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お勤めご苦労様ですの意味|敬語での使い方・年上の人に使うのはOK?

更新日:2022年06月18日

「お勤めご苦労様です」や「お疲れ様です」という言葉を何となく使っていませんか?目上の人には「お疲れ様」はOKで「お勤めご苦労様です」はNGと知っている人は多いですが、そのようなルールは、実は歴史の浅い日本語だと知っていましたか?意外な背景をご紹介します。

「お勤めご苦労様です」の意味

社会人として働くようになると「お勤めご苦労様です」というフレーズを耳にすることもあると思います。しかし、家庭、学校、友人同士などでは使わない言葉なので、正直深い意味はわからない人もいるのではないでしょうか?この言葉の持つ意味や特徴などを調べていきます。

「お勤め」とは?

「お勤め」は「勤め」の丁寧表現ですが、辞書で意味を調べてみると、①当然しなければならない事、任務、義務。「国民の務め」②雇われて働くこと、またそこでの仕事、勤務。「勤めに出る」などの説明が出てきました。大きく分けて、一定の役割を果たす「務め」の意味合いと、仕事や労働を表す意味合いがあるようです。

「ご苦労様」とは?

「ご苦労様」は辞書だと、苦労や頑張りなどを労う表現であり、通常は目上の人には言わない。と書かれています。さらに丁寧表現を取った「苦労」は辞書では、つらい目にあいながら努力すること、苦しい思いをすること。とあります。

「お勤めご苦労様です」の意味

役割や仕事などを大変な思いをしながらよくやりましたね。という意味が込められている言葉です。現代では「お疲れ様です」と同じような意味合いで使われ、すれ違ったとき、退社するときに挨拶として使われることが多くなっています。

敬語ではどのように使う?

敬語は相手に対して敬意を表したいときに使います。敬語には丁寧語、尊敬語、謙譲語と3種類の表現方法があり、完璧に使いこなしている人はあまり多くないかもしれません。ちなみに、敬語という概念は他の国では珍しいので、外国人には中々理解しがたいようです。

そして「お勤めご苦労様です」の場合は、丁寧表現を取ると「勤めは苦労だったな」あたりが少々無理がありますが考えられる表現で、少し丁寧にすると「お勤めご苦労」、もっと丁寧にすると「お勤めご苦労様です」となっていきます。さらに敬意を表したい時は「お勤めご苦労様です」「お勤めご苦労様でございます」などと言うようにしましょう。

「お勤めご苦労様です」は目上へもOK?

先ほどの、敬意を表したい時の「お勤めご苦労様です」という言い方ですが、一般的には、目上の人への言葉としてはNGとされています。もちろん目上の人が目下の人に対して使うのはOKです。会社に入ったときに、以下のような教えを受けた方はいませんか?

目上でも目下でも社内の人には「お疲れ様です」
目上から目下の場合のみ「お勤めご苦労様です」もあり

しかし、この点について、複数の見解に分かれているのです。

目上の人へ使うのはNG説

現代では一般的な見解です。そもそも日本では昔から、目下の人から目上の人へ、労う言葉をかけるのは評価するようで良くないとされてきました。そこで「お勤めご苦労様です」は相手を労っているので目上の人には使ってはいけないとなりました。

さらに「お勤めご苦労様です」には「頑張ったね」という上から目線のニュアンスが含まれています。そこで、代わりに「お疲れ様です」を使うことになりました。

マナー研修でマニュアル化された

社員やアルバイトなども含め、ビジネスマナー研修などを行う企業が多くなり、研修がマニュアル化されるようになりました。

研修では「お勤めご苦労様です」は部下へのねぎらいの言葉と教えられるようになり、目上の人へは「お疲れ様です」を使おうと教えられるようになりました。そして「お勤めご苦労様です」は目上の人へは失礼だという考えが広まっていきました。

時代劇の影響で広まった?

次のページ:そもそも「お疲れ様です」は目上に使って良い?

初回公開日:2017年08月29日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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