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派遣切りのよくある理由・自業自得?派遣切りのその後・対策方法

更新日:2020年08月20日

派遣切りという言葉を知っていますか?派遣社員の契約が更新されず、契約を打ち切られてしまうことです。労働者を雇用し続けることができないときに、真っ先に契約を打ち切られるのが非正規雇用の派遣社員なのです。しかし心構えと対策を知っていれば、恐れることはありません。

派遣切りってなに?

派遣切りとは、派遣社員が契約を打ち切られることです。派遣社員は人材派遣会社と契約をして、派遣先の企業で働きます。派遣先の企業が「必要ない」と判断した派遣社員の契約を打ち切りたい旨を人材派遣会社に連絡をして、人材派遣会社が派遣社員に契約の打ち切りを伝えます。

労働者である派遣社員からすると、契約が更新されるのかされないのかは重要なことです。更新がないなら早めに連絡して欲しいものです。1ヶ月前くらいまでに更新の有無がわかる場合もありますが、実際にはギリギリになって更新がないと知らされたということも起こっています。登録している人材派遣会社の担当者が怠慢で連絡し忘れていたということもありますが、たいていはクライアント(派遣先企業)の都合です。

最初から、例えば「繁忙期の3ヶ月間だけ」と期間が決まっている派遣の仕事もあります。その場合は初めから3ヶ月間だけの契約になるので、契約が更新されなくても派遣切りということにはなりません。

なんで派遣切りされるの?

派遣先の業績不振

派遣契約が更新されない理由のひとつとして、派遣先企業の業績不振ということがあげられます。派遣社員を雇ったものの、業績が良くないため、雇い続ける予算がなくなるというものです。そういった場合、正規雇用の正社員は簡単には解雇できないため、非正規雇用の派遣社員から契約解除されてしまうことになります。

業種によっては、正社員も派遣社員も同じような仕事をこなしていることもあります。むしろ、正社員より頑張っている派遣社員もいます。しかし派遣先の業績不振により、契約を打ち切られてしまうのは解雇しやすい派遣社員です。いわゆる派遣切りです。

能力がない

派遣社員として雇ってみたものの、「能力がない」とみなされてしまうこともあります。正社員として雇った場合には、能力がなくても簡単に解雇できないこともありますが、派遣社員の場合、契約を更新しないという方法で簡単に切られてしまいます。

また派遣先の企業の要望で、大量に派遣社員が募集されることがあります。派遣社員の手配を依頼された人材派遣会社は、就業希望者をかき集めて契約します。

しかし採用された派遣社員がそのままの人数でずっと雇用され続けることはまれで、多くは最初の忙しい1~2ヶ月で契約を打ち切られてしまいます。大量に採用された派遣社員が、ごっそりと派遣切りされるということが起きます。その場合、派遣切り対象になるのは、仕事ぶりが評価されなかった派遣社員です。

3年ルール

派遣業務には3年ルールというのがあります。3年間派遣社員として雇ったら、正規雇用に切り替えなくてはならないというものです。非正規雇用である派遣社員には、ボーナスや退職金もありません。交通費も自己負担の場合が多いです。

3年ルールは、このような不安定な非正規雇用である派遣社員を正規雇用にするよう企業側に求めるルールです。しかし実際には、3年ルールで派遣社員から正社員になる前に、派遣切りされてしまうことが多いです。

派遣切りされるのは自業自得じゃない!

派遣切りされたからといって、自分を責めるのは間違っています。先に述べた「能力がない」ために派遣切りされたとしても、その職場で求められている能力が足りなかったというだけです。同じような職種で働くことを希望しているなら、自分になにが足りなかったのか、どういった能力を身につけたらいいのかを見直すきっかけになったと考えましょう。

また派遣契約というのは、元々不安定な雇用契約です。もちろん契約途中で派遣切りをされたらショックでしょう。一緒に働き始めた派遣社員が残っているのに、自分だけが派遣切りされたら落ち込むのも当然です。

しかし非正規雇用の派遣社員である以上、いつ派遣切りされるのかわからないという覚悟は持っておくべきです。自業自得なのかなと考える必要はありません。

派遣切りされたらどうする?

次を探す

派遣切りされるとわかったら、次を探しましょう。契約をしていた人材派遣会社が、別の案件を紹介してくれる可能性もあります。同じ人材派遣会社の別の仕事があるのなら、希望に合えばその仕事を受けるようにしましょう。保険証などもそのまま使えますし、勤務継続月数によって有給休暇も発生するからです。

登録をしていた人材派遣会社から希望の仕事の紹介がなかったら、ほかの仕事を探し応募しましょう。有給休暇がなかったら、休暇をとってでも面接に行くべきです。次の仕事をゲットするチャンスを逃してはいけません。

失業保険対策をする

派遣切りされた後、しばらく休みたいということなら、失業保険対策を考えましょう。派遣社員であれば、雇用保険に入っているはずです。毎月の給与明細に「雇用保険料」として差し引かれていた金額があれば、雇用保険に加入していたということになります。

派遣切りの場合、会社都合の退職となりますので、基本的には半年以上勤続していれば、失業保険をもらえます。失業保険の手続きの際にはなにが必要なのか、どのような手続きが必要なのかをチェックしておきましょう。とりあえず離職票を人材派遣会社に発行してもらうことが大切です。

離職票の発行には、退職してから1ヶ月くらいかかることもあります。離職票が発行されたら、地元のハローワークに手続きに行くことになります。持参するものは離職票のほかに、印鑑、写真、普通預金通帳、マイナンバー確認証明書、本人確認証明書などです。手続きの仕方を事前にネットなどで調べておくと、慌てずに済みます。

派遣切り対策を教えて!

割り切る

派遣切り対策の心構えとして大切なのは、派遣社員というのは非正規雇用であり、いつ契約を切られても仕方がないものだと割り切ることです。そういった待遇がどうしても耐えられないのであれば、正規雇用を目指すしかありません。

また派遣社員全員が派遣切りされるわけではない場合、派遣切り対象になるのは査定の評価が低い派遣社員です。しっかりと仕事をするのはもちろんですが、派遣先の社員や派遣仲間との関係を良好にしておくことは重要です。媚びを売る必要はありませんが、良いコミュニケーションをとっておいて損はありません。

派遣社員のメリットを考える

初回公開日:2017年08月30日

記載されている内容は2017年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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