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レポートの書き方・例文と見本・参考の本・引用の書き方

更新日:2024年06月18日

大学に入学した際、まず学んだことはレポートの書き方ではないでしょうか。感想文と異なるレポートは、最初は戸惑った人も多いはず。就職してもレポートが付いて回ります。今回は意外と頭を悩ませるレポートの書き方をまとめていきます。

論文・レポートの基本

大学生向けレポートの書き方と論文の書き方のマニュアル本です。この本ではレポートの書き方の構成として、ここでも紹介した序論、本論、結論をもっと細かく細分化して、6つの構成を紹介しています。

問を立てる、よするにレポートの目的とは何か、調べ方や資料の選び方、確かめて裏付けまとめていく(結論づける)といった、細かく紹介しています。

大学1年生のための 伝わるレポートの書き方

レポートの組み立て方

この本はちくま学芸文庫のベストセラーとなっている、レポートの書き方のバイブル的な本です。この本はレポートの書き方ではなく、レポートの組み方となっており、レポートの役割とは情報を取捨選択し、それについて考察し自身の意見を加え、読み手にわかりやすく伝えるもの。と明確に定義しています。

読み手に伝わりやすいレポートを組み立てる方法をこの本では紹介しており、この本は文系向けと著者は言っているそうですが、レビューを見てみると、看護学生や理系といった幅広い学生達が参考にしているとありました。大学でもレポートの書き方の参考書としているところも多いようで、ベストセラーになっているのも納得する内容です。

社会人のレポートの書き方

今まで、どちらかと言えば、大学生向けのレポートの書き方を紹介してきました。今回は社会人向けの、具体的なレポートの書き方を紹介します。大学生の時に書いたレポートと社会人となって書くレポートはちょっと勝手が違います。しかし、大学生の時にレポートによって培ってきた文章力があれば、社会人のレポートの書き方を習得できます。

研修レポート

新入社員となってまず書くレポートと言えば、研修報告書でしょう。会社に入社してまず書くレポートです。しかし、突然、研修報告書を作成し、提出しろと言われても戸惑ってしまいます。最近では各企業が必要項目を記した用紙に、必要事項を記入していくということも多いですが、主な記入事項は下記の通りです。

・日時
・研修を受けた場所
・研修を受けた人物・参加者
・研修報告書の作成者の名前
・タイトル(受けた研修についてのタイトル)
・研修内容
・研修時の様子
・感想

というのが、研修のレポートの書き方の構成となっています。日時や場所は研修資料と一緒にメモをしておきましょう。そして、この構成の中で一番苦労するのは研修の内容だと思います。ここには大学生のレポートの書き方同様、主観を入れてはいけません。講習内容を書きましょう。この講習によって、何を学んだかを記していきます。

研修報告書には大学のレポートの書き方の異なるのは、最後に考察ではなく、主観的な感想を入れる点です。この部分は本当に感じたことを書けば大丈夫です。しかし、「とてもためになった」という簡素過ぎる感想ではなく、何がためになったかを書きましょう。

業務報告書

社会人となると報告することは研修報告書以外にも、日報や月報というものがあります。それらは業務報告というものです。このようなレポートは法人が株主などに公表する印象がありますが、社会人の業務報告書は上司宛に提出するものです。

自身が担当している業務と進行状況や成果についてレポートを書きます。業務報告は今後の目標を決めるものでもありますので、業務状況から今後の見通しや、対策、意見を盛り込み、客観性を持たせるために、データがあるのならそれも添付する必要になります。

レポートの書き方の流れとしては下記の通り

1業務内容
2業務成果
3今後の目標
4所感

レポートの書き方には各企業にフォーマットがあるので、それに倣い、先に書いたことを書けば大丈夫です。しかし、社会人の書くレポートには「あいさつ」や「礼儀」が不可欠です。冒頭や締め部分にはそれにふさわしいあいさつ文を書きましょう。

報告書の書き方

ここでは具体的に、報告書の例を記したいと思います。このフォーマットはレポートの書き方の基本的を押さえてあるもので、参考にできるものとなっています。

日付平成◯年×月×日
制作者 ××部××課 山田太郎
    
               20××年×月度業務報告
20××年×月度業務報告内容及び成果につき、下記の通り報告いたします            
                 記

1 業務報告
わが社の製品は、取引先に高評価を得て売れ行きは増加の一途をたどっている。云々
今回は新製品の売り上げ推移を報告する。

2 業務成果
売れ行きは下記の通りである。
月間売り上げは××万円で、先月よりも10%の伸びを記録した。

詳細なデータを表示

3 今後の目標、展開
今後も取引先であるA社やB社は、今回の新製品以外にも、既存製品を納入したいと考えている。今後も受注が望まれる。よって、○○工場の生産を強化する必要性がある。

4 所感
さらなる開発を進め、今後も他の製品が受注できるよう、低価格化も考えなければならない。

資料 売り上げ推移表

おおざっぱではありますが、これが業務報告書の流れです。企業によっては会社指定のフォーマットがあるでしょうが、基本は同じです。まずは、報告する内容とその結果(成果)を簡素に書くことが重要になります。

引用の記載方法

レポートを書く上で必要になるのは、参考資料です。レポートを作成する上で、参考にした資料を記す必要があります。もちろん引用にも必要です。引用の記載方法は主に2種類あり、レポートの書き方の重要な部分でもあります。

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初回公開日:2017年10月05日

記載されている内容は2017年10月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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