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退職のメッセージの文例|お菓子/カード/上司/先生/恩師

更新日:2024年04月16日

退職の時には、様々な人にメッセージを書く機会があるでしょう。そんな時には、短い文章で何をどう伝えるか悩むこともあります。ここでは、退職のメッセージの文例を、相手別にまとめています。アレンジを加えて、退職間際の忙しい時でもしっかりメッセージをつくりましょう。

退職のメッセージは、退職者も送り出す側も悩むもの

退職を決めた理由は、次に何か決まっているポジティブなことが多いでしょうが、必ずしもその理由はポジティブで自分が決めた理由だけとは限らないでしょう。それでも、今までお世話になった人には、ちゃんとお礼をして退職していくのが大人のマナーです。

そして、退職をしていく人を送り出す方もさみしいものです。気持ちを伝えたいけど、なかなかいいメッセージが思い浮かばないこともあります。

ここでは、シーン別の退職する人からのメッセージ文例、または退職する人を見送る側の人からのメッセージ文例をまとめます。短い時間でも、心を込めたお礼のメッセージの文例を参考にしてください。

退職のメッセージカードの基本

メールでのやりとりが主流になった今でも、退職の時にはカードで挨拶のメッセージを送る人も少なくありません。メッセージカードですから、短い文章の中に気持ちを込めなければいけないのが悩むところです。

退職する人がメッセージを書く時には、退職することをちゃんと伝えること、メッセージを送る人とのエピソードを思い出してみること、お世話になった感謝やお礼を述べること、今後の予定が決まっていれば報告することの中から、いくつかを盛り込むのがおすすめです。

基本の文例にそれぞれの人とのエピソードを添える

「〇月〇日で退職することになりました。今までいろいろお世話になりました。○○〇。これからも、お元気でご活躍ください。」

これは、退職を伝えることとお礼を盛り込んだひな型文例です。この○○○の部分に、メッセージを送る相手との印象に残っている出来事を綴ってみるのはどうでしょうか?


たとえば、入社から一緒に頑張ってきた同期へのメッセージカードの文例なら、

「〇月〇日で退職することになりました。今までいろいろお世話になりました。
○○ちゃんと苦しみながらも頑張った入社研修が、ついこの間のことように思い出されます。あの時は、楽しい時間だったね。
○○ちゃん、これからも元気で、ますます活躍してください。」

などとするのもいいでしょう。最後に、新しい連絡先を添えるのもいいでしょう。

退職のお菓子につけるメッセージの文例

退職の時に、お菓子などのちょっとしたものを配ることもあるでしょう。そんな時には、ものだけでなくメッセージカードもつけるのがマナーです。一筆箋でも十分です。

きっと、ちょっとしたお礼の品を配るのは、身近な上司や先輩、同僚でしょう。先ほどの基本のメッセージ文例のように、硬すぎずくだけすぎない文例をいくつかまとめます。

お礼の気持ちを込めたメッセージ文例

たとえば、同じ部署の人たちであれば、すでに退職することは知っている場合もあるので、退職のこと自体を伝えるのは省いていい時もあります。ここでは、退職自体よりも感謝の気持ちを伝えたい時のメッセージの文例です。

「初めての社会人経験を皆さんのもとで始められたのは、本当に幸運でした。いろいろとご指導をありがとうございました。この経験を活かして、今後もがんばっていきます。まだまだ忙しい時期が続きますが、みなさまどうぞご自愛ください。」

全ての人に同じメッセージを送る時の文例ですが、間に相手との個人的なエピソードを盛り込んで、個別のメッセージにする例文としても使えます。

相手別の退職時のメッセージの文例

退職のメッセージを送る場合には、時間が許す限り、それぞれの人に宛てたメッセージのほうがいいのは明らかです。

では、ここでは相手に合わせた退職のメッセージの文例をあげます。

お世話になった上司へのメッセージ文例

あらためてメッセージを書こうとすると、○○課長様などとしてしまうことがあります。課長などの役職に様をつけるのは、二重敬語なので間違いです。○○課長などで、失礼にはなりません。

30代のキャリアアップでの転職であれば、人とのご縁が今後のビジネスに活きてくることがあります。ですから、退職の挨拶の抜かりなく、心を込めてしておくのがベターです。しかし、自分のそんな気持ちばかりを全面に押し出したメッセージにならないように例文を参考にしてください。

「長い間、○○課長には本当にお世話になりました。ビジネスパーソンとして、またひとりの人間としても尊敬できる○○課長のもとで過ごせたのは、今後の大きな糧です。これからもお元気でご活躍ください。ありがとうございました。」

仲のいい先輩へのメッセージ文例

たとえ、お世話になっている身近な先輩だとしても、退職のことは会社の承認と発表があってから話すのが一般的です。早めに公表してしまうと迷惑になってしまう場合があります。下記にお世話になった言葉の例文を紹介します。

「○○先輩 今まで本当にお世話になりました。一緒に仕事をさせていただいたことは、貴重な体験になりました。先輩の前向きな姿勢には、いつも勉強させてもらいました。今後も同じ分野で働くことになっているので、またお会いできる時があると信じています。〇年間、本当にありがとうござました。」

次のページ:退職の送別の時のメッセージの文例

初回公開日:2017年09月19日

記載されている内容は2017年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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