【相手別】花嫁の手紙の書き方|再婚/片親/明るい/感動
更新日:2024年07月16日
結婚式の花嫁の手紙の書き方・例文
結婚式の披露宴での花嫁の手紙は、今や演出の一つともなっています。いざ結婚式を前にすると花嫁にとっては、ドレス選びよりも花嫁の手紙に一番頭を悩ませる人もいるでしょう。花嫁の手紙を色々な状況に応じた例文とともに紹介します。
手紙の結び
花嫁の手紙は、文書としての手紙とは違い、読み上げる手紙です。花嫁の自然体をそのまま手紙にするのがもらったほうも、聞いている招待者の人もすんなりと耳に入ってきて、感動します。
手紙の結びで使う「かしこ」や「敬具」などは使わずに、「今まで育ててくれて本当にありがとう」といった感謝の言葉で結ぶのが良いでしょう。実際に読み上げるので、話し言葉の手紙で大丈夫です。堅苦しく構えるのではなく、リラックスして、普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを込めた言葉でつづりましょう。
年代別おすすめの花嫁の手紙の例文
花嫁の手紙は、親元を離れるその年齢によっても内容は変えたほうが良いでしょう。十分に社会のことを知ってから結婚する場合とほとんど社会での経験なく結婚するのとでも違います。それぞれの年代に合わせた花嫁の手紙の例文を紹介します。
20代
20代の場合の花嫁の手紙は、まだお父さんとお母さんにも頼りたいことを感じさせる、口語体で、いつも話すようにごくごく自然に仕上げるのが良いでしょう。例文を紹介するので、参考にしてみてください。
例文
お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう。
いつもわがままばかりで困らせてばかりだったとおもうけど、ブツブツ言いながらもいつも見守ってくれていましたね。
ずっと実家暮らしで、食事も洗濯もなんでもお世話になりっぱなしで、家で料理もしないので、お母さんはかなり心配しているのではないですか。
まだ作れない料理もあるから、作り方がわからなくなったら、電話やメールするから、教えてね。
私が覚えているのは、人生の節目には家族写真を必ず撮っていたことです。この日だけは、どんなに忙しくても家族みんなの予定を合わせていたんだよね。
私も○○さんとそんな温かい家庭を築いていきたいとおもっています。
本当に今までありがとうございました。これからは、私たちのことを温かく見守ってください。
30代
30代の場合の花嫁の手紙は、なんとなく親を心配させたかなという親に対する気遣いを含めた手紙にするとよいでしょう。特に母親世代は、20代で結婚している人も多いので、30代での結婚でも遅いと感じている人も多いです。
そのあたりを踏まえ、感謝の気持ちを込めた内容にするとよいでしょう。また、20台ほどまで砕けた口語体ではなく、少し大人な部分も感じさせる口語体くらいにするのがおすすめです。30代の花嫁の手紙の例文も紹介します。
例文
お父さん、お母さん、今日までお世話になりました。
こんな私を今まで大切に育ててくれてありがとう。
お母さんが私を生んだのは、20代の時だったとよく話していたのを覚えています。本当は、もう少し早く結婚してほしかったんだろうなぁって気づいていました。
でもやっと素敵な○○さんと出会って、今日、こうして結婚式を挙げることができました。
これもお父さんとお母さんのおかげだと思っています。
就職活動の時は、本当に心配をおかけしました。なかなか希望する会社に受からなくて、自暴自棄になっていた私に「大丈夫だ、焦らなくていい」と声をかけてくれた時は、本当に嬉しかったです。
おかげで、あの後に面接を受けた会社に無事就職が決まり、○○さんと出会えたことは、今でも奇跡のように感じています。
お父さん、お母さん、そして○○さんのお父さん、お母さん、私たちのことをこれからよろしくお願いします。
40代以上
40代以上での結婚となると、親は「結婚しないかも」と一度はあきらめた過去があることがほとんどでしょう。そのことを踏まえた花嫁の手紙にするのが良いでしょう。40代以上で結婚した場合の花嫁の手紙の例文を紹介します。
例文
お父さん、お母さん、今まで心配をおかけしました。
今日○○さんと結婚することができました。今まで本当にありがとうございました。
30代前半ごろまでお見合いの話をしたりと結婚してほしいという思いをひしひしと伝えてきていたのに、30代後半あたりからは、何も言わなくなったのを覚えています。
○○さんのことを紹介したときは、本当に喜んでくれましたね。
私は、これからお父さんとお母さんみたいな温かい家庭を築きたいです。そして、今までたくさん心配をかけてしまった分、しっかりと恩返しをしていきたいと思っています。
歳は重ねてもまだまだ未熟な私たちです。これからも私たちのことを応援してください。そして、本当に今までありがとうございました。
初回公開日:2017年12月26日
記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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