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【業界研究】証券業界の現状・動向・課題について

平成18年まで業界規模は継続的に上昇してきました。しかし平成19年以降になると、少しずつ減少に転じていき、平成23年頃から業績が回復していきます。これが、証券業界の市場の動向になります。

しかし、また景気が悪くなれば、証券業界全体も冷え込むことが避けられません。消して地盤が満足ではない業界ではありますが、今、金融庁の指導により、証券各社の営業スタイルの見直しを推進しています。

最近では、顧客に長期的な保有を促進する営業への転換を推進しており、業界全体内に新しい風が吹きつつあります。決して単純な構造にはなっていないのが証券業界です。

動向1:市場動向

現在、証券業界で認識されているのは、自己勘定による株式トレーディングが大きな曲がり角を迎えていることです。トレーディングに適している銘柄の値動きが小刻みになり、売買による収益率も低下してきました。

また、外資系証券会社などがHFLというコンピュータを駆使した大量発注・高速度取引を実現するシステムを採用することで、勢いをつけつつあります。証券業界は世界とつながっている業界でもあるので、日本国内の動きだけではなく、海外各社の動きも業績に大きな影響をもたらします。業界研究をするときは、海外の証券会社を調べてみましょう。

動向2:業界の課題

証券業界のなかでも、海外の企業と取引をするケースが少しずつ大きくなってきました。自社の強みを積極的にアピールして、かつ、相手に確実に伝えるためには、語学に堪能で各国の文化や慣習を理解している人材が必要可決になってきます。これから証券業界全体のグローバル化が推進されると、グローバル人材の採用や育成などが大きな問題になってくるでしょう。

「では、国内の事業にもっと注力すれば、グローバル化を推進する必要がなくなるのではないか」と考える人もいるかもしれませんが、そうはいかないのが現状であるといえます。これから証券業界全体がさらに成長するためには、グローバル化の推進は必要不可欠。経済状況の変化が大きな影響をもたらす業界だけに、事業の柱を複数作っておくことが重要になります。

社会が証券業界に求めることが、年々、変化し続けています。そうなると証券業界側にとっては、顧客対応力をさらに強化することが重要になってきます。例えば情報提供の強化は絶対に実現したい課題。インターネットを利用した情報提供の方法や環境づくりをすることが求められてくるでしょう。

そのためには莫大なコストがかかるケースもあります。それに対して、「将来の投資だ」と腹をくくり、投資を実行できる会社は、今後、更に成長して行くのではと言われています。

近年、メガバンク主導で証券業界全体において様々な再編がされています。この傾向で判断できるのは、今後、証券業界において、勝ち組と負け組の区別がより明確になることです。これから就職活動する皆さんは、ぜひ、業界研究を入念に実施して、将来性のある企業選びをしていくことが求められるでしょう。

動向3:業界の今後の将来性

これからも証券業界の中では、グローバル化とM&Aが推進されていくことでしょう。特に後者については、企業統合をすれば誰もが生き残れるわけではありません。企業としても、業界全体を分析して、本当に力のある会社を見極めていく必要があります。

そのためには、社員一人ひとりの成長が必要不可欠。普段、営業活動をしていると、どうしても目標を追うことだけにとらわれがちになるものです。そんな中、会社として、業界全体の理解を促すために、研修を開催したりするなど、様々な取り組みが必要になってくるでしょう。

また、M&Aなどで、証券業界全体がどのような姿になるのかは、おそらく誰も明確にイメージできていないと思います。多くの可能性を秘める証券業界ではありますが、今後の動向については、不透明な部分が多いのも事実。証券業界を構成する多くの企業は「初の挑戦」を求められるケースが多くなるのは確実です。もちろん右手が成功するわけではありません。

失敗することも多くなってくるとは思いますが、そこで重要になるのが企業としての体力になります。それは決して企業規模がすべて、というわけではありません。その企業は、イノベーションを起こすことができるか。大胆な挑戦ができるか。企業風土を調べることも、業界研究では大切になってくるでしょう。

業界研究本

図解入門業界研究最新証券業界の動向とカラクリがよ~くわかる本第2版 (How‐nual Industry Trend Guide Book)

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