診察・処置する樹木の中には低いものだけではなく、数メートルまたは数十メートルの高いものもあり、必要に応じて専用のクレーンや道具を使って高所で作業をしなければいけない場合も出てきます。
そうなると高い場所が苦手という人だと作業できる樹木が限定されてしまうため、数メートル・数十メートルなど高い場所に登れる・高い場所での作業も問題なく行える人が望ましいです。
また、専用の道具を使う場合は自分たちで木登りをしなければいけない可能性も出てくるので、道具を使いながら木登りができる程度の身体能力を持っている人も向いていると言えます。
樹木医の年収や目指し方を知っておこう
樹木や植物のお医者さんである樹木医は、専業や独立開業で行っている人は少ないものの、別の本業を持って仕事をしている人も多いことからある程度の年収を得られますが、本業の種類によって年収が変わってきます。
また樹木医の資格を取得するためには一定年数の実務経験が求められる、合格率が低いなどの難易度の高さから、異業種から転職を検討している場合は待遇面も含めて、ある程度の計画性を持っておかなければいけません。
これから樹木医を目指す、転職してみようと考えている人は、年収や目指し方を踏まえたうえで自分に適性があるのかどうか検討してみてはいかがでしょうか。