レポートの参考文献の書き方と例・手書きの場合/ワードの場合
更新日:2024年10月27日
レポートの正しい参考文献の書き方とポイント
レポートとは
レポートとは、与えられたテーマに対して、理解した内容を学術的に示す文書です。レポートは、作文や感想文とは異なり、さまざまな文献から情報を集め、学術的体裁に則って、読み手を納得させる文章を作り上げていきます。
参考文献を使用する際には、決められたルールというものがあります。その中でもとりわけ、内容を「コピペ」をする行為は、固く禁止されています。専門書やマンガ本など、本の種類には関係なく、どんな本であっても、そのままそっくりコピペをすることは、盗作(剽窃)行為とみなされます。そしてその行為は、立派な犯罪です。
ルールがある
「コピペ」をすることが決していけないことではありません。参考文献を表記し、ルールを守ることが大切です。参考文献を表記するということは、著者に敬意を表すということです。また、レポートを誰かが見たときに、同じような内容を書いてみたいと考えている人のためにも、参考文献の出所を表記することは、他の人の役に立つことにつながります。
ルールを守って、レポート作成する方法とは、どのような方法なのでしょうか。これから詳しく、参考文献の書き方と例をご紹介していきます。
理系
理系の論文などでは、本文中に通し番号で参考文献を表記し、レポートの末尾に参考文献リストを示すという方法が基本です。
本文中で参考文献を使用した箇所には、文章の最後に通し番号を表記します。レポートの末尾には、通し番号で表記した参考文献の詳細を参考文献の一覧表として、通し番号の若い順番で示します。参考文献を部分的に使用した場合には、該当ページ数も表記します。
レポート文中での表記方法
本文中で、参考文献を使用した箇所の、文末に通し番号を表記します。通し番号は、(1)(2)(3)や[1][2][3]などと、表記する方法があります。
<本文中での表記方法>
~である(1)。
~では~と考えられている(2)。
~は~ではない(3)。
レポート末尾での表記方法
レポートの末尾には、通し番号で表記した参考文献の詳細を、参考文献の一覧表として、通し番号の若い順番で示します。
(通し番号)著者名 発行年.文献名.出版会社.P○○ーP○○
<表記方法の例>
参考文献
(1)著者名 発行年.文献名.出版会社.P○○ーP○○
(2)著者名 発行年.文献名.出版会社.P○○ーP○○
(3)著者名 発行年.文献名.出版会社.P○○ーP○○
文系
文系のレポートでは、文末に参考文献を略式して、(著者名、年号)と表記しますが、理系のレポートと同じように、通し番号による参考文献の表記する方法もあります。その書き方は学問分野によって異なり、文系の中でも理系に近い分野であると、理系の書き方が適用になる場合があります。そのため、書くレポートの分野に寄与します。
レポートの末尾には、文中で使用した参考文献の詳細を、「アイウエオ順」で参考文献の一覧表を示します。参考文献を部分的に使用した場合には、該当ページ数も表記します。
レポート文中での表記方法
本文中で、参考文献を使用した箇所の文末に、参考文献を略式(著者名、発行年)で、表記します。著者名は、苗字のみで表記します。
<表記方法の例>
~である(著者名 苗字のみ、発行年)。
~では~と考えられている(著者名 苗字のみ、発行年)。
~は~ではない(著者名 苗字のみ、発行年)。
レポート末尾での表記方法の例
レポートの末尾には、文中で使用した参考文献の詳細を、「アイウエオ順」で参考文献の一覧表を示します。
著者名 (発行年) 「文献名」 出版会社 P○○ーP○○
<表記方法の例>
参考文献 ※アイウエオ順に並べて表記する
著者名 (発行年) 「文献名」 出版社名 P○○ーP○○
著者名 (発行年) 「文献名」 出版社名 P○○ーP○○
著者名 (発行年) 「文献名」 出版社名 P○○ーP○○
初回公開日:2018年02月20日
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