他人を羨ましいと思ってしまう瞬間とは?心理や対処の方法について紹介
更新日:2024年06月20日
羨ましいと思うことをやめたいと思っても、自然に出てきた気持ちをそう簡単に消すことはできないでしょう。羨ましいと思う心理状態が続くと、気分が晴れない日々が続いてしまいます。
この場合は、気分や思考を切り替えるために、自分が羨ましいと感じる相手や出来事から離れてみることがポイントです。ここでは、他人を羨ましいと思った時の対処の方法について紹介していきます。自分ができそうだな、と感じたことからぜひ実践してみてください。
SNSのチェックを控える
SNSで入ってくる情報は、楽しいことや幸せなことのアピールが多い傾向にあるため、どうしても羨ましいと感じる要素が豊富です。
そうした情報を見てしまうことで、「自分よりみんな幸せだ」「自分はこんなにつまらないのに」と苦痛を感じてしまうことがあります。他人を羨ましいと思った時こそ、SNSから離れると心穏やかに過ごせるでしょう。
前向きに考える
誰かを羨ましく思うようなことがあっても、何事も前向きに考える癖があれば「自分にはこういうよいところがある」と考えられるため、悲観しすぎることなく過ごせます。
自己嫌悪することが減り、いちいち他人と自分の差を気にしなくなります。
自分の気持ちと向き合ってみる
羨ましいと思う気持ちを悪いことと捉えている人も多いでしょう。確かに、羨ましいと思う気持ちは心地がよいものではないため、できれば避けたい心理状態です。しかし、全否定する必要はありません。
誰かを羨ましいと感じた時こそ、自分の気持ちと向き合ってみる機会に最適だと考えてみてください。なぜ、そう思ってしまったのか、原因や理由を洗い出してみると、自分に足りないものが見えてくることがあります。
好きなことをしたり休息を取ったりする
心身が疲弊していると辛い状況になっているため、「自分は不幸なのでは」「もっと楽をしたいのにできていない」など、ネガティブな心理状態に陥っていきます。
心の余裕がなくなり他人を羨ましく思ってしまうでしょう。そのような時は、好きなことをしたり、休息を取ったりしてエネルギーをチャージしてください。まず自分を労わって、寛容な心を取り戻すことがポイントです。
自分をよい状態に持っていければ、誰かを羨ましく思ってしまうことも少なくなるでしょう。幸福そうな人を見ても「あなたも幸せそうでいいね」と穏やかな気持ちで受け止められます。
ポジティブな考え方を意識する
誰かを羨ましく感じるのは、物事に対してネガティブな考え方が多い時です。もともとの性格ということもありますが、できるかぎりポジティブな考え方を意識していきましょう。
長所と短所は表裏一体のため、言い換える癖をつけてしまえば、少しずつポジティブな考え方に変わっていきます。
たとえば、「仕事が遅い」と自分に対して思った時は、「自分には慎重さがある」「作業が丁寧だ」「ゆっくり落ち着いて行ったからこそミスがなかった」など置き換えて考えるようにしてみてください。
自分の環境や魅力を再確認してみる
誰かを羨ましく思った時は、改めて自分の長所を探すためにも自分の環境や魅力を再確認してみましょう。
明確にするために自分の環境や、過去に褒められたことなど、紙に書き出してみるのもおすすめです。そうすることで、意外にも自分が評価されていることや恵まれてことにも気づけます。
全てにおいてその人より劣っていることはないはずです。自分だけが持っているものもあるでしょう。それでも見つからないという時は、今の自分の環境をよくするために何か手立てを考えたり、新しい自分の魅力を作る努力をしたりしていきましょう。
理想の自分になるために生活を充実させるために
「理想の自分に近づいている」「毎日が充実している」という実感があれば、誰かに対して羨ましい心理に陥らなくなっていくでしょう。そのためには充実感をしっかり味わう必要があります。
最後に、理想の自分になるために生活を充実させる方法について紹介していきます。具体的にどんな行動とったらいいのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
自分が夢中になれることを探す
自分が夢中になれることを探すことで、日々を充実させることにつながります。夢中になるものがあれば、自然と自分の心も満たされていくでしょう。
たとえば、心から楽しいと思える趣味や習い事を見つけてみてください。好きなことに没頭すれば、気持ちがリフレッシュされていきます。ストレス解消にもなり、幸福感で満たされていくでしょう。
何かに夢中になり、自分の人生を楽しんでいる実感があると、不思議と誰かを羨む気持ちも少なくなります。
長所に目を向けて自分を褒めてあげる
初回公開日:2022年10月03日
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