JavaScriptでできることってどんなこと？学ぶ方法もあわせて紹介
更新日：2024年01月22日
「JavaScriptでできることって何？」
「JavaScriptはどうやって勉強すればいいの？」
「JavaとJavaScriptは似ているけど同じような言語なの？」
JavaScriptという言葉は知っていても、上記のような疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか。
本記事ではまず、JavaScriptがどのような言語であるかを解説し、そして、JavaScriptでできることや学習方法についても解説していきます。本記事を読むことで、今やほとんどのWebサイトやシステム開発で取り入れられているJavaScriptについて、理解を深めることができます。
JavaScriptに興味のある方は是非最後まで読んでみてください。
JavaScriptはどのような言語？
JavaScriptとは、Webサイトやシステム開発に使われているプログラミング言語のことです。Google ChromeやSafariなどといったブラウザ上で動作し、Webサイトに動きを加えることができます。
また汎用性も高いため、今ではほとんどのWebサイトでJavaScriptが用いられています。
JavaScriptとJavaの違い
JavaとJavaScriptは名前が似ているため混同してしまいがちですが、全く別の言語です。Javaは、JVM（Java Virtual Machine）と呼ばれる仮想マシン上で動作するプログラミング言語です。一方でJavaScriptでは、仮想マシンを使用する必要はありません。
そもそもJavaは、銀行や金融などの業務用アプリやAndroidアプリを開発するためのサーバーサイドの言語です。Webサイトに動きを加えられるフロントエンドの言語であるJavaScriptとは作れるものや目的が異なります。
そのため、あなたが開発したいのはフロントエンドであるにもかかわらず、Javaを学習してしまっていたなどといった間違いがないように注意してください。
JavaScriptでできることは？
ブラウザ上で動作するJavaScriptを用いることで、Webサイトに動きを与えたり、アニメーションをつけたりなど様々なことができるようになります。動きを与えられる言語ということで、動的な言語とも言われています。
JavaScriptでできることの例として一番わかりやすいのが、ポップアップウィンドウの表示でしょう。ポップアップウィンドウとは、ユーザーが入力フォームに間違った情報を入力した際に画面上に表示されるアラートのことです。
他にもまだまだできることは多くあるため、以下、詳しく解説していきます。
サーバー経由の情報の送受信ができる
JavaScriptは、フロントエンドの言語ではありますが、サーバーと通信を行うことが可能となっています。ユーザーの要求に応じて、サーバーにデータを渡したり、データを受け取ったりできます。
代表的なのは検索フォームの関連キーワードでしょう。ユーザーの入力に合わせて関連するキーワード候補を表示できるのは、JavaScriptがサーバーと通信を行い、情報を取得してくれているからなのです。
ちなみに、通信を行う際にはAjax通信と呼ばれる手法が使われることが多くみられます。Ajaxとは、画面遷移することなくページを読み込める仕組みのことです。このことは、非同期通信と呼ばれます。
通常、Webページはページを更新するためには再読み込みをする必要がありますが、Ajaxを使うことで、わざわざ再読み込みする必要がなくなるのです。
スマホのアプリケーションを作ることができる
JavaScriptは本来、Webブラウザ上で動作する言語です。しかし、React Nativeというフレームワークを用いることで、JavaScripでもスマホアプリを開発できるようになりました。
そして現在では、JavaScriptで開発されたスマホアプリは増加し続けています。スマホ版のFacebookやInstagramなどもその一例で、今後もどんどん増えていくでしょう。
ネイティブアプリの開発
ネイティブアプリとは、スマートフォンやタブレットにアプリケーションストアを経由してインストールすることで使用可能となるアプリのことです。特定のプラットフォーム専用に開発されており、カメラやマイクなどのOSの機能を最大限に活用できるメリットがあります。
JavaScriptでできることの1つであるネイティブアプリを開発する際には、特定のフレームワークを用います。用いられるフレームワークとしては、React Nativeのほかにも、Vue NativeやNativeScriptなど色々あるため、自分に合ったものを選びましょう。
ハイブリッドアプリの開発
ハイブリッドアプリとは、ネイティブアプリとWebアプリの特性を組み合わせたアプリです。ネイティブアプリではOSの機能を利用でき、Webアプリではマプチプラットフォームに対応しています。そのため、どのOSでも同じ動作ができるメリットがあります。
ハイブリッドアプリを開発するには、JavaScriptのほかにも、HTMLおよびCSSというプログラミング言語が必要です。また、OSのネイティブ機能を使用する場合にもJavaScriptを使用します。
Web上にアプリケーションを作ることができる
初回公開日：2022年06月24日
記載されている内容は2022年06月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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