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「早々に」の意味|例文3つ・使う相手別4パターン|類義語5つ

更新日:2024年01月08日

ビジネスシーンでもよく目にする言葉の1つが「早々に」という言葉です。迅速に連絡や対応をしてくれた際に使用する言葉ですが、正しい意味や使い方を理解していない人が多い傾向にあります。今回は「早々に」の正しい意味や使い方を例文を交えてくわしくご紹介いたします。

「早々に」とは

「早々に」にとは敬語表現の1つで、ビジネスメールなどでもよく見かける言葉です。しかし、「早々に」という敬語表現を間違った意味で使用している方も多い傾向にあります。

敬語表現の中には、相手を敬う「尊敬語」、自分をへりくだる「謙譲語」、丁寧な表現をする「丁寧語」があります。「早々に」という言葉はどの表現方法にあてはめて使用するのがいいのでしょうか。

まずは「早々に」の正しい意味について見ていきましょう。

意味

「早々に(そうそうに)」とは、始めの方に、早めにという意味があります。

たとえば、会社で上司に仕事の依頼があり、なるべく早く仕上げるように指示されたとします。その際に「早々に対応します」と応答します。

「早々に対応する」とは、できる限り早く仕事にとりかかる仕上げるように努力しますという意味が込められています。

早々にの使用方法

「早々に」という言葉は、早い段階で何かに対応する際や時間軸で早い時期に何かをする際に使用する言葉です。

「早々に」という言葉は丁寧な表現の1つですが、この言葉を使用する相手や場面に留意する必要のある言葉でもあります。

「早々に」は伝える相手を間違えたり、伝え方を間違うと失礼にあたります。ビジネスシーンなどで間違った言葉の使い方をしないようしっかり例文を覚えておきましょう。

「早々に」を使用した例文3つ

「早々に」という言葉を使用した例文がいくつかあります。ビジネスシーンなどで使用するフレーズが多い傾向にありますが、この言葉を使用する場合には注意が必要です。

「早々に」とは、謙譲語として使用することの多い言葉です。そのため、自分をへりくだった表現をする場合は問題ありません。

「早々に」に使った例文をしっかり読み解きながら、正しい意味や使い方を理解していきましょう。

例文1:早々に対応する

「早々に」という言葉でもっとも使用頻度の高いフレーズが、「早々に対応します」です。「早々に対応します」という文章は、「早めに対応します」という意味を自分がへりくだって表現した文章です。

たとえば、上司に「急な案件が入ったのでこの企画を今日中に進めてほしい」と依頼がありました。その場合、依頼された部下は「早々に対応します」と応答します。

例文2:新年早々に

「新年」とは、新しく迎える年、お正月という意味があります。「新年早々に」とは、お正月中もしくはお正月からまだ日が経っていないタイミングでという意味があります。

たとえば、1月10日から出社しましたが急な出張依頼があったとします。その際は、会社の同僚などと話す際に「新年早々に○○へ出張となった」のように使用します。

また他の月でも「2月早々に」などの表現もすることができます。

例文3:早々にありがとうございます

ビジネスシーンでは取引先や他部署に対して何かを依頼する場合があります。何かを依頼した場合は、相手からの返信や対応はできる限り早いことを期待しています。

自分が何かを依頼してから早い段階で相手から返信がきた場合に、「早々にご対応いただきありがとうございます」というフレーズを使用します。

相手に何かを依頼した場合は常に感謝の気持ちを丁寧に伝えることが重要です。

「早々に」を使用する相手

「早々に」という言葉は敬語表現の1つで、「早めに」という意味があります。しかし、「早々に」は使い方を間違えると相手に不快な気持ちを抱かせしまう場合があります。

では「早々に」という言葉を使用する際に、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

部下

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初回公開日:2018年03月09日

記載されている内容は2018年03月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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