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大学の単位を落とす割合・やばいときの対処法・取り方と仕組み

更新日:2024年02月14日

大学において、「単位」は卒業や進級するためにとても重要な要素です。しかしそのために必要な単位数や単位の仕組みを理解していないと、留年など思わぬトラブルを引き起こすこともあります。今回は単位について、その仕組みなどを解説していきます。

大学の単位を落とす割合は?

大学で取得する単位は、入学した学科や学年によって異なります。また、人によって時間割の組み合わせも異なってくるので、一概に必ず単位を落とすわけではありません。

しかし残念ながら、単位を落としてしまう人は約三割にも及ぶと言われています。理由としては「勉強しなかった」、「単位取得に必要なテストや課題で結果が出せなかった」、「教授とのソリがあわなかった」など理由はいくつもあります。どれも学生にとってはありがちな失敗と言えまるでしょう。

また他にも、「サークルやバイトに力を入れ過ぎた」、「悪い成績がつきそうだったので敢えて落とした」といった意見もあります。このようなことからも、単位を落とす人によって異なる事情を抱えていることがわかります。

大学の単位の仕組みは?

単位とは「勉強した証」

わたしたちが良く耳にする「単位」と言うのは、文部科学省令の大学設置基準を満たした勉強量をこなした証明になります。

取得方法は科目によって異なるものの、基準に関しては授業時間というものが定められているので、その時間をこなさなければ基本的に単位を取得することはできません。

単位にも種類がある

単位は、多くく分けると「必修単位」と「選択必修科目」にわけることができます。「必修単位」は、「必ず取得しなければいけない単位」です。この単位を落としてしまうと、大学を卒業することができません。

また、必修科目は選択肢がなく、時間割が既に固定されていることが多いことが特徴です。対して、「選択必修科目」は「規定の単位数を取得するために選択できる単位」のことを言います。

必修単位と大きく異なるのは、やはり選択することができる点と言えます。これにより、時間割も生徒によってカスタマイズすることが可能で、受けるか否かを生徒が決めることができます。

大学の単位の取り方は?

まずは履修登録しよう

単位を取るためには、まず「履修登録」を行う必要があります。この履修登録とは、シラバスという「これから行われる講義の内容やスケージュール」を記載されているものから、自分の授業を選択し、申請することです。

この履修登録は、開講前に行われます。新入生だけでなく学年が変わる度に行う必要があります。この手続きは大学によって期限が設けられており、期限内に提出を忘れてしまうと単位を取得することができなくなってしまいます。

取得するためには基準を満たそう

大学で取得できる単位には、文部科学省が設けている基準のほかに、講義を行う教授によって単位取得を満たすための基準が設けられています。その基準項目は「出席」、「レポート(課題)」、「テスト」があります。

この要素は、科目によって重要視する割合が異なります。また、レポート(課題)を出さないことやテストを実施しない場合もあります。

まずはしっかり出席しよう

単位のなかでもとくに「必修科目」において、出席は特に重要視されている要素です。現在ある大学の多くは「3分の2以上の出席が必須」が条件になっており、これを満たすことができなければ単位を取得することができません。

課題(レポート)は期限を守ろう

課題(レポート)は、その講義の内容を基にして作成する宿題です。宿題といっても、授業中に作成したものを提出することもあります。そのため、内容のクオリティはできるだけ高いものが良いと言えるでしょう。

単位を落としてしまった学生が最も失敗しやすいのが、この課題(レポート)です。決められた期限を破ってしまうと、原則的に大学では課題(レポート)を受け取ってくれません。

そうなると「未提出」扱いとなるため、結果的に単位を落としてしまうので注意が必要です。

テストは「六割」が基準になっている

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初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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