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大学院の志望動機の例文|経歴別・学科系統別の書き方と注意点

更新日:2020年08月20日

大学院の主に修士課程の受験をする上で、志望動機や面接で役に立つことを大学院の種類別に書いています。志望動機はただ単にあなたのその大学院に行きたい理由を書くだけではいけません。求めている人物かどうか、大学院側が見極める大事な機会です。

大学院の志望動機と面接・履歴書の書き方の注意点

どのような経歴においても、どのような分野の大学院においても、共通して厳守しておきたい事項があります。それは、自分が志望する大学院がどんな人材を求めているのかに注意して志望動機などを書くということです。

志望大学院がどんな人材を求めているか、は志望大学院のホームページに載っているアドミッションポリシー(説明会などにいけば冊子に入っているでしょう)や募集要項などに書いてあります。ですから、このような志望する大学院の配布している資料などは注意深く目を通しましょう。

例えば、「社会における役割を明確に示し、社会に貢献できる人材の育成をしています」というアドミッションポリシーがあったとしたら、「どのような立場で、どのように社会に関わるか」を明確に示すような志望動機や面接でなくてはいけません。これから先は各大学院の特徴ごとに説明していきます。

経歴別の志望動機の例文

外部進学

外部進学であるということなら、なぜ自分が卒業した大学ではなく、その大学院のその研究室に入りたいのかを明確にして志望動機や面接に臨むといいでしょう。

それは決して自分の卒業した大学を下げるようなことを言えというわけではありません。むしろ「卒業した大学においては、~という方法が使用できなかったため○○大学院の○○研究科で学びたいと考えています」というような書き方はしてはいけません。

自分の出身の大学を下げる言い方ではなく、その志望する大学院のその研究室で学ぶことが自分の目標にどうして重要であるのかを志望動機や面接で主張することが重要です。そのためには入念なリサーチが必要となってきます。

志望する大学院のその研究室がどのような視点や方法で研究に取り組んでいるのかを知る方法としては、その大学院が出していて志望する研究室の教授が執筆している参考書を読むのが良いです。大抵同じ大学院の中で同じ研究科の教授たちがその分野を解説している参考書が出版されています。それをよく読みましょう。

これは大学院の筆記試験でも役に立ちますし、自分が本当にその大学院のその研究室に入るべきなのかがわかるでしょう。そして参考書に書いてあることが、大抵試験に出ます。

志望動機において、具体的な文章の例を以下に挙げます。

「私は~を研究したいと考えている。~をより詳しく解明するためには、~であることから、○○○という視点から考えることが重要だと考えています。○○先生の研究室では~という視点(もしくは方法)で研究を進めていることから、この手法や視点についてこの研究室で学びたいと考えました。」

その研究室の特徴についてしっかりと把握し、志望動機を書いていることが重要です。

内部進学

内部進学においては、外部進学で必要となるリサーチが必要ないでしょう(自分の研究室の方針がよくわからないという方は調べましょう)。おそらく参考書は学科の授業で使用していると考えられます。

ですので試験をとにかく頑張ってください。普段からしっかりしている人物であると認識されている場合には、問題ないでしょう。ですが、筆記試験が恐ろしく難しい場合があります。過去問はしっかりこなしましょう。

社会人

社会人の方は、外部進学の項目を見てから読んでください。

教育機関で学ぶ際に、少なからず考慮されるのが年齢です。なぜなら、志望する大学院で学んだことを将来に貢献できる年月が異なるからです。ですから学生と同じように、倍率の高い大学院の志望動機を書いては同じだけの学力を持つ学生に負けてしまうでしょう。

ですから社会人の方は、これまで社会に出て学んだことからどうしてその大学院で勉強したいと思ったかを志望動機や面接で主張することが重要になります。

例えば「わたしは○○という職業に従事していましたが、~ということから、○○という能力が必要であると考えるに至りました」や、「わたしは~の研究をしたいと考えています。わたしのこれまでしてきた○○という職業で得た~という経験は、他の研究者にはない視点を与え、新しい発見に繋がると考えています。ですから、~~」という書き方が挙げられるでしょう。

学科系統別の志望動機例文

臨床系の大学院の場合(臨床心理や看護)

臨床系の大学院で重要なことは、クライアントに対してその大学院のその研究室の教授がどのように考えているかということです。これには科学的に正しいとかは関係ありません。その先生が何が正しいと考えているかが重要です。

基本的には受験する前に、教授にアポイントメントを取って説明会などで実際に会いに行きましょう。そしてどのような視点で研究に向き合っているのか聞きましょう(もちろんある程度どのような考えを持っている先生なのかは調査すべきです)。

しかし中には直接会いに来るというのは、よくないと考えている教授もいるのでそこのあたりも周辺捜査が必要でしょう。

その上で、あなたの考えていることがその教授の激変に触れないように志望動機を書く必要があります。例えば、極端な例ですが一人一人に向き合いすぎることをよしとしないスタイルで臨床を行っている先生の場合に「ひとりひとりとの時間を大事にし、ケーススタディを積み重ねて研究していく~」というのはこの先生の考えとは合っていません。

基礎系の大学院の場合(研究をする分野全般)

基礎系の大学院の受験には、臨床で必要だと言われている先生への面談は必要ありません。もちろんしてもいいですが、それを嫌う先生もいるので面談をしたい場合にはメールなどでお伺いを立ててみましょう。

面談が必要な場合には、基礎系の大学院の場合、大学院が示している試験までの流れのフローチャート(ホームページに載っている)に、○○研究室(研究科)受験の場合には直接メールにてコンタクトをとること、支持の書いてある大学院もあります。

基礎系の大学院の志望動機や面接などで重要なことは、文章のわかりやすさです。科学の世界ではあなたの主観は必要ありません。なるべく理論立っているように志望動機は書くべきです。

コツとしては、「3行以上の文章を入れないこと」が挙げられます。文章が長いと主語と述語が遠かったりして読みにくいです。読み返さなければ内容が理解できないような文章は、わかりやすい志望動機とはいえません。

次に「接続詞をきちんといれること」です。「私は~の研究がしたいと考えています。なぜなら~ということがあり、~ということを考えたからです。この~を解決するためには~という視点で~。それを検証するためには~という手法が~。」という感じで志望動機を書きましょう。

また指示語を使う場合には必ず「この」だけではなく、例えば「この事例」などと書き、何を示すか明確にして志望動機を書きましょう。

芸術系の大学院の場合(建築など)

芸術系の大学院入試では、他の分野の大学院と比較すると志望動機はさほど大変ではないでしょう。というのも、芸術系の大学院の場合、選択する大学院や研究室によって何を学ぶかということが、他の基礎系や臨床系の研究室の方針と比べて明確になっています。ですから、その明確になっていることを志望動機に書けばいいでしょう。

志望動機のわかりやすい書き方のコツをいくつか基礎系の大学院の項目に書いておいたので、読みやすい志望動機となるように書く参考にしてください。

志望する研究室を知ることが重要

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初回公開日:2017年11月05日

記載されている内容は2017年11月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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