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短所として「飽き性」を伝える時のポイントとは?言い換え表現も紹介

更新日:2024年01月07日

面接時に短所として「飽き性」をどうやって伝えようか悩んだことはありませんか?この記事では面接時に短所として企業が短所を聞く理由や、自分が「飽き性」であること伝える方法について説明しています。飽き性の伝え方に悩んでいる方は是非ご覧ください。

ここまで短所としての「飽き性」を見てきましたが、「飽き性」は長所として言い換えるともできます。

良いところより悪いところは目立ちやすいものです。「短所はすぐ思いつくのに自分の長所はなかなか思いつかない……」という方もいるのではないでしょうか?

面接など、極度に緊張する可能性がある場所に直面するとせっかく用意してきたはずの話す内容が飛んでしまうこともあります。そういった場面でも困らないよう、「飽き性」のポジティブな言い換え表現を見ていきましょう。

気持ちの切り替えが早いことをアピールする

飽き性な人は執着心があまりないため、次々に新しいものへ興味を移していきます。これは自分がなにか失敗をしてしまったときでも同じです。

失敗をして一度嫌な思いをしたら、いつまでもその失敗に執着して落ち込んだりふさぎこんだりするのではなく、また新たなことにどんどん挑戦していけます。

失敗してもすぐ次に気持ちを切り替えて行動するということは人によってはとても難しいことです。失敗に固執してストレスを抱えこんでしまうこともないので気持ちの切り替えが早いことは十分アピールになります。

フットワークが軽く行動的であることをアピールする

飽き性という短所はフットワークが軽いという言い換えもできます。

就職をして日々仕事をする上で今までなかったような新しいものは次々現れます。それらに対処したり、学んでいく姿勢は大切です。

また目標を決めて計画を立てたとしても不測の事態は起こります。トラブルが起こったときに計画通りに進めたいからといって今までのやり方に固執してしまってはイレギュラーに対応できなくなってしまいます。

フットワークが軽いということは別の対処方法を選べるということであり、柔軟に物事に対応できるというアピールになります。

チャレンジ精神・好奇心が旺盛であることをアピールする

飽き性な人は新しいものや変化に対して肯定的であるため「楽しそう」「面白そう」という感情をもって前向きに行動できます。また、未知のものに対する恐怖や失敗に対する恐怖もうすいので、物おじせず積極的に新しいことへチャレンジしていけます。

また、新しいものが好きであるために常にアンテナを張って外からの刺激を受けて行動するので、情報取集能力が高く、好奇心が旺盛であることもアピールできます。

新しい業務であっても物おじせずに挑んでいく姿勢は大切です。チャレンジ精神・好奇心が旺盛であることをアピールしていきましょう。

「飽き性」を短所として伝える例文

ここからは実際に「飽き性」を短所として伝える例文を説明していきます。

よくありそうな事例をあげていきますので参考にしてうまく自分のアピールにつなげてください。

部活を例とする場合

私の短所は目移りをしてしまいやすいところです。

小学校のころは水泳をしていましたが、四泳法すべてができるようになると他のスポーツがやってみたくなりました。中学校はバスケットボール部、高校からはダンス部に入部していましたが、大学からは今までにやったことがないものがやりたいと思い、ラクロス部というように全く別のスポーツをやっています。

どれも嫌いになったわけではなく、常に新しいことに挑戦していきたいと考え、自分の中で決めた目標を達成するたびに新しい競技へ挑戦をしてきました。

これまでの部活の経験から得た経験から得られた好奇心とチャレンジ精神をもって仕事にも挑戦していきたいです。

アルバイトを例とする場合

私の短所は飽き性なところです。

大学生になり、スーパーマーケットでのアルバイトを始めましたが、数カ月たって自分の持ち場の全ての業務をマスターしたところで飽きて辞めてしまいました。

次に個人経営の居酒屋のアルバイトを始めたところ、その店では月間の売り上げが課題になっていました。自分の中で前回のアルバイトをすぐにやめてしまったのは目標もなく慣れてしまうと単調な作業が増え、飽きてしまうからだと感じていました。そのため店長と話し合い、二倍の売り上げを目標にして施策を考えました。

まず、SNSを駆使した集客率のアップです。他の飲食店の投稿内容や頻度、時間帯などをリサーチし、改善を繰り返しながら毎日投稿を行いました。フォロワー数が増え、実際に客足が増えたところで次は客単価の向上を目指しました。

新メニューの考案や、収益率の高いドリンク類を売るためのセールストークを磨き、実際に売り上げを二倍にすることができました。今はさらなる売り上げの向上を目指しています。

この経験から就職しても単調にならないよう常に目標を設定し、改善案を講じて挑戦していきたいです。

日常における出来事を例とする場合

私の短所は他人の影響を受けやすいところです。

他の人がやっている色々なものに興味を持ってしまうため写真撮影や映画鑑賞からキャンプやテニスなどインドアからアウトドアまで色々な趣味があります。

嫌になってやめることはありませんが、完璧にこなせるようになるまでに別のことを始めてしまうこともあり短所であると感じています。

しかし、あるときその状況を見かねた友人に「投げ出さずになにか一つは極めた方が良いんじゃないか」と厳しい指摘を受け二人でハンドメイドアクセサリーの販売をすることを決めました。

ビーズでアクセサリーを作るのですが、自分でデザインを考えたり利益計算をして価格を決めたりとまったくやったことがないことばかりで熱中しました。毎日必ず一作品は仕上げてSNSで宣伝、市場の情報収集を重ねて利益が出せるようになりました。

この経験から興味をもちやすいという短所は特性ともいえるのだと感じました。
今後も様々なことに興味を持ってそこから必要なものを分析・派生させて取り組んでいきたいです。

短所として「飽き性」を伝える際はポジティブな表現に言い換えよう

短所としての「飽き性」を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

「飽き性」と一言にいっても良い面も悪い面もあります。自分の特性から目を背けるのではなく受け入れて相手にどう伝えるのかを考えましょう。

短所を聞かれた時に必要なのは、ただ短所として伝えるのではなく、「そこからなにを得たのか」「どう行動してきたのか」ということです。しっかり自分のやってきたことを見直して面接に臨んでください。

初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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