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2017年09月25日

老後の貯蓄はいくら必要?老後のための貯蓄方法や困らない方法

老後の貯蓄がいくら必要になるか、疑問に思ったことはありませんか。老後への不安を少なくするためにも、なるべく早く準備をすることが大切です。今回は、老後のためにいくら貯蓄すれば良いのかや貯蓄の方法、その考え方などについてご紹介していきます。

老後の貯蓄はいくら必要?

老後の貯蓄はいくら必要?老後のための貯蓄方法や困らない方法

老後の生活を考えた時、いくら貯蓄があれば良いのでしょうか。資産をほとんど持っていない「下流老人」や、老後に貯蓄が尽きてしまう「老後破産」など、ネガティブな言葉を目にすることも多く、不安を感じている人も多いでしょう。

年金問題や少子高齢化、介護などの問題も踏まえると不確定要素が多く、老後のためにいくら貯蓄しておけば良いのかイメージしづらいと言えます。老後の貯蓄がいくらいるかについては色々な意見があり、約3000万円ほど必要としているところもあれば、1億円ないと足りないという主張を見かけることもあります。

具体的にいくら貯蓄が必要になるのかは、例えば退職金があるかどうかやローンの残高、病気の有無など様々な要素の影響によって変わってきます。実際にいくら貯蓄があれば良いかの目安として、夫婦二人の老後生活を例に挙げていきます。

夫婦二人で老後を過ごすにはいくら必要か

夫婦二人の老後を想定した場合、貯蓄の目安はいくら程度になるのでしょうか。総務省の調査データを参考にすると、平成28年の高齢夫婦無職世帯での平均的な支出は、毎月約24万円となっています。

年金などによる収入は約26万円となっており、毎月約5万円の赤字が発生していることが分かります。高齢夫婦無職世帯は、無職の夫婦であり夫が65歳以上、妻が60歳以上の世帯であるということです。

夫婦二人の老後生活で毎月5万円赤字があるとした場合、20年間生活を続けるためには1200万円必要で、30年間生活を続けるためには1800万円必要です。もちろんこれは、今後の年金受給額や物価、介護費用などを考慮に入れていない金額ですから、実際はもっと貯蓄が必要になると考えられます。ちなみに平均余命についてですが、65歳男性は約19年で、65歳女性だと約24年となっています。

いくら貯蓄が必要になるか考えてみる

老後に不安を感じる理由は、生活をするうえでお金がいくらかかるのか、漠然としたイメージしか持てないことが原因の一つだと考えられます。いつ病気にかかるのかや死ぬのかについては誰も分かりませんが、生きているうちにいくらお金が必要かは、大まかな予想をすることができます。必要になりそうな貯蓄額について、いくらになるか一度計算してみると良いでしょう。

ライフスタイルが多様化していることもあり、目標とする貯蓄額がいくらになるかは人によって差があるでしょう。例えば、住宅や車など大きな買い物をする場合、当然ですが貯蓄額に影響が出ます。また、結婚しているかどうかや退職金なども、いくら貯蓄が必要になるか計算するうえで重要でしょう。年金の受給額については、「ねんきんネット」などを利用することで知ることが可能です。

老後のための貯蓄方法

老後の貯蓄はいくら必要?老後のための貯蓄方法や困らない方法

そもそも老後の生活費を、どうやって貯蓄すれば良いのでしょうか。今の生活だけで精一杯で、貯蓄にまわすお金がないという人も多いでしょう。ライフスタイルにもよりますが、子供がいる家庭であれば教育費が必要になり、住宅ローンを利用して家を購入していれば、毎月ローンの返済があります。

貯蓄の方法としては、節約や税金対策、投資などが考えられます。また、副業によって収入を増やし、貯蓄分を確保するといった方法もあります。自分の人生プランを考えたうえで、いくら必要になりそうかイメージをし、貯蓄方法を選択すると良いでしょう。具体的な貯蓄方法と注意点について、紹介していきます。

節約や節税によって貯蓄をする

実際に貯蓄をはじめようと思った時、節約することを考える人が多いのではないでしょうか。家計簿などをつけて生活費を目に見える形にすると、普段生活している中で、何にいくら使っているかを把握しやすくなります。携帯の契約プランを安いものに変更したり、コンビニではなくスーパーを使うようにしたりと、節約につながる方法はたくさんあります。

また、単純に貯蓄を増やしていくだけでなく、税金面なども考えながら資産を増やしていくことも大切です。例えば、「iDeCo」と呼ばれる確定拠出年金に加入すると、掛け金の金額に応じて所得控除などをうけることができます。リスクもありますが、節税につながることもあるので、検討する範囲に入れておくと良いでしょう。

投資をして貯蓄を増やす

投資ができるくらい貯蓄がある場合は、不動産投資や株、仮想通貨などを選択肢に入れてみても良いでしょう。ただし投資はリスクが高い方法でもあるので、それを理解したうえで行う必要があります。

例えば不動産投資をして賃貸経営をする場合、入居者が見つからず空室率が高くなってしまうと、思ったような収入が見込めないことがあります。また株や仮想通貨を使った取引は、知識が足りないままはじめてしまうと、損をしてしまう確率が高いです。

少額の投資からはじめて経験値を積んでいくと、貯蓄をするための選択肢になり得る可能性があります。いくら損をしたらやめるかについても、決めておくと良いでしょう。

老後でも貯蓄に困らない方法と健康意識

老後の貯蓄はいくら必要?老後のための貯蓄方法や困らない方法

老後の貯蓄で困らない方法の一つとして考えられるのは、老後生活でも働き続けるということです。現役世代の割合が減っていることで、シニア世代の就労機会を増やそうという取り組みが進められています。シニア向けの求人や人材センターなどもあり、身体が動けば収入を得ることが可能です。

老後も働くことを想定した場合は、健康面でのリスクを減らしていく必要があります。働き続けるためには、健康でいなければいけません。食事や運動など、意識することで改善できることもあるでしょう。

また、医療費という点から見ると予防に重点をおくことが大切です。例えば、虫歯を治すために必要な費用と、虫歯にならないための予防に必要な費用を比べた場合、後者のほうが生涯の費用負担が少なくなる可能性が高いです。

老後の貯蓄を切らしてしまう原因

老後の貯蓄はいくら必要?老後のための貯蓄方法や困らない方法

老後に貯蓄がなくなってしまう原因としては、いくら貯蓄があったかにもよりますが、老後の生活水準を現役世代の時から変えられないという点が挙げられます。多くの場合、老後は収入が少なくなるため、それに合わせて生活の質を下げる必要があります。しかし、現役世代の頃と老後の収入差が大きかったり、浪費癖がついていたりすると、生活水準を下げるのは難しいでしょう。

収入が多かった時の金銭感覚のまま、旅行や外食、趣味などにお金を使ってしまうと、いくら貯蓄があっても足りなくなってしまう可能性があります。老後になった途端、生活費を切り詰めていくのは大変ですから、いくら減らせるか少しずつ見直していくことが重要です。

年代別の老後の貯蓄がない場合

老後の貯蓄はいくら必要?老後のための貯蓄方法や困らない方法

いくら貯蓄すればいいのかや貯蓄方法などについて紹介していきましたが、貯蓄がない場合にはどうすれば良いのでしょうか。総務省の家計調査のデータでは、世帯主が60歳以上の世帯で、貯蓄が300万円未満となっている世帯が約15%となっています。調査データは平成27年の資料で、二人以上の世帯を対象としています。

老後間近、あるいは老後生活がはじまっている状態でも、貯蓄が少ない状況の人がたくさんいると考えられます。貯蓄がない場合、どのような対策をとれば良いのでしょうか。年代別の、老後に向けた対処方法を見ていきます。

20代

20代の時点では、老後のために貯蓄をすることも重要ですが、どちらかというと収入を増やすために自分自身へ投資することが大切という考え方もあります。老後のための貯蓄といっても、20代の時点では具体的にいくら貯めていけばいいのかイメージがはっきりしない人も多いのではないでしょうか。

収入源を増やす方法を身につけたり、スキルアップにお金を使ったりするほうが、長期的に貯蓄をするうえで有利になると考えられます。仕事で役に立つ資格を取得するための勉強や、外国語を学ぶなど、自分の能力を上げるために投資をしていくと良いでしょう。

30代

30代の時点で貯蓄がない場合は、いくらでも良いので老後に向けてお金を貯めることをおすすめします。例えば、30歳から60歳までの間に1000万円の貯蓄をしようと思ったら、毎月約3万円をこつこつと貯めていかなければいけません。

それぞれの経済状況にもよりますが、意識しないと貯められない金額ではないでしょうか。年齢を重ねていくごとに苦しい思いをしないためにも、早めに準備をすると良いです。また、収入面で余裕があるのであれば、金融商品などにチャレンジして知識を広げておくのも良いでしょう。資産運用の際には、生活費に影響が出ない範囲の金額で行うことが大切です。

40代

40代になると、ライフスタイルがほぼ確立されている人も多く、老後にいくらお金がかかるか想像しやすくなっていると考えられます。この時点で貯蓄がない場合は、老後いくら必要になるか一度真剣に考えたほうが良いでしょう。貯蓄がほぼゼロという場合は、家計の支出部分について見直してみるべきです。

一方で40代の時期は、教育費が多くかかったり、住宅購入を考えたりと、場合によっては最も支出が多くなる時でもあります。現在の状況と老後の生活をどのようなバランスにするか、優先順位を決めて行動することが大切です。

50代

50代になると、老後の生活がいよいよ迫ってきます。貯蓄がほとんどない状況だと、危機感を覚えるのではないでしょうか。50歳から60歳の間に1000万円の貯蓄をしようと思ったら、毎月約8万円を貯める必要があります。

キャリアを順調に重ねていて、収入がきちんと確保できているのであれば、貯蓄がない理由は浪費にあります。多額の相続や退職金を見込めるのであれば良いですが、そうでない場合は将来に向けて我慢なども必要になってくるでしょう。

収入が不安定で貯蓄もない場合は、老後も働くことを想定しなければいけません。支出がいくらで、年金がいくらになるかなどを計算していけば、家計が赤字にならないためにどれくらい働けば良いかが分かるはずです。

老後にいくらお金が必要か?不安を解消していこう!

老後の貯蓄はいくら必要?老後のための貯蓄方法や困らない方法

今回は、老後いくら貯蓄がいるのかや貯蓄の仕方などについて紹介しました。老後の生活を困ることなく送るためには、早めの準備が重要だと感じた人も多いのではないでしょうか。

具体的な貯蓄額については、人それぞれの部分もありますが、いくらくらいになるのか試算しておくことが大切です。家計の状況や年金の受取額がいくらになるかなど、分かる部分を増やしていくと、老後の生活に対する不安を払拭していくことにつながります。準備をきちんとして、素敵な老後を過ごしていきましょう。

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