JavaScriptでできることってどんなこと?学ぶ方法もあわせて紹介
更新日:2024年07月05日
Webアプリとは、Webブラウザ上で利用できるアプリのことです。ネイティブアプリでは審査が必要ですが、Webアプリでは審査が不要でいつでも配信できるため、自由度が高いのが特徴となります。
またマルチプラットフォーム対応で、OSを問わず同じ動作ができるのもWebアプリのメリットです。Webアプリを開発する際、JavaScriptはフロントエンド側で使用されることが多いですが、後述するバックエンド側の処理を行うことも可能となっています。
フロントエンド開発
Webアプリにおけるフロントエンド開発では、ほとんどの場合においてJavaScriptが使われています。画面上の簡単なアニメーションであればCSSでも実現できますが、複雑な動きや細やかな動きを実現させるためにはJavaScriptが必要です。
JavaScriptを用いることで、フォームの入力チェック(バリデーション)をしたり、スライドショーを表示させたり、メニューボタンの出し入れができたりなど、様々な動きのある機能が実現可能となります。
バックエンド開発
JavaScriptは、サーバーサイドJS(JavaScript)と呼ばれるものを利用することで、バックエンド側の開発を行うことが可能です。サーバーサイドJSには、Node.jsやMeteor.jsなどがあります。
これらを利用することで、チャットや通知などの機能をJavaScriptで作成できるようになるのです。
スプレッドシートとの連携ができる
JavaScriptを用いてスプレッドシートとの連携を図る際には、JavaScriptをベースにしたスクリプト言語であるGoogle Apps Script(GAS)を使用します。
GASは、Googleが提供している様々なサービスとの親和性が高いことが特徴です。これにより、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントと連携でき、業務効率化が実現可能となりました。
リアルタイムで変化するグラフが作れる
JavaScriptのライブラリである、Epoch.jsを使用することで、リアルタイムで変化するグラフが作成可能です。同じようにリアルタイムのグラフ表示が可能なライブラリとして、Chart.jsやhighchat.jsなどがあります。
Epoch.jsの使い方は公式サイトを見るだけですぐにわかります。また、リアルタイム変化に特化しており、設定が簡単なため、おすすめできるライブラリです。
FirefoxやChromeの拡張機能を作れる
FirefoxやChromeなどのブラウザの拡張機能を作る際には、JavaScriptのAPIを使用します。
例えば、Firefox用の拡張機能であれば、WebExtensions APIsというものが使われます。そしてこのAPIは、Chromeでサポートされているextension APIとも互換性があるのが特徴です。
ブラウザの画面で動きを表現できる
Webサイト作成などにおいて、動きのあるサイトを作る場合にはJavaScriptは必要不可欠な言語です。
例として、トップページに動きを加えることで、サイトを訪れたユーザーの興味を惹いたり、目で楽しんでもらったりすることも可能となります。
画像の拡大ができる
Webサイトを閲覧中に小さな画像をクリックすると、画像が拡大されて表示されることがあります。これはJavaScriptによって実現されています。
一般的に、ポップアップ表示と呼ばれるこの機能は、JavaScriptのライブラリであるjQueryを用いることで簡単に実装可能です。
サーバーサイドのシステムが開発できる
JavaScriptは多くの場合において、フロントエンド開発で使用されます。しかしながら、サーバーサイドのシステム開発もJavaScriptでできることの1つなのです。
サーバーサイドのシステムを開発する場合には、Node.jsを用います。Node.jsはプラグインが豊富なため、Webプログラムの広い領域で用いられています。
また、JavaScriptでサーバーサイドのプログラムが書けるため、新しくプログラミング言語を覚える必要がない点もメリットです。
ブックマーク機能を作れる
初回公開日:2022年06月24日
記載されている内容は2022年06月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。