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大学の単位を落とす割合・やばいときの対処法・取り方と仕組み

更新日:2024年07月28日

大学において、「単位」は卒業や進級するためにとても重要な要素です。しかしそのために必要な単位数や単位の仕組みを理解していないと、留年など思わぬトラブルを引き起こすこともあります。今回は単位について、その仕組みなどを解説していきます。

大学においても、基本的には科目によってテストを行います。小学校や中学校などと大きく異なるのは、「合格」となる点数の基準が設けられていることです。現在の大学において、その点数の基準は「60点以上」となっています。

つまり、60点以下の人は自動的に単位を落としてしまいます。科目によっては、追試という形で、もう一度取得するチャンスを設けてくれることもあります。しかし基本的には、一回で基準を満たしたほうがいいと言えるでしょう。

また、実施するテストは科目によって「教科書やノートの持ち込みが可能」なものやテストを行わないものもあります。

大学の単位の平均は?

大学では、卒業や進級するために一定の単位数を取得する必要があります。しかし、努力したによっては、それ以上の単位を取得することも可能となっています。ただし、大学によっては、一年で取得できる単位数が限られていることもあるので注意しましょう。

一般的に大学を卒業するためには、四年間で124単位以上が必要となっています。そのため、平均して1年で31単位ほど取得することができれば安心して卒業することができるでしょう。

大学の単位の計算方法は?

まずは大まかに計算する

先にも触れたとおり、大学では卒業や進級するために必要な単位数というものが定められています。そのため、計算するには必要な単位数にあわせてどれくらい取得すればいいか、を求めることになります。

例えば、卒業するために必要な単位数が「124」として考えてみましょう。単位は四年間で取得していきますから、単純に割り算してみると124÷4=31となります。つまり、卒業するためには一年間で31単位取得する必要があることがわかります。

科目について考える

一年間で取得する単位数を割り出したら、それに合わせて科目を選ばなければいけません。しかし大学では、好きな科目を選んでただひたすらに勉強すればいいわけではありません。ここで注意しておきたいのは、「必修科目」と「選択必修科目」です。

大学では、所属する学科などによって履修しなければいけない科目というのが決められています。そのため、一年で取得する単位を「必修科目」と「選択必修科目」によって割り振っていく必要があります。

このとき、既に大学側で「これくらいとりなさい」という基準が設けられているので、それを参考に履修する科目を選ぶと良いでしょう。

大学の単位が不安な時は?

「まだ大学生になったばかりで、大学の単位という仕組みを理解できない」、「卒業や進学のために必要な単位数を満たしているか不安」と感じている大学生は決して少なくはありません。

そんなときは、大学にある学生課に相談してみると良いでしょう。学生課とは、学生生活に関わる相談を受けつけている窓口です。大学によっては「なんでも相談室」、「厚生係」と名称が異なる場合があります。

大学の単位取得にかかる時間は?

大学の単位を取得するためにかかる時間は、文部科学省が定めた基準になっています。その基準は「45時間の学習」が必須とされており、この学習時間には予習・復習・課題といった勉強も含まれます。

大学では、基準の4分の1が予習・復習するという仮定によってカリキュラムが組まれています。講義や演習は1コマにつき90分で行われ、それを15週間受けることで単位を取得できる仕組みです。つまり、大学で単位を取得するためには、約3ヶ月が必要になってきます。

ただし、実験、実習や実技に関しては、内容によって自主学習が難しいこともあることから「30時間から45時間までの間」とさています。そのため、取得できる期間が前後することもあります。

大学の単位がやばいときの対処法は?

単位がやばいと感じたら、落としてしまう前に最大限努力することが大切です。そのためにはまず、先輩や友達と言った人脈を活用するのもひとつの手です。特に先輩は、一度単位を取得していますから、テストの範囲や傾向を知っています。

そうして事前に情報収集することができれば、テストで挽回することができるでしょう。しかしそういった事態に陥ったときは、一度自分の学生生活を見直したほうがいいともいえます。

サークルやバイトといった他のことにかまけていたり、勉強をさぼりがちだったりと、原因は必ずどこかにあるはずです。一度自分を振り返って、同じ目に合わないように対策することも大切です。

一年生の大学の単位の平均は?

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初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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