【シーン別】寸志の封筒の種類・書き方・入れ方|裏/歓迎会
更新日:2024年08月29日
ところで、寸志を渡すシーンというのは色々ありますが、シーン別に封筒の書き方で気をつける所というのはあるのでしょうか。次は、その事について歓迎会、送迎会、忘年会と調べてみましたので、結果を紹介します。
歓迎会
歓迎会において寸志が必要になった時の書き方は、今までに紹介したとおりになりますので、表面の書き方や裏面の書き方、金額などを自分の場合と照らし合わせ、組み合わせながら使ってみてください。
ただ、表面の水引の上に書く言葉ですが、自分より立場の高い人が歓迎会に出席する場合は、仮に自分が幹部クラスだったとしても、表面の書き方は「御礼」「謝辞」となりますので、注意をして下さい。
送別会
送迎会の場合は、自分がその会の中でどのくらいの立場にいるか、と言うので書き方が異なります。先程、会のメンバーに1人でも自分より立場が上の人がいたら、仮に自分が幹部クラスだったとしても表面の書き方は「謝辞」「御礼」になると紹介しましたが、送迎会の時に同様のパターンが起きた場合、寸志を渡すために用意した封筒には、「松の葉」と書くと良いでしょう。
逆に、全く自分より上の立場が会のメンバーにいない場合は、歓迎会送迎会に関わらず寸志を入れた封筒には「寸志」と書いて渡します。
忘年会
取引先の忘年会に誘われた場合も、寸志というのは必要になります。この場合の表面はどう書いたら良いのでしょうか。この場合、無難なのは「御礼」という文字を使う事になりますが、相手から仕事をもらっている場合は、「薄謝」「謝辞」と書いた方が失礼に当たりませんので、取引先とはどのような関係か。と言う事を考えた上で使い分けると良いでしょう。
寸志の封筒のお金の入れ方
では、寸志を入れる時のお金はどのように入れたら良いのでしょうか。まず、新品でシワのないお金を用意し、お金の向きは揃えて入れ、封筒の表にお金の顔が来るようにします。なので、中袋のないのし袋を使う場合は、開いた時お札の裏側が見えるようにすれば良いです。
歓送迎会での必需品
歓迎会、送迎会、取引先との忘年会に参加した際の寸志の表面の書き方や基本的な書き方やマナーについてご紹介させてもらいましたがいかがだったでしょうか。3月4月は歓迎会や送迎会のシーズンになりますが、こう言う小さいと思えるような事で社会人としてのマナーやルールがわかっているかどうかと言うのは見られます。
働くようになると必ず1回や2回は歓送迎会に出席する機会が出てくるので、早い人は高校生アルバイトの頃から歓送迎会で寸志と書いた封筒を渡すものであると言う事を知るようになりますが、寸志の正しい意味を知らずに社会人となったため、上司に渡す封筒型のし袋に「寸志」と書いてしまった。なんて事が発生しています。
実際に働くようになった時、ビジネスマナーを教えてくれる人はいませんので、ちゃんとした社会人としてのマナーを身につけられるよう、普段から気をつけましょう。
初回公開日:2018年02月03日
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