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お勤めご苦労様ですの意味|敬語での使い方・年上の人に使うのはOK?

初回公開日:2017年08月29日

更新日:2020年03月05日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「お勤めご苦労様です」や「お疲れ様です」という言葉を何となく使っていませんか?目上の人には「お疲れ様」はOKで「お勤めご苦労様です」はNGと知っている人は多いですが、そのようなルールは、実は歴史の浅い日本語だと知っていましたか?意外な背景をご紹介します。

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「お勤めご苦労様です」の意味

社会人として働くようになると「お勤めご苦労様です」というフレーズを耳にすることもあると思います。しかし、家庭、学校、友人同士などでは使わない言葉なので、正直深い意味はわからない人もいるのではないでしょうか?この言葉の持つ意味や特徴などを調べていきます。

「お勤め」とは?

「お勤め」は「勤め」の丁寧表現ですが、辞書で意味を調べてみると、①当然しなければならない事、任務、義務。「国民の務め」②雇われて働くこと、またそこでの仕事、勤務。「勤めに出る」などの説明が出てきました。大きく分けて、一定の役割を果たす「務め」の意味合いと、仕事や労働を表す意味合いがあるようです。

「ご苦労様」とは?

「ご苦労様」は辞書だと、苦労や頑張りなどを労う表現であり、通常は目上の人には言わない。と書かれています。さらに丁寧表現を取った「苦労」は辞書では、つらい目にあいながら努力すること、苦しい思いをすること。とあります。

「お勤めご苦労様です」の意味

役割や仕事などを大変な思いをしながらよくやりましたね。という意味が込められている言葉です。現代では「お疲れ様です」と同じような意味合いで使われ、すれ違ったとき、退社するときに挨拶として使われることが多くなっています。

敬語ではどのように使う?

敬語は相手に対して敬意を表したいときに使います。敬語には丁寧語、尊敬語、謙譲語と3種類の表現方法があり、完璧に使いこなしている人はあまり多くないかもしれません。ちなみに、敬語という概念は他の国では珍しいので、外国人には中々理解しがたいようです。

そして「お勤めご苦労様です」の場合は、丁寧表現を取ると「勤めは苦労だったな」あたりが少々無理がありますが考えられる表現で、少し丁寧にすると「お勤めご苦労」、もっと丁寧にすると「お勤めご苦労様です」となっていきます。さらに敬意を表したい時は「お勤めご苦労様です」「お勤めご苦労様でございます」などと言うようにしましょう。

「お勤めご苦労様です」は目上へもOK?

先ほどの、敬意を表したい時の「お勤めご苦労様です」という言い方ですが、一般的には、目上の人への言葉としてはNGとされています。もちろん目上の人が目下の人に対して使うのはOKです。会社に入ったときに、以下のような教えを受けた方はいませんか?

目上でも目下でも社内の人には「お疲れ様です」
目上から目下の場合のみ「お勤めご苦労様です」もあり

しかし、この点について、複数の見解に分かれているのです。

目上の人へ使うのはNG説

現代では一般的な見解です。そもそも日本では昔から、目下の人から目上の人へ、労う言葉をかけるのは評価するようで良くないとされてきました。そこで「お勤めご苦労様です」は相手を労っているので目上の人には使ってはいけないとなりました。

さらに「お勤めご苦労様です」には「頑張ったね」という上から目線のニュアンスが含まれています。そこで、代わりに「お疲れ様です」を使うことになりました。

マナー研修でマニュアル化された

社員やアルバイトなども含め、ビジネスマナー研修などを行う企業が多くなり、研修がマニュアル化されるようになりました。

研修では「お勤めご苦労様です」は部下へのねぎらいの言葉と教えられるようになり、目上の人へは「お疲れ様です」を使おうと教えられるようになりました。そして「お勤めご苦労様です」は目上の人へは失礼だという考えが広まっていきました。

時代劇の影響で広まった?

「お疲れ様です」は目上へ、「お勤めご苦労様です」は目下へ、という使い分けが、ここまで広く普及したのには、企業の研修がマニュアル化したこと以外にも理由があります。時代劇でお殿様が「ご苦労であった」と家臣に対して言っているシーンを見たことがありませんか?これにより、偉い人が使う言葉だという認識が広まったようです。

しかし、これもまたテレビ上の表現とする説があります。江戸時代、お殿様から家臣へは「大儀であった」という言葉が使われていたそうです。年配の方の中には、「大儀でしたね」などと使う方もいます。「大儀」という言葉は明治時代に消えていってしまい、代わりに使われるようになったのが「ご苦労」です。

問題ないとする説

そもそも「ご苦労様」という言葉には、今でこそ「頑張ったね」というような上から目線のニュアンスがあるとされていますが、昔は身分に関係なく使われていた言葉だという意見もあります。

その根拠は、江戸時代の浄瑠璃や歌舞伎の世界では、「ご苦労」というセリフを言っているのは主に目下の人だったからです。ちなみに、現在の労わる意味での「ご苦労様」とは使われておらず、違う意味合いで使われていました。

そもそも「お疲れ様です」は目上に使って良い?

「お勤めご苦労様です」だけでなく「お疲れ様です」までもが、目上の人には失礼にあたるという見解もあります。これはどういう意味なのでしょうか。

世代によって感じ方が違う

日本では昔から、目下の人が目上の人を労うのは失礼に当たるとされてきました。「お勤めご苦労様です」のほうが上から目線のニュアンスが強いので、「お疲れ様です」を目上の人には使おうと最近では教えられていますが、「お疲れ様です」だってじゅうぶん労っている言葉だから失礼だ、という見解です。

これは50代、60代の人は共感する人が多く、20代、30代の人にはピンとこない意見のようです。人を労うというのは、力がある者でないと出来ない行為です。それを、あまりにも若い人からされると気になるようです。

言葉は変化していくもの

最近では、「お勤めご苦労様です」と「お疲れ様です」の使い分けは一般的になってきましたが、やはり、そのような使い分けがなかった時代を知る年配の方にとっては違和感を感じるのも無理はありません。

言葉は時代に応じて変化していくものなので、変化の過程でジェネレーションギャップが生まれるものですが、正しい日本語を使おうと思って言った「お疲れ様です」が相手を不愉快にさせていたら悲しいですよね。

50代以上の方へ「お疲れ様です」を使うときは、状況に応じて注意する必要があります。「今日はありがとうございました」など別の言葉を使えないか考えてみましょう。

「お勤めご苦労様です」への返し方

感謝の気持ちを伝える

基本的には「お勤めご苦労様です」は、目上の人から言われる言葉なので、労ってもらった感謝を伝えると良いでしょう。例えば「いつも、お勤めご苦労様です」と言われたら、「ありがとうございます。今後ともご指導お願いします」などです。

しかし、すれ違いざま、退社時に挨拶として「お勤めご苦労様です」と声をかけてもらったときは「明日もよろしくお願いします」などと言えば自然です。しかし、挨拶として日常的に言われているような場合は「お疲れ様です」と返す方が相手にとっても負担にならない場合もあります。

会社の風習に馴染むように

何事も丁寧にすれば良いというものではありません。周りが簡単な挨拶を返している中で、自分だけ仰々しい返答をしていたら、相手を驚かせてしまうかもしれません。自分の所属する周りの環境を見て、先輩に倣うなどして会社の風習に馴染むようにしましょう。

気持ちの良い言葉遣いをしていこう!

「お勤めご苦労様です」という言葉について詳しくご紹介しました。「お勤めご苦労様です」だけではなく「お疲れ様です」という言葉についても意外と知らないことがあったのではないでしょうか?言葉は時代とともに変化するものですし、自分の所属する環境に合わせて使うことが大事です。

いずれにせよ、失礼のないように配慮して、相手を思いやる心をもち、気持ちの良い言葉遣いをしていきましょう。

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