【シーン別】封筒の五千円の書き方|香典/お祝い/お布施
更新日:2024年10月02日
シーン別封筒の「五千円」の書き方を教えて!
人生を歩んでいく中、あらゆるシーンにおいて冠婚葬祭でお香典、お祝い、お布施などを包む行事があります。突然お金を包む必要がでた場合でも慌てずに対処したいところです。
今回はシーン別に「五千円」を包む場合封筒での書き方を紹介します。
お香典の場合「五千円」はどう書けばいい?
突然のご不幸でお通夜やお葬式に参列する必要が出た場合、まず用意するのは不祝儀、いわゆる「お香典」です。お香典袋の中に入れる中袋に「住所」「氏名」「金額」を縦書きで書く必要があり、「金額」は中袋の表に書きます。
お香典の相場金額はどの位?
そもそもお香典はいくら包むものなのでしょうか。故人との関係性や年齢などによって金額は異なりますが、一般的なお香典の相場は下記となります。
・両親の場合=5万円~10万円
・親戚の場合=1万円~5万円
・仕事関係者・友人の場合=5千円~1万円
・知人の場合=3千円~1万円
※一般的にお香典は奇数がよしとされていますが、3千円以下は避けましょう。遺族側からすれば、葬儀代、お通夜料理、お香典返しなどで費用がかさむため少額すぎると負担になってしまうからです。
金額「五千円」の書き方とは?
中袋の表に金額を書く際には、旧字体や漢字の数字を使用しましょう。
・5,000円(旧字体)金伍仟円/金伍仟圓(漢字)金五千円
・10,000円(旧字体)金壱萬円/金壱萬圓(漢字)金一万円
・30,000円(旧字体)金参萬円/金参萬圓(漢字)金三万円
・50,000円(旧字体)金伍萬円/金伍萬圓(漢字)金五万円
・100,000円(旧字体)金拾萬円/金拾萬圓(漢字)金十万円
五千円の書き方としては、金額の前に「金」を入れて旧字体の「金伍仟円」「金伍仟圓」、もしくは漢字の「金五千円」となります。
お通夜で「五千円」を書くときは?
訃報の連絡があり、お通夜に参列する場合はお香典の書き方と同じです。五千円の書き方としては、金額の前に「金」を入れて旧字体の「金伍仟円」「金伍仟圓」、もしくは漢字の「金五千円」となります。
それでは、お通夜に持参する封筒はどういったものが適切なのでしょうか。
お通夜に持参する不祝儀とは?
香典袋として「御霊前」か「御仏前」を選びましょう。宗派が分からない、各宗教共通で利用できる場合は「御霊前」です。
亡くなって四十九日に仏になるのではなく、亡くなったらすぐに仏になる浄土真教の場合は「御仏前」となります。ただし、突然の訃報により宗派の確認が難しい場合には共通宗派の「御霊前」を使用しましょう。
お悔やみでの「五千円」の書き方は?
お悔みの場合も、お通夜やお葬式に参列する際にお香典の書き方と同じです。五千円の書き方としては、金額の前に「金」を入れて旧字体の「金伍仟円」「金伍仟圓」、もしくは漢字の「金五千円」となります。
それでは、金額などを書く場合にはどういった記入方法があるのでしょうか。利用する筆記用具を紹介します。
何で金額「五千円」を記入すればいい?
お悔みの気持ちをお香典に包む際には、筆や筆ペンを使って金額に限らず氏名、住所などを「薄墨」で書くのがマナーです。濃墨ではなく、あえて薄墨で書くのは遺族への思いやりが込められた下記理由によるからです。
・あまりにも悲しい気持ちで、手に力が入らないため
・悲しみで涙が落ち止まらず、書いても薄くにじんでしまい薄墨の筆で書かざるをえないため
慶弔で「五千円」の書き方は?
初回公開日:2018年01月13日
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