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食事の左手のマナーと基本マナー・悪い人への対策|洋食・和食

更新日:2024年04月17日

フォーマルな場で食事をする際、マナーが分からず困ってしまった経験がある方もいらっしゃると予想できます。このページでは、「食事のマナー」をテーマにして、和食・洋食の基本的な食事のマナーについてまとめているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

マナーを守ってきれいに食べよう!食事のマナー・作法

社会人としてさまざまな人と関わっていると、時には一緒に食事をすることになるケースもあります。食事をする上では、楽しくそして美味しく食べることが大切だと言えますが、マナーや作法、礼儀などを守ることも重要です。マナーにとらわれて、硬くなってしまったり、食事の味が分からなくなったりしてしまっては本末転倒ですが、食べ方や作法などは、意外と食事をする相手に見られているものです。そのため、食べ方が汚かったり、マナーや作法を守ることができていなかったりすると、相手から嫌われてしまったり、恥をかいたりしてしまう危険性もあります。

そこで今回は、社会人なら覚えておきたい「食事のマナー」をテーマにして、食事のマナーの基本についてご紹介していきます。

食事の左手のマナー

フォーマルな場などで食事をする際、多くの人が頭を悩ませるのが、利き手と反対の手のマナーだと予想できます。右利きの人は、右手で箸やフォークなどを持つため、左手が空きます。反対に左手が利き腕の方は、左手で箸などを持つので、右手が空きます。食事の際、利き腕と反対の空いている手は、どのようにするのがマナーなのか、見ていきましょう。

食事をする際の左手のマナー【1】:日本の場合

食事のマナーは、国や文化によっても正解・不正解が異なります。食事の際の、利き腕と反対の手のマナーに関しても同様です。食事の際の空いている手のマナーは、国や文化別に見ていく必要があります。

まずは、日本で食事をする場合の左手のマナーですが、一般的に日本では、空いている方の手は、テーブルの上に置くか、食器に添えるのがマナーとなっています。洋食のマナーは、一般的に大きく分けて2通りあると言われています。

1つ目が、「大陸式」と呼ばれる種類で、2つ目が「アメリカ式」と呼ばれる種類です。日本の場合は、前者である「大陸式」をマナーの基準にしているため、利き腕でない方の空いている手は、食事の際にテーブルの上に置く、もしくは皿や食器に添えるのがマナーとなっていると言われています。

食事をする際の左手のマナー【2】:アメリカの場合

上記では洋食のマナーは大きく分けて2種類ある旨をご紹介しました。日本は、「大陸式」と呼ばれているマナーを食事のマナーの基準としているため、フォークなどのカトラリーを握っていない方の空いている手は、テーブルの上に置くか食器に添えるのがマナーとなっています。

しかし、「大陸式」とは別の作法である「アメリカ式」と呼ばれるマナーの場合は、左手のマナーも異なっています。「アメリカ式」の作法では、利き腕とは反対の空いている手は、テーブルの下に置くのがマナーとされています。ナイフを使う場合、右利きの方であれば左手にフォーク・右手にナイフを持つ形になりますが、それ以外の時は左手はテーブルの下に置いて食事をするのが一般的です。

食事の基本マナー

上記では、食事の際の利き腕と反対の空いている方の手に関するマナーをご紹介しました。しかし、空いている手のマナー以外にも、食事の際に注意するべき点は、たくさんあります。

そこで続いては、基本的な食事のマナーについて、いくつかご紹介していきます。

食事の基本マナー【1】:口の中いっぱいに食べ物を詰め込まない

上記でも触れましたが、一言で「食事のマナー」と言っても、国や文化によってその内容や基準は大きく異なります。しかし、和食・洋食どちらの場合にも共通して言えるマナーが、「口の中いっぱいに食べ物を詰め込まない」ということです。

シェフなどから口いっぱいに頬張るよう勧められたり、口の中いっぱいに詰め込んで食べることを想定した料理の場合は例外ですが、基本的には口の中いっぱいに食べ物を頬張ってしまうと、相手との会話がしづらくなりますし、見た目にも不快に感じる方もいらっしゃると予想できます。また、料理を味わって食べていないと受け取る方もおり、料理を作った人に対しても失礼だと思われてしまう可能性があります。

食事の基本マナー【2】:噛む音を立てないようにする

こちらも、和食・洋食どちらにも当てはまるマナーですが、基本的に食べ物を口に入れたら、なるべく噛む音を立てないように食べるようにしましょう。もちろん、野菜などの固い食材の場合は、ポリポリと噛む音が立ってしまうことがあっても、仕方がないと言えるでしょう。しかし、ご飯やお肉などの柔らかい食材などは、なるべくくちゃくちゃと音を立てないで食べるのがマナーとなっています。食べ物を噛む音は、場合によっては食事を一緒にしている相手を不快にさせる可能性があるためです。

とはいえ、和食の場合は、例外も存在します。例えば、蕎麦やうどん、味噌汁などは、食べたり飲んだりする際に、すする音を立ててもマナー違反にはなりません。しかし、なるべくすする音は小さくするよう、心掛けることが大切です。

洋食の場合の食事マナー

上記では、和食・洋食に共通している、基本的な食事のマナーについてご紹介しました。続いては、特に洋食の際に気を付けたい食事のマナーについてご紹介していきます。洋食に慣れていない方や、洋食のマナーに自信がない方は、ぜひ参考にしてみてください。

洋食のマナーとして、頭を悩ませる方が多いのが、カトラリーを使う順番だと予想できます。フォークやナイフなども含まれる「カトラリー」ですが、コース料理の場合はテーブルにさまざまなカトラリーが並べられるため、どの順番で使用すれば良いか、迷ってしまう方も少なくないでしょう。

結論から言うと、コース料理のカトラリーは、外側のものから使用するのがマナーとなっています。自分から見て外側にあるものから使用していき、最も奥に置かれているものがデザート用となっているケースがほとんどです。ですから、コース料理などでカトラリーが複数並んでいる場合は、外側から順に使っていくと覚えておきましょう。

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初回公開日:2017年11月12日

記載されている内容は2017年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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