フリーランスのWebエンジニアの実情とは？案件の種類や年収についても解説
更新日：2023年11月21日
フリーランスWebエンジニアの需要はあるのか？
Webエンジニアとして働いている人の中には、将来フリーランスとして独立したいと考えている人もいるでしょう。しかし独立した場合、需要があるのかどうか不安に考えているという人も多いのではないでしょうか。
結論から述べると、フリーランスのWebエンジニアは需要が高いと言えます。Web系の案件はフリーランス案件の中でも数が多いため、需要は安定していると言えるでしょう。
Webエンジニアのフリーランスと会社員の違い
Webエンジニアとして独立を検討する場合、会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの年収などの違いについて知っておきたいという人は多いでしょう。
フリーランスは会社員と違って毎月決まった報酬を獲得できるわけではありませんが、会社員と比較すると年収では高くなる傾向があります。
ここでは、Webエンジニアのフリーランスと会社員の違いについて解説します。
フリーランスの場合
フリーランスのWebエンジニアの月額単価は70万円ほどとなっています。年収に換算するとフリーランスWebエンジニアの年収は840万円ほどになるでしょう。
フリーランスのWebエンジニアと会社員のWebエンジニアでは仕事内容自体に大きな違いはありませんが、フリーランスの場合は案件ごとにあらかじめ決められた範囲の業務を行うことになります。
また、案件によってはデザインやSEOなどWebエンジニアの担当範囲外の領域も対応するケースがあるでしょう。
会社員の場合
会社員のWebエンジニアの年収は600万円ほどとなっています。フリーランスのWebエンジニアと比較すると、フリーランスの方が年収は高くなる傾向があると言えるでしょう。
Webエンジニアの主な仕事は、Webデザイナーが作成したデザインに沿ってコーディングを行い、WebサイトやWebサービスを構築することです。業務範囲としては実装やテスト、保守対応などでしょう。
フリーランスWebエンジニアとして働くメリット
フリーランスのWebエンジニアとして働くことにはさまざまなメリットがあります。独立を検討するのであれば、具体的にどのようなメリットがあるのか把握しておくとよいでしょう。
ここでは、フリーランスWebエンジニアとして働くメリットを紹介します。
- 場所を選ばない
- 自分でスケジュールを組める
- 人間関係を気にする必要がない
- 時間を有効に利用できる
場所を選ばない
Web系のフリーランス案件はリモートでも対応可能な案件が多く、自分の好きな場所で働けるというメリットがあります。
ミーティングのみ出社が必要な場合もありますが、全く出社の必要がないフルリモート案件もあります。フルリモート案件であれば家賃の安い地方に住んだり、海外に住んだりしながら仕事をすることもできるでしょう。
自分でスケジュールを組める
フリーランスの場合、会社員エンジニアのように会社からの指示で仕事をするわけではなく、自分の裁量で仕事ができます。また、自分の仕事以外の業務をしなければいけなくなるということもありません。
そのため、自分のプライベートな時間をしっかりと確保しながら仕事のスケジュールを組めるというメリットがあります。
人間関係を気にする必要がない
前述のとおり、フリーランスのWebエンジニアの案件はリモートで対応できるものが多く、会社員エンジニアとして働く場合に比べて、人との関わりが少なくなります。
また、フリーランスであれば毎回違うクライアントと仕事をすることになるため、人間関係を気にしなくて良いというメリットがあるでしょう。もちろん最低限のコミュニケーションは発生しますが、会社員のように人間関係のストレスを抱え込むリスクは少ないです。
初回公開日：2022年06月30日
記載されている内容は2022年06月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。