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2017年11月08日

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

派遣から正社員になりたい方向けのお役立ちコラムです。わかりにくい派遣の法律や採用担当者はなにを見ているのかなどの解説を交えながら、派遣から正社員になる方法をわかりやすく説明します。正社員はハードルが高いと感じている方にもお勧めです。

派遣社員から正社員になれるのか

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

現在、派遣という働き方を選んでいる人の理由は、さまざまです。働きたい時間や家庭環境などからあえて派遣という働き方を選んでいる人や、正社員を希望しているものの、現在は派遣で働いているという人もいます。

派遣から正社員になることは難しいのでしょうか。中には派遣から正社員へ雇用を切り替えることができた人もいたり、一方で派遣先では正社員に引けを取らない職務を任されているものの期間を満了するごとにほかの派遣先へ移動し続け、派遣から抜け出せない人もいます。この違いは何なのでしょうか。

次からは、派遣から正社員になる方法や仕組みなどを説明していきます。順を追ってみていきましょう。

派遣から正社員になるときの志望動機

派遣から正社員になるにあたって書類選考や面接などで避けることのできないものが「志望動機」です。実は採用担当者はこの志望動機を気にしています。

・正社員を目指したいというが、それではなぜ今までは派遣で働いていたのか。
・派遣ではだめなのか。
・正社員で働きたいと思った理由は何か。
・派遣と正社員の違いをどのように考えるか。

このような採用担当者の懸念を払拭するような、志望動機を用意しておく必要があるでしょう。それでは、採用担当者や派遣担当の間で聞かれる良い志望動機や、あまり好まれない志望動機を見てみましょう。

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

良い志望動機

・ここで仕事を覚えていく中で面白さを感じた。もっと仕事を覚えてチャレンジしていきたいから。(※派遣先の会社をうける場合)

・正社員を目指していたが、事務の経験がなかったため派遣で事務を始めてここまで経験を積んできた。この派遣期間満了のタイミングで次は正社員にチャレンジしたいと思ったから。

・派遣だと、せっかくお仕事を覚えても最長3年で契約が終わってしまう。もっと長いスパンでスキルアップしながら仕事をしていきたい。

好まれない志望動機

・派遣の仕事は不安定なので正社員がいいと思ったから。

・家族が希望しているから。

・正社員の方が待遇がいいと思ったから。

自身のキャリアと正社員をしっかり結び付けた志望動機を

双方をを比較していかがでしたか。良い志望動機は自身のキャリアに対しての考え方や取り組みと派遣から正社員に切り替えて働くメリットをしっかり結び付けて説明ができています。

一方、好まれない志望動機の方の志望動機は漠然と「派遣社員から正社員になる方がよい」という固定概念だけで、求職者の「その人らしさ」が全く見えてきません。これでは何となく正社員の方がいい入社したものの、「やっぱり違った」と退職してしまうのではないか捉えられてしまう可能性があります。

一歩、先を行く志望動機を準備するようにしましょう。

派遣から正社員に転職する方法

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

派遣から正社員に転職するにはどのような方法があるでしょうか。

①ハローワークや求人誌、求人サイトから応募する
②転職エージェントに登録する

特に②の転職エージェントの活用は、転職を有利に進めるために非常に心強い存在になります。転職エージェントの多様化も進み、今ではさまざまなニーズにあった転職エージェントが沢山あるので探してみてはいかがでしょうか。

どの転職エージェントを使えばわからないという人は、Mayonezが口コミから調べた転職エージェントランキングをチェックしましょう!

同じ派遣会社を利用する

何度か就業実績のある派遣会社がある場合、紹介予定派遣や職業紹介など、良いお仕事を紹介してもらえる可能性があります。また、その場合は今までの就業実績がそのまま強みとなるので、派遣会社からもよい形で推薦をしてもらえます。

派遣会社としても、自身をもって推薦できるスタッフを紹介したいもの。何度も紹介実績があり、会社として信頼を置いているスタッフは社内選考や推薦の優先度が高いといわれています。

「日ごろ派遣会社を利用するときはばらばら」「仕事をすることが目的なので、派遣会社とのコミュニケーションはさほど重きを置いていない」など何気なく派遣会社を利用していませんか。派遣会社とのコミュニケーションを密にすることでよいお仕事の紹介に結びつき、派遣から正社員になるケースも少なくないと聞きます。

派遣元や派遣先に雇用される方法も

現在、派遣で長期で働いている方なら「派遣法」を意識する場面があるでしょう。現在の派遣法では一般派遣の契約では同じ派遣先で働くことができるのは最長3年までです。直接雇い入れの話はこのタイミング前後で出るケースが多い様です。

また、「労働契約法」により、派遣社員も含む有期雇用の人が5年継続して就業のうえ、本人が希望する場合は就業先に正社員雇用が可能です。(自身の契約が該当するかは派遣会社にお問い合わせください)なお、このケースは雇い入れを派遣先が行うケースと派遣元が行うケースがあります。

いずれも自身の契約と法律とのかかわりを確認して、今の派遣先での雇い入れを希望する場合は、事前にその件を確認の上計画的に就業を考えるとよいでしょう。

派遣から正社員になるための履歴書の書き方

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

派遣から正社員になる際の履歴書の書き方としては次の4点を意識すると担当者に響きやすいでしょう。もちろんその人となりや志望動機など一般的な確認ポイントもありますが、正社員募集の担当者は「正社員経験」について気にしたり、まだまだ派遣と正社員をわけて考える方も多い様です。

下記にポイントをしっかり整理しておくことで担当者が懸念を抱く部分をクリアにすることができます。

・派遣で働くことと正社員で働くことの違いについて自身はどのように捉えているか。

・その点をふまえて派遣から正社員になったらどのような働き方をしていきたいと考えているか。

・派遣の時に対応していた職務

・派遣から正社員になりたいと思ったきっかけ

派遣先に提出するケース

現在の派遣先で直接雇い入れの話があってあらためて履歴書を提出する場合、すでに現場では推薦してくれていることが多いので安心しがちですが、人事は現場とは別部門となるので気は抜けません。就業実績については一定の評価をもらっての雇用切り替えなのではあることを念頭に置きつつ、下記のポイントに注意しながら作成しましょう。

・ここで働いて派遣から正社員になりたいと思ったきっかけ

・ここで正社員で働くイメージ(今までとの違い)

派遣と正社員との違いと実際の就業経験を結び付けて整理することが大切です。

派遣先以外に提出するケース

今までの派遣先以外から、あらためて派遣から正社員を目指して応募する場合は応募先との関係性はありませんので、期待感の持てるきちんとした印象を与える履歴書を作成する必要があります。お勧めなのが、職歴をただ羅列するのなく、一つ一つのキャリアの関連性を考えて書く方法です。

団子をイメージしてみてください。団子が一つ一つのあなたのキャリアになります。団子を指している串がそのキャリアを選択したあなたの軸、キャリアのテーマです。複数のキャリアを串刺しにすることで、一見バラバラに見えるキャリアにも意味があり、あなたのキャリアを形成していることに気付くことができます。

今まで仕事を選ぶ際には自身のテーマがあることなど、深く考えなかった方も、改めてキャリアの棚卸しをしてみると自身の発見にもつながり、応募先にも説得力のある履歴所を提出することができます。

派遣から正社員になるとき面接で聞かれること

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

履歴書が無事通過して面接に進むと、ここで直接派遣から正社員になることについて聞かれることになります。ここまで、志望動機や履歴書の作成で派遣から正社員になることや、自身のキャリアのテーマについて考えてきていれば大体の質問には自身の言葉で回答できるでしょう。

ここでは、状況別の想定質問を挙げましたので、実際の回答内容を考えてみましょう。

派遣先に応募するケース

・派遣から正社員になるにあたって、何が違うと思うか。また、何ができるのか。

例)今までも現場ではいい関係性で仕事を進めてまいりましたが、派遣から正社員になり、雇用関係が緒直接となることで、より関係性が深まるイメージです。そのことで、仕事の専門性が深まったり、継続性のある仕事を担当できたりするイメージです。今までの経験を活かしながらステップアップすることで、今まで以上の結果をしていきたいです。

・派遣社員のイメージは?

例)雇用形態は違いましたが、現場では正社員の方と分け隔てなく仲間として迎えていただいておりました。職務についても責任あるお仕事を任せていただき、当初予想していた以上にスキルアップすることができました。ただ、雇用期間や契約内容の関係でどうしても業務に制限ができてしまうことはあると思うので、そこをもどかしくかんじることもありました。

派遣先以外に応募するケース

・職歴について、派遣などでの就業が複数あるようですが派遣から正社員を目指さなかったのか?このタイミングで正社員応募したのはなぜか?

例)派遣の接客業からスタートし、ここで事務作業も任せていただけるようになり、事務職の面白さを感たことが事務職に関わるきっかけです。通算して、今までのキャリアで身に着けることができた、人と接することの多い事務職である営業事務のお仕事はやりがいがあり、ずっと続けていきたいです。御社は業界業種などが前職と近く早く慣れて貢献をすることができるのではないかと思い応募いたしました。

派遣から正社員になる紹介料

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

「派遣から正社員になる場合、紹介料が発生するらしい」という話をきいたことがあるでしょうか。派遣から正社員になる際の紹介料は法律上定められたものではありませんが、取り交わしがあるケースが多いです。

派遣社員側としてはこの件に直接関わることは少ないですが、まれに派遣会社と派遣先の交渉においてうまく進まなかった場合に雇い入れに影響を受けるケースも可能性としてあるので、派遣から正社員になることが話題として出た場合には動向を確認しながら方向性を決めていくといいでしょう。

派遣から正社員に3年でなれるのか

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

「派遣から正社員に3年でなれる」という話をきいたことがある人は多いでしょう。現在、派遣法では同一の派遣先に就業できるのは最長3年です。いわゆる「長期」で派遣先に入った場合は契約更新を繰り返しながら3年まで働くことができます。それ以降は同一部署で働くことはできません。派遣先には、派遣社員を雇い入れる努力義務があります。

ここで、雇い入れはあくまで「努力義務」なので、3年後自動的に派遣から正社員になれるわけではないことがポイントです。それでは、3年後派遣から正社員になるためにはどのようなことをしていけばいいのでしょうか。

派遣から正社員に3年でなるための取り組み

派遣元の正社員になるケース

3年後以降も同一の派遣先へ派遣という形で就業する方法が実は一つあります。それは、派遣会社に派遣から正社員として雇い入れてもらったうえで派遣される方法です。派遣先が3年以降就業を希望しない場合は派遣先を変える、

もしくは派遣会社内での就業となるので長い目で見れば派遣先が変わる可能性はありますが、雇用形態は正社員なので安定した働き方に違いはありませんのでので、チャレンジしてみましょう。

派遣先の正社員になるケース

派遣先において派遣から正社員になるケースは一番メジャーなケースです。ただ、3年働いて自動的に派遣から正社員になれるわけではないので、事前確認が必要です。お仕事を始める際には、この派遣先が派遣から正社員登用制度があるのかを確認しましょう。

就業中は正社員登用される条件と、自分がそれを満たしているのかどうかを確認しながら軌道修正しましょう。常に情報を取り込みながら進めることがポイントです。

派遣から正社員になるときの法律

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

派遣から正社員になるときに関わってくる法律は下記2点です。

・派遣法

・労働契約法

派遣法は同一の派遣先で最長3年まで働くことができることを定めており、 このタイミングで派遣から正社員になる方は多いです。ただし、必ず派遣から正社員になれるわけではありません。

労働契約法は派遣法の改正以前から長く派遣などの有期雇用同一企業同一部署で働いていて、その期間が通算5年を超える人は無期雇用(正社員)雇い入れを申し出ることができます。この場合は派遣先か派遣元は必ず雇い入れをしなければいけません。5年のカウントの起算日があるため、長く働いている人は派遣元に確認をしてみるとよいでしょう。

派遣から正社員になると給料は違うのか

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

派遣から正社員になったら給料はどうなるのでしょうか。実際のところは必ずしも上がる、というわけではなく同じくらいの月収であったり、場合によっては派遣の時の方が給料が良かった、ということもあります。

給料はよいにこしたことはありませんが、雇用切り替えした直後の給料だけに注目するのではなく将来的な昇給や評価制度も併せて検討していくようにしましょう。

派遣を上手に利用して正社員を目指そう

派遣から正社員になるときの志望動機・転職方法・履歴書の書き方

ここまで見てきて、派遣から正社員になることは可能であること、また上手に利用することでより良い正社員就業を手に入れることができることが分かりました。現在派遣で働きながら正社員で働きたい人も、漠然と正社員の目指し方を考えている人も派遣を利用した正社員を目指す方法も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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