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「お邪魔する」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年03月17日

「お邪魔する」は「お邪魔しました・お邪魔します」などの形でプライベートシーンでも用いられることが多い言葉ですが、ビジネスシーンでも使うことが多いため、ビジネス上でも使える敬語表現を知っておくと役立ちます。「お邪魔する」の敬語表現について説明しています!

「訪ねられる」も「訪ねる」を使った敬語表現で、「られる」が付いていることから、敬語の分類は尊敬語になります。「られる」は尊敬の意を持つ助動詞「らる」を口語形にしたものなので、尊敬語として扱われます。使い方としては「られる」=「らるの口語形」のことを考えると、話し言葉として文面に使用せず、口頭でのみ使用する方が正しい使い方と言えます。

「お邪魔する」の丁寧語

「お邪魔する」の丁寧語には、「お邪魔します・お邪魔しています・お邪魔させてもらいます・お邪魔しました」などがあります。状況によって使う表現が変わってきますが、丁寧語は相手の立場を問わず使える敬語なので、ビジネスシーンでも使うことが頻繁になります。

お邪魔します

「します」は「する」を敬語表現にした言葉なので、「お邪魔します」は丁寧語の分類になります。学生が先生に対して使ったり、クラスメイトの家に遊びに行った子どもが玄関を入る時に使ったりするくらい、よく用いられる「お邪魔する」の敬語表現です。

お邪魔しています

「しています」は、「します」に「いる」を組み合わせた表現です。「いる」は「それが存在する」の意味を表すため、「お邪魔中」のことを示す時に「お邪魔しています」と言います。

お邪魔させてもらいます

「お邪魔させてもらいます」は、「お邪魔」+「させて」+「もらう」+「ます」といった区切りで成り立っています。「させて」は「させていただく」の形になると尊敬の意味が込められますが、ここでは文末が「もらいます」という丁寧語になっているため、敬語の分類としては丁寧語にあたります。

似た表現に「お邪魔させていただきます」がありましたが、「お邪魔させて」は同じでも、尊敬語では「お邪魔させていただきます」、丁寧語では「お邪魔させてもらいます」になります。使用する状況は、今からお邪魔をする時です。たとえば、玄関に入る時・玄関からあがる時・部屋に入る時などに使います。

お邪魔しました

「お邪魔する」+「ます」の完了形にした「しました」で成り立つ敬語表現です。「お邪魔すること終えて去る時」あるいは「完了形として今の時間よりも前の時間にどこかへお邪魔した」ことを表す時に使います。

「お邪魔する」を敬語にした時の使い方!

敬語には、種類があります。「お邪魔する」を敬語表現にした際の使い方も、チェックしておきましょう。

敬語の種類

一般的に用いられる敬語は、3種類あります。

1つ目は尊敬語で、「目上のことを表す時」に「敬意を込めて」使います。2つ目は謙譲語で、「自分のことを表す時」に「自分を低めて目上を立てる」意味で使います。3つ目はよく用いられる丁寧語で、平語あるいは日常語などと呼ばれる「敬語ではない日常の中で使用する言葉を丁寧な表現にしたもの」です。目上に使うという決まりはなく、誰に対しても使用できます。

「お邪魔する」の尊敬語にあたるのは「お訪ねになる」と「訪ねられる」で、「お邪魔する」の言葉の形を残した表現では表すことができません。謙譲語にあたるのは「お邪魔いたします・しております・させていただきます・いたしました」などで、「いたします・おります・いただきます・いたしました」の部分が謙譲語の意味を持っています。丁寧語にあたるのは、「お邪魔します・しています・させてもらいます・しました」です。

使い方

尊敬語「お訪ねになる・訪ねられる」は、「目上の人がお邪魔することをした」時に使います。多くは、こちらに目上の人・立てるべき相手が来た時に「◯◯様がここにお邪魔する」の意味で「◯◯様がお訪ねになる・訪ねられる」といった敬語表現を用います。

謙譲語「お邪魔いたします・しております・させていただきます・いたしました」などは、「目上の人に自分がお邪魔することを伝える」時に使います。訪問業務がある場合には、その場所に入る時に「お邪魔いたします」がよく用いられます。

丁寧語「お邪魔します・しています・させてもらいます・しました」などは 「平語を丁寧にした表現として誰に対しても使える」ため、さまざまな場面で用いられています。ビジネスシーンや学業の中で使用されたり、プライベートでも改まる時には丁寧語を使う人もいます。

次のページ:「お邪魔する」を敬語表現にした時の例文!

初回公開日:2018年02月24日

記載されている内容は2018年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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