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大学生は貯金をすべき?貯金する目的・貯金できる大学生の特徴

自分の活動範囲・自由な時間が増えるのは大学生の魅力の一つです。そうした自由な時間を、自分のやりたいことに費やすのはあるべき姿ですし、むしろ今しかできないことにどんどんトライしていくべきです。

大学生は貯金をした方がいいのか

自分の活動範囲・自由な時間が増えるのは大学生の魅力の一つです。そうした自由な時間を、自分のやりたいことに費やすのはあるべき姿ですし、むしろ今しかできないことにどんどんトライしていくべきです。

しかし、そういった自由な時間は永遠に続くものではなく、「卒業まで」という期間限定のものです。学生であっても、「今の自由な時間は将来の自分のためにも使わなければならない」ということだけは、常に念頭に置いておくべきでしょう。

自分の将来のためにも、大学生活の間、ある程度の貯金をすることは重要です。大半の学生はある程度の範囲で、自分の生活資金・遊ぶお金などをバイトで稼いでいるはず。自分の資金に対するマネーコントロール感覚を得るために、そのお金の一部でいいので貯蓄することをします。

大学生が貯金をする目的

就職活動中の方は体感していると思いますが、就職活動は肉体的にも精神的にも非常にハードなものです。
どれだけ綿密にスケジュールを組んだとしても、選考結果の影響を常に受けてしまうため、一日にいくつもの選考が重なってしまったりしてしまい、その時期に十分なアルバイトをすることはなかなか難しいです。

にもかかわらず、就職活動にはやはるある程度のお金がかかってしまいます。スーツ代、交通費はもちろんのこと、友人との交際費や生活費もそれまでと同じように必要です。そういった状況に対処するため、少しでも余裕を持った就職活動を行うため、学生であっても最低限の貯蓄は必要なはずです。

また、稼いだお金を全て自由に使えなくなるのが社会人というものです。税金、家賃、社会保険料、国民年金など、大学生の間には想像もつかないほどの金額を、社会人になってからは負担しなければならなくなります。
いざ社会人になった時、いきなりそういった状況に置かれたとしても、マネーコントロールの感覚を身に付けていなければ苦労するはず。ほぼ全ての学生にやってくる就職活動に備えて、毎月数千円でもよいので、貯蓄する癖をつけておくことをします。

貯金をするためにバイトを掛け持ちするのはあり

やりたいバイトをすることに問題ありませんが、「効率的にお金を稼ぐ」という観点を持つことも大切です。例えば、一週間ごとのシフトを組めるバイトを選んでみたり、短時間で効率的に稼ぐことができる学習系のバイトをしてみるなどです。例えば、月曜日が完全に一日使えるのならば、朝昼は何か自給800円のアルバイトをし、夜は家庭教師をするというのもありでしょう。各自の生活リズムの許す範囲ならば、効率的で、しかも自分がやりたいものであれば、何をやっても問題ないのです。

それぞれの能力次第ですが、学習系のアルバイトはです。時給が高いことが多いですし、就職試験の際に、各社簡単な筆記テストにも有利に働きます。
もちろん学習系のアルバイトは、金銭が発生する時間以外の準備が必要だという意味において、一般のアルバイトよりも負担が発生するとも言えます。しかし、そういった面をデメリットとして捉えるのではなく、メリットとして自分の生活設計の中に組み込むことができます。

さらに、時間調整がしやすいというメリットもあります。特に家庭教師の場合、もちろん最低限の節度は必要ですし、中間テストなどの期間はイレギュラーな対応に迫られることはあるでしょうが、ご家庭との相談の上で比較的簡単にスケジュールを組むことができます。こういった調整方法は極めて重要ですし、社会人になってからの時間コントロールの練習にもなります。

他方、一般的な、例えば飲食系のアルバイトなどは、一か月のシフトを事前に組む必要があるなどして、そういった観点からはなかなか難しいものがあるかもしれません。ただ、時間がある一回生、二回生のうちは、社会生活の中に組み込まれるという意味において、良い社会経験になると思います。

仕事をするとき、人間関係は必然ですし、友人関係とは違った、仕事の上での人間関係構築の術は、そういった場面を実際に経験することでしか身に付きません。時給面、シフト面では学習系アルバイトに比してコントロールしにくい面が多いかもしれませんが、こういった経験を積めるという意味において、勝るものはないでしょう。

貯金ができない人の特徴

やりたいことを実現するのが大学生であり、そのやりたいことに投資をするのは当たり前のことです。ただ、そうではない部分についての我慢は当然ついてくることです。一般的な大学生が稼ぐことのできる金額には限界があるでしょう。

その中で、自分のやりたいことにお金を費やすのであれば、そうではない不要な出費は、自制する必要が生まれます。例えば、毎食毎食外食するのではなく少しは自炊してみるとか、ほんの最低限の節制で良いのです。貯金できない人は、こういった些細なことができません。億万長者ならさておき、一般的な人はそうではないはずです。そういった金銭感覚を身に付けることはとても大切なことです。

また、ギャンブルへののめり込みは厳禁です。年齢的に、それまで社会的に許されなかったことが許されるようになるのが大学生です。法律的に許されなかったことが許されるようになるということは、それに対する判断力であるとか自制心を持っていることが社会的に当たり前だとみなされる年齢に達したということです。そういった自覚をもった上で節度を持ってやりましょう。

また、お金の管理ができる人は、当然自分の管理ができるということです。卒業するため、学問をするため。それぞれ重きは違うでしょうが、大学生になった以上、最低限しっかりと授業に出席して単位を取得する必要があるのではないでしょうか。逆に、この部分がしっかりとしていない人が、来たるべき将来のお金を貯蓄することができるでしょうか。自制の心を持つことは大切です。

貯金ができる人の特徴

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