一身上の都合によりを使った例文｜退職/休学/退学・書き方や注意点

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病気や留学などの理由から、学校に在籍しながら長期間授業を受けない状態をとることを休学と言います。理由なく長期間欠席する場合とは違い、その学校によっても異なりますが、期間や時期、休学期間中は授業料の支払いが免除（一部免除）されます。

ただし理由によっては休学自体が認められないこともありますので、ある程度具体的な理由、およびそれを裏付ける添付書類などの提出を求められることになるでしょう。「一身上の都合により」では受理されない可能性があります。

休学、および次に紹介する退学届に関しては学校の書式があると思われますので、教員もしくは教務部などに確認してください。

一身上の都合による休学願のテンプレート

休学願
平成○○年○○月○○日

○○大学長様

○○学部○○学科
学籍番号：○○○○○　　　　　　　　　　　　　　　　　
氏名：○○○○印
保証人氏名：○○○○印

一身上の都合により下記のとおり休学したいので、許可くださるよう保証人連署をもってお願いします。

休学希望期：平成〇〇年〇〇月〇〇日～〇〇年〇〇月〇〇日

休学中の連絡先
住所：〒○○○-○○○○
○○県○○市○○町○○〇丁目〇-〇
電話：○○○-○○○‐○○○○

退学

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退学に関しては人によってさまざまな理由があるでしょう。全体の1/4ほどを占める経済的理由をはじめ、学業不振、学校生活不適応、就職や転学などの理由がありますが大部分が基本的には一身上の都合とされる理由でしょう。

退学に関しては特別な場合を除いて認められないことはないので、諸手続きを自身が間違いなく実行できていればその理由に関しては必ずしも明記することは必要ないでしょう。ただし経済的理由や転学など教務から助言がもらえたり、他書類の準備などの協力を仰げる場合がありますので、特に理由がなければ正確に記載することもマイナスではありません。

一身上の都合による退学願のテンプレート

退学願
平成○○年○○月○○日

○○大学長様

○○学部○○学科
学籍番号：○○○○○　　　　　　　　　　　　　　　　　
氏名：○○○○印
保証人氏名：○○○○印

一身上の都合により下記のとおり退学したいので、許可くださるよう保証人連署をもってお願いします。

退学希望年月日：平成〇〇年〇〇月〇〇日～〇〇年〇〇月〇〇日

退学後の連絡先
住所：〒○○○-○○○○
○○県○○市○○町○○〇丁目〇-〇
電話：○○○-○○○‐○○○○

退部

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部活動などの所属をやめる退部ですが、こちらも経済的な理由や、病気やけがなどさまざまな退部の理由があるでしょう。基本的に多くの部活動は強制的に加入するものではなく自由加入ですので、この理由についても特別な理由がなければ「一身上の都合により」としてしまっても良いと考えられます。

しかし、例えばスポーツ推薦などでの入学者、もしくはそれにより奨学金の貸与を受けている場合、退部の正当性を裏付ける理由の提示を求められる可能性があります。その場合「一身上の都合により」では受理されないおそれがありますので顧問や教務関係部署などに良く確認しましょう。

退部届
平成○○年○月○日

○○○○学校　校長様

○年○組
生徒氏名○○○○
保護者名○○○○　

一身上の都合の理由により○○部を退部させていただきますので届け出ます。

退職理由が一身上の都合の場合の書き方や注意点

転職や再就職の際の就職活動では、履歴書や職業経歴書に、これまでの職歴を明らかにしたものの提示を求められます。その際、一般的なルールとしてこれまでの会社を退職した理由を記載するのですが、この理由によって就職活動に不利になるのではと悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

基本的にはこの履歴書や職業経歴書には虚偽の事実は書いてはいけませんので、自己都合の場合は「一身上の都合により退職」、会社都合の場合は「会社都合により退職」と書くのがルールです。

会社都合にしろ自己都合にしろ、面接では退社理由を話す機会があることが多いので、しっかり説明できるようにしておきましょう。

【一身上の都合で退職した場合】履歴書の書き方

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履歴書の職歴の欄は学歴欄と同じく、入社および退社の年月日、会社名を羅列するほどのスペースしか設けられていません。基本的には職歴が一覧で見られるよう、付け加えても部署名や職種などを混ぜて記入します。

しかしどうしても伝えたい退職理由があるのに職業経歴書の提出が求められておらず、また履歴書のスペースが余っている場合はその旨を追加記入してもよいでしょう。その際、前会社を貶すような書き方は逆効果になります。前会社を下げすぎず、自分のプラスになるような退職理由であればその旨簡潔に書くようにします。

履歴書記入例（一身上の都合の場合）

平成○○年/○月/○○○○株式会社入社
○○営業部○○支店に○○コーディネーターとして勤務
平成○○年/○月/一身上の都合により退職（事業主からの早期退職勧奨に応じたため）

ほかにも、結婚による転居のため、家族の介護のためなどは記入しても差しさわりがないでしょう。残業が多すぎる、給料が少ないなどのネガティブな理由は、たとえ誰もが認めるブラック企業だったとしても書かないようにしましょう。