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ビジネスメールでの締めの言葉は?ポイントや例文も併せて紹介

更新日:2024年04月17日

ビジネスメールの最後は、どのような言葉で締めていますか。さまざまな状況に応じた適切な締めの言葉を使えば、相手に好印象を与えることが可能です。本記事では、ビジネスメールの上手な締め方や具体例についてまとめました。ぜひ、本記事を参考にしてください。

ビジネスメールの本文や締めの言葉に「取り急ぎ」という言葉はあまり使わないようにしましょう。

「取り急ぎ」にはもっと丁寧にしなければならないところをすみませんという意味が含まれています。しかし相手によっては忙しいから配慮して欲しいと求められている、と受け取られてしまう可能性があります。

取り急ぎを使う場合は「略儀ながらお礼申し上げます」といったように、他の言葉に言い換えると良いでしょう。

ビジネスメールであっても「追伸」は可能

基本的に、ビジネスメールで「追伸」を使うことはおすすめできません。しかしビジネスメールを同僚のような親しい人に送る場合や、相手への気遣いを伝えたい場合は使用可能です。

ただし、追伸を本文のように長々と記してしまってはいけません。ビジネスメールで追伸を書く際は、2~3行程度にまとめて簡潔に書くことがポイントです。「この件が終わったらまた食事に行きましょう」といったように、短い文章で記しましょう。

ビジネスメールであっても追伸は可能ですが、親しい関係性にあるかどうかや追伸の長さには気をつけましょう。

ビジネスメールを活用するコツ

ビジネスメールを上手く活用すれば、仕事をよりスムーズに進めていくことが可能です。以下のポイントを意識して、ビジネスメールを書いてみましょう。

まずビジネスメールを後回しにされないためにも、具体的な件名で相手の注意を引きましょう。冒頭での挨拶を終えたら、すぐに結論に入ることで相手にメールの内容を簡潔に伝えられます。

もし文章だけでは伝わりにくい場合は、箇条書きを使って分かりやすく説明しましょう。箇条書きは、とくに内容が長くなってしまう場合に有効です。最後に締めの言葉を記したら、ざっとメールを見返して適切に改行をはさみ、読みやすくしてください。

急ぎの内容や重要な内容のビジネスメールであれば、送信後に電話して相手にきちんと送信されたか確認しましょう。

  • 件名は具体的に書く
  • 本文はまず結論から書く
  • メールでしっかり改行し空白を使って読みやすくする
  • 箇条書きを使う
  • 急ぎや大切な要件がある場合はメール後すぐに電話する

ビジネスメールで使える締めの言葉の例

それでは実際にビジネスメールでどのような締めの言葉を使えばいいのか、いくつか締めの言葉の例を紹介していきます。

もしビジネスメールを書いているけれど上手い締めの言葉が見つからない、上手く締めの挨拶ができないような場合は、これらの例を参考にしてみてください。その際には相手の関係性に合わせた締めの言葉、今の状況や季節に合わせた言葉を選ぶことがポイントです。

汎用性が高い締めの言葉

もっとも汎用性の高いビジネスメールの締めの言葉は、「よろしくお願いします」でしょう。大抵どのような場面でも使って違和感のない締めの言葉ですし、挨拶として使った場合も問題ありません。

「よろしくお願いします」をもっと丁寧に伝えたい場合には、「よろしくお願いいたします」や「よろしくお願い申し上げます」と言い換えることもできます。相手との関係性によって使い分けることが大切です。

また、これからも付き合う相手に送る場合は「引き続きご協力を賜りますよう」という言葉を付け足すと良いでしょう。

  • よろしくお願いします
  • よろしくお願いいたします
  • よろしくお願い申し上げます
  • 引き続きご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます

依頼する時の締めの言葉

ビジネスメールでは相手に何かをお願いすること、依頼することも多いものです。何かを依頼する時は、何を依頼したのかによって締めの言葉を変えることがポイントです。

たとえばこちらで何か行事をする際に相手を招待する場合、「(参加を)ご検討くださいますようお願い申し上げます」と記します。もう少し丁寧にしたいのであれば、「ご都合がよろしければ、ぜひご参加くださいますようよろしくお願いします」とすれば良いでしょう。

相手に何かしてもらいたい、という時には「ご協力賜りますようお願い申し上げます」が使えます。

  • ご検討くださいますようお願い申し上げます
  • ご検討いただけますと幸いです
  • ご都合がよろしければ、ぜひご参加くださいますようよろしくお願いします
  • ご協力賜りますようお願い申し上げます

時候の挨拶を入れた締めの言葉

時候の挨拶を入れた締めの言葉を使う際は、現在の季節にしっかり合う言葉を使うことがポイントです。とくに暦と季節のズレには気をつけて使いましょう。

たとえば「立春」は暦の上では春ですが、カレンダーでは2月上旬あたりの時期になります。体感的にはまだ春とは言えない時期でしょう。同じように「立冬」は11月上旬あたりです。

もし不安な場合は二十四節気を使わず、新年度や年末のタイミング、暑さや寒さといった言葉を締めの言葉として使いましょう。

次のページ:ビジネスメールの締めの言葉の言い換え例

初回公開日:2023年05月23日

記載されている内容は2023年05月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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