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【大学別】日本での大学の飛び級制度の例・メリット・デメリット

更新日:2020年08月20日

学校制度において、本来の学年よりも上の学年に進級したり、上の学校に進学したりすることを「飛び級」といいます。飛び級制度は、日本の教育現場ではどのように広まっているのでしょうか。この記事では、日本の大学の現状という点から、飛び級制度についてご紹介します。

日本での大学の飛び級制度

日本では飛び級制度はどのように採り入れられているのでしょうか。主に大学の飛び級制度についてご紹介します。

飛び級とは?

成績の優秀な人物が、本来の学年よりも上の学年に進級したり、上の教育課程に進学することを「飛び級」といいます。日本では、生徒は平等に扱わなければならないという考えから、高校以下の教育課程では認められていません。

日本の学校で飛び級を採用しているのは、大学や大学院に限られます。しかし一般的ではなく、非常に限定的です。日本では、大学への飛び級による進学は1997年に法改正により数学と物理の分野に限り解禁され、その後2001年度よりすべての分野において解禁されました。

飛び入学

飛び級制度による進級は、日本の日本の大学で飛び級制度を採り入れている大学は、主に入学試験で飛び級制度を実施しています。飛び級制度の中でも、飛び級して本来の学年よりも上の学校に進学する場合、たとえば高校を卒業していない人が大学に進学することは「飛び入学」と呼ぶこともあります。

大学・大学院へ飛び級するための条件

文部科学省の規定により、飛び級して入学するためには次の条件を満たしている必要があります。

大学・大学院へ飛び級するための条件
大学に3年以上在学した者(またはそれに準ずる者)で、大学院が定める単位を優秀な成績で修得した者。(大学院への飛び入学の場合)
高等学校に2年以上在学した者(またはそれに準ずる者)で、大学が定める特に優れた資質を有する者。(大学への飛び入学の場合)

大学が飛び級制度を実施するための条件

また入学試験において飛び級制度を実施する大学や大学院も、必要な条件を満たしている必要があります。

まず大学が入学試験で飛び級制度を実施する場合の条件は次のとおりです。

大学が飛び級制度を実施するための条件
特に優れた資質の認定に当たって、高等学校の校長の推薦を求めるなど、制度の適切な運用を工夫していること。
自己点検・評価の実施及びその結果の公表を行うこと。
大学院が置かれ、かつ、教育研究上の実績及び指導体制を有すること。

大学院が飛び級制度を実施するための条件

大学院が入学試験において飛び級制度を実施する場合の条件は、次のとおりです。

大学院が飛び級制度を実施するための条件
自己点検・評価の実施及びその結果の公表を行うこと。
優秀な成績で修得すべき大学院が定める単位をあらかじめ公表するなど、制度の適切な運用について配慮していること。

日本ではあまり普及していない

一時は日本全国へ拡大されるかと思われていた飛び級制度ですが、実際に導入している大学はごくわずかです。その原因の一つは、日本では横並び意識が強いことにあります。

日本の教育方針では、一部の優秀な学生だけを先に進学させることによって他の学生との間に格差が生じてしまうことに抵抗感があり、そのため学校側が導入に慎重になっているのです。

また、学生側にも「人より早く進学するよりも、同年代の人たちと同じペースで学び、少しでも偏差値や知名度の高い大学へ進学したい」という意識があり、そのため応募者が少なくなっています。

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初回公開日:2018年05月02日

記載されている内容は2018年05月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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