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グランドスタッフの年収は高い? | 年齢別・会社の規模別の平均年収

グランドスタッフは、空港で働く地上職の中でも、年収および給料は、決して高い水準にはありません。

また、40代未経験者での採用は、皆無に等しく、グランドスタッフは、採用されても30代前半までが概ね通例となっています。

【会社の規模別】グランドスタッフの平均年収・給料

先に少し触れましたが、グランドスタッフは、航空会社に在籍している職員と、航空会社の関連会社(グループ会社や代理店)に在籍している職員がいます。

まず、航空会社の中で見ていくと、大手航空会社、後に航空業界に参入した中堅の航空会社と、格安航空会社(LCC)に分ける事ができます。

大手航空会社の場合は、グランドスタッフ業務を関連会社へ委託しています。

中堅の航空会社は、一部の空港のグランドスタッフ業務を委託している場合がありますが、羽田空港等、各社が拠点としている空港には、自社の職員を配置しています。平均年収は300万円程度、給料は22万円程度です。

LCCは、自社のグランドスタッフで運営を行っています。平均年収は240万円程度、給料は18万円程度です。

次に、航空会社の関連会社の中で見ていくと、航空会社のグループ会社と、航空会社の代理店に分ける事ができます。

航空会社のグループ会社の場合、平均年収は260万円程度、給料は19万円程度です。航空会社の代理店の場合、平均年収は230万円程度、給料は16万円程度です。

グランドスタッフで給料を上げる為にすべきこと

グランドスタッフは、チーム単位で仕事をしている為、個人の成果が非常に分かりにくい職種です。グランドスタッフは、在籍3年程で退職者が増える傾向にあります。何故ならば、在籍3年では給料はそれほど上がらないからです。

給料を上げる為には、長年在籍することです。長年の在籍は、幅広い知識が身に付き、業務の幅の広がりをもたらします。20代後半から、グランドスタッフとしての経験と実績が、評価へと繋がって行きます。

平均年収と給料は、いつまでも決して高い水準にある職種ではありませんが、プロとして長年在籍することで、給料以外に得るものが多く、一番は、接客業務を通して、給料では得られない、人としての成長が得られるようになります。

それは、毎日のように多くのお客様と接し、個々に応対する機会があるからです。そのことは、グランドスタッフの大きな特権であることと、後に大きな財産になることを付け加えておきます。

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