまだ寒暖定まらぬ時期ですので、くれぐれもご自愛ください
- 新年度を迎えお忙しいことと存じますが、どうぞよろしくお願い申し上げます
- 暑さ厳しき折、お体にお気をつけください
- 残暑はまだまだ続くようですので、どうかご自愛ください
- 寒さが厳しくなってまいりました。くれぐれもご自愛ください
- 本年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます
謝罪の時の締めの言葉
謝罪の時はとくに企業の対応力が問われるため、ビジネスメールでも慎重に締めの言葉を記すようにしましょう。謝罪の仕方次第では、問題を起こしていたとしても相手の信頼をある程度取り戻せる可能性があります。
まずはしっかりと謝罪をすることが大切です。その上で、「この度は大変なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」や「重ね重ねお詫び申し上げます」といったように締めの言葉としてもお詫びをしましょう。
何か失敗して謝罪する時はスピードも大切です。直接お詫びするのが一番ですが、難しい場合はそのことも記し、まずはメールで謝罪しましょう。
例
- この度は大変なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした
- 謹んでお詫び申し上げます
- 重ね重ねお詫び申し上げます
- こちらの対応に不備があり、ご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございません。深く反省しております
コロナ禍を気遣う際の締めの言葉
近年はコロナウイルス(COVID-19)が猛威をふるっています。コロナウイルスに対する関心が高いことを考え、コロナ禍を気遣う締めの言葉を使うと画一的な締めの言葉になりにくいでしょう。
コロナ禍を気遣う際の締めの言葉を使う際には、コロナウイルスの状況や影響について記すことと共に相手の健康を気遣う一文を入れることがポイントです。
「健康をお祈り申し上げます」や「ご自愛ください」といった言葉が定番でしょう。「(コロナを乗り越えるために)共に頑張りましょう」という言葉も締めの言葉として使えます。
例
- コロナウイルスという未曽有の災禍により、多大な影響を受けておられることと存じます。どうぞご自愛ください
- まだまだコロナウイルスに気をつけなければならない時期が続いています。〇〇様、並びにご家族様の健康をお祈り申し上げます
ビジネスメールの締めの言葉の言い換え例
ビジネスメールで締めの言葉をより丁寧にするために、言い換えることがあります。
汎用性の高い締めの言葉である「よろしくお願いします」という言葉も、より丁寧にするならば「よろしくお願いいたします」と言い換えられます。また「よろしくお願い申し上げます」とすれば、さらに丁寧な言い換えになります。
何かを頼んだ際の締めの言葉として、「ご確認くださいますようよろしくお願いします」を「ご確認くださいますと幸いです」といったような言い換えもできるでしょう。
例
- よろしくお願いいたします→よろしくお願い申し上げます
- ご返事いただけますようよろしくお願いします→ご返事いただけますと幸いです
- 引き続きよろしくお願いいたします→今後ともよろしくお願い申し上げます
ビジネスメールで使える英語の締めの言葉
企業のグローバル化が進む中で、英語の重要性も増してきています。外国人の取引相手に英語のビジネスメールを書く機会がある、という人も多いでしょう。
英語でビジネスメールを書く際にも、結びや締めの言葉があるということをご存じでしょうか。そこで、ここからはビジネスメールで使える英語の締めの言葉を紹介します。
英語での締めの言葉は少し言葉を付け足すだけでニュアンスが変わることがあるため、相手との関係性を考えて相手に合った言葉を選んでみましょう。
Many thanks,(誠にありがとうございます)
「Many thanks」はありがとうのThanksを言い換えた言葉で、意味合いとしてはThanksよりも丁寧なニュアンスで誠にありがとうございます、となります。
英語でのビジネスメールで相手に何かお願いした場合は、Thanksを用いることが多いようです。「Many thanks」以外には「Sincerest thanks(心から感謝しています)」や「Thanks again(改めて、ありがとうございます)」といった言葉も使えるでしょう。
何度もやりとりしていて気心の知れている相手や、社内の人向けの締めの言葉です。
Best wishes,(幸運を祈ります)
「Best wishes」は幸運を祈りますという意味で、日本語にすると「ご多幸をお祈りします」といった言葉に近いでしょう。ビジネスメールでよくやりとりする相手、よく知っている相手に使う締めの言葉です。
また、Best wishesを「Best,」と書くこともできます。この場合はよりカジュアルな印象を与えるため、同僚や仲の良い人に使うようにしましょう。逆に言えば、上司や取引先といった立場が上の人に使うには向いていない締めの言葉でもあります。
初回公開日:2023年05月23日
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