フリーランスエンジニアとしてCOBOL案件は獲得できる?将来性についても解説
更新日:2024年10月18日
COBOL案件はそのほとんどが常駐案件です。業務を行う際にはチームで開発作業を進めていくことになるため、周りのメンバーとも協力する必要があります。
技術面だけを磨くのではなく、協調性も大切にする必要があるでしょう。周りのメンバーと協調し、しっかりとコミュニケーションをとりながら作業をすることで、より正確な仕事ができるようになるでしょう。
必要なスキルを習得する
COBOLに限らずどの言語を扱うフリーランスにも共通することですが、フリーランスエンジニアとして仕事をするために必要なスキルを身につけなければ案件を獲得することはできません。
COBOLの場合、今後は特にオープン系システムで動作するCOBOLのプログラミングスキルが必要になるでしょう。時代によって求められるスキルは変わっていくため、ニーズに応えられるフリーランスエンジニアになれるようにスキルをキャッチアップしていきましょう。
業務に関連する知識を習得する
COBOLがシステム開発に用いられるのは、金融業界や保険業界、行政機関などがほとんどです。そのため、COBOLエンジニアには特に業務に関する専門的な知識が必要になります。
開発者が業界に関する業務知識を持っているかどうかで、成果物の品質も大きく変わってきます。専門的な知識を持ち、実務に活かせるようなフリーランスエンジニアになれれば、単価アップにもつながりやすいでしょう。
COBOLの将来性
COBOLは開発されてから長い年月が経過している言語ということもあり、将来性を懸念する声もあります。フリーランスエンジニアとしてCOBOLを習得する場合、COBOLの将来的な需要を考慮することは非常に重要です。
ここでは、COBOLの将来性について解説していきます。
エンジニアが足りていないため重宝される
COBOLは古い言語ということもあり、扱えるエンジニアの数は少なく、若手も多くはありません。また、COBOLエンジニアが高齢化しつつあることもあり、今後はCOBOLエンジニアの数も減少していくでしょう。
しかし、今後すぐにCOBOLの需要がなくなるわけではないため、COBOLを扱えるエンジニアは重宝されるようになることが予想できます。特に若手のエンジニアは需要が高いでしょう。
大規模案件に使われている
前述のとおり、COBOLは主に金融機関や行政機関、大企業のコアシステムなどの開発に用いられている言語です。このような大規模なシステムを開発することは簡単ではないため、これまで開発に用いられてきたCOBOLから別の言語でリプレースするのも難しいでしょう。
そのため、現在COBOLが用いられている大規模システムは今後もCOBOLでの運用が続くことが予想できます。
コスト面が課題である
一般的にはオープン系のプログラミング言語を使って開発する方が、COBOLを使って開発するよりもコストを削減することができます。
しかし実際にオープン系言語でのリプレースやバージョンアップ、さらにハードウェアの交換などを考慮した場合、COBOLから別の言語に置き換えることもコストがかかります。
このようなコスト面での課題により、現在COBOLで運用しているシステムを別の言語でリプレースしようと考える企業は少ない状態です。
COBOL案件を探す人におすすめのサービス
フリーランスエンジニアとしてCOBOL案件を獲得するためには、COBOL案件を取り扱っているフリーランス向けのサービスを活用するのがおすすめです。
最後に、COBOL案件を探す人におすすめのサービスを紹介していきます。
エンジニアファクトリー
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初回公開日:2022年06月29日
記載されている内容は2022年06月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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