短所として「飽き性」を伝える時のポイントとは?言い換え表現も紹介
更新日:2024年12月02日
器用貧乏に陥りやすい
飽き性な人は興味の対象が移り変わるのが早いため執着心がうすく、興味がおもむくまま、さまざまなことに挑戦していきます。そのため多くの経験をつむことができるため、色々なことができるようになります。
しかし、そのどれもが完璧を目指して道を極めるというところまでは続かないことが多いです。結果、できることにはできるが得意であるとはいえず、器用貧乏に陥りやすいです。
飽き性な人はなんでもこなせるといえなくはないですが、大成しづらいともいえるかもしれません。
物事が長続きしない
飽き性な人は執着心が強くなく、新しいものが好きで、興味の対象が目まぐるしく移り変わっていきます。
今までどんなに熱中していたものでも、他の対象が出てきたことによってあっさり興味をなくしてしまうこともあります。なかなか並行させて継続することはないので、新しい興味の対象がでてくると、飽き性な人は今までやってきたことをそこで終わらせて次に進みます。
このサイクルが早く熱しやすく冷めやすいため、飽き性であると物事が長続きしません。
就活において「飽き性」を短所として伝えるポイント
ここまで「飽き性」の特徴を説明してきました。悪いところばかりではありませんが、「飽き性」といってしまうとネガティブなイメージを相手に与えてしまいます。
就活や転職において大切なのは自分を雇うことによって企業にとってどんな利益があるか、企業が欲しい人材像とマッチしているかアピールすることです。
ここからは「飽き性」を短所としてどう伝えるといいのか、ポイントを説明していきます。
具体的なエピソードを交える
面接のとき短所を聞かれるときには自分とどれくらい向き合っているか、しっかりと短所を理解できているかという点を見ています。
どんな場面で、どんなことがあったから「飽き性」が自分の短所であると感じているのか、具体的なエピソードを交えて話しましょう。
そうすることで表面的な部分だけではなく自分のことを深く相手に伝えることができるため、相手に興味を持ってもらいやすくなります。生きた言葉である方が相手に届きやすいので具体性を持たせて話しましょう。
直接「飽き性」とせず言い換える
そもそも「飽き性」という言葉自体がネガティブなイメージが強い言葉です。面接官の雰囲気などから直接「飽き性」といいたくないと感じる場合もあるでしょう。
その場合は近しいものでネガティブなイメージがあまり強くない言葉に言い換えるのもいいでしょう。
たとえば「執着心が弱い」「目移りをしてしまいやすい」などがあります。
しかし短所を聞かれているのに長所に聞こえるような言い換えをしてしまうと、自分のことを客観視できおらず、自分のことがよく理解できていない印象を与えてしまう場合もあるので注意しましょう。
改善するために努力していることを伝える
働く中で課題や困難は必ず出てきます。面接では困難に直面したときどれだけ努力できるか、その姿勢を見ようとしています。
短所があるというのは人間として当たり前のことです。むしろ自分で自分の短所を認識していることを話すことで冷静に自分のことを振り返ることができるというアピールになります。
短所に対してどういう対策をして、改善するための努力をしているのかを素直に伝えましょう。短所だからと諦めず真面目に物事に取り組めることのアピールができます。
改善のプロセスで学んだことを具体的に伝える
面接では具体性が必要です。「短所の改善をするために努力しました」というだけでは相手にはなにも伝わりません。実際に努力していたとしても具体性がなければただ答えに困って取り繕ったように見えてしまいます。
エピソードに具体性を持たせるためには短所の改善のためにしたプロセスを話すことに加えて、そこから何を学ぶことができたのかを具体的に伝えましょう。
学んだことを具体的に伝えることで自分の短所にも向き合い、自分にとってプラスにできるよう行動できる積極性のアピールができます。
PREP法を用いてわかりやすく伝える
PREP法とは物事を論理的に順序だてて文章を相手に伝える方法です。
・Point【結論】
・Reason【理由】
・Example【具体例】
・Point【結論】
この単語の頭文字を取って「PREP法」といいます。
まず結論を最初に述べ、その理由を伝えます。この理由に対しての具体例を出して最後にもう一度結論を述べます。結論から伝えることでその後にどのような内容を話すのかが明確になるため相手に伝わりやすくなります。
相手によりわかりやすく伝えるためにPREP法を用いましょう。
「飽き性」のポジティブな言い換え表現
初回公開日:2022年10月03日
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