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火事見舞いにおすすめの封筒・品物・会社での火事見舞いの方法

更新日:2024年04月02日

知人や友人、職場の方などが火事に遭われた場合、お見舞いをすることがあります。火事見舞いには、そのような封筒を使用するべきなのでしょうか。また、火事見舞いにおすすめの品物はどのようなものなのでしょうか。火事見舞いについて詳しく紹介いたします。

火事見舞いを渡す時期

火事というのは、いつどこで起こるかわからないことです。知人や親戚、職場の方などが火事に遭われた場合、お見舞いなどできる限りのことをしてあげたいと感じます。火事見舞いを渡すときになり慌てなくてすむように、火事見舞いについて詳しく紹介いたします。ここではまず、火事見舞いを渡す時期はいつ頃がよいのかについて説明いたします。

火事見舞いには現金や品物など、特に決まった決まりはありません。火事見舞いに現金を包むのであれば、災害直後はショックも大きく、また手続き関係などで多忙なことが多いため、落ち着いた時期を見計らって火事見舞いを送ることが大切です。

火災後すぐに火事見舞いを送る場合であれば、火事見舞いを送る相手にどのようなものが必要なのかを確認したうえで、その品物を贈る方法がよいでしょう。相手が必要としているものを火災後直後に贈ることで、精神的にも助かる場合もあります。

火事見舞いにおすすめの封筒

火事見舞いには、現金を包む場合や品物を贈る場合などがあります。火事見舞いとして現金を包む場合、どのような封筒に現金を入れると良いのでしょうか。火事見舞いを渡す際におすすめの封筒を、以下の項目で詳しく説明いたします。

のし袋

火事見舞いに現金を包む場合には、白無地の封筒にします。封筒に水引とのしは不要となります。火事見舞いに現金を送る場合に入れる封筒には、左側に赤線の入った封筒や、紅白の結び切のある封筒は火事見舞いには避けるようにしましょう。「赤」という色は、火を連想させるため、火事見舞いの封筒に選ぶことは避けなければなりません。

表書き

火事見舞いで現金を渡す場合には、白色で無地の封筒を使用することがマナーとなっていることは、前の項目で説明したとおりです。では、火事見舞いの封筒の表書きは、どのように書くのでしょうか。

火事見舞いの表書きは、「御見舞」とするのが一般的です。火事見舞いということを強調したい場合には、「火事御見舞」や「出火御見舞」というように書きます。類焼の場合は「類焼御見舞」、近隣で起こった火事の場合には「近火御見舞」という表書きを使用しましょう。白い無地の封筒に、薄墨で書くことがマナーとなっています。

封筒の中央より上部に先ほどの表書きを書き、中央より下部に自分の名前を書きます。ちなみに、火事見舞いで品物を贈る場合にはのし紙を使用しますが、こののし紙も無地のものを使用するようにしましょう。

火事見舞いの品物

知り合いが火事に遭ったしまったと知った場合には、すぐに駆けつけることのできる距離であるならば、すぐにでも援助を申し出たいと感じるでしょう。火事見舞いを品物で贈るのであれば、当分の生活に役立つものが最適でしょう。人によって、必要とする品物が異なりますので、品物を火事見舞いで贈る場合には、相手に今何が必要かということを確認するとよいでしょう。

火事見舞いにはお酒を贈る、という話を聞いたことがあるでしょうか。現在では、お見舞いといえば現金を贈る方が多くなっていますが、火事見舞いに贈られるものは、昔から「水もの」という決まりがあります。火事見舞いに水ものを贈る理由は、水ものには、早く火が消えますように、という鎮火の願いを込められているからです。

火事見舞いで贈られる品物で最も一般的なものは、お酒ですが、水ものであればお酒以外にも、醤油などでも構いません。火事見舞いを贈る相手に子供がいる場合には、ジュースなどの詰め合わせを選ぶ方もいらっしゃいます。また、地域によって、火事に遭われた方だけでなく、消化を手伝ってくれた消防団の方などに、お礼の意味も込めてお酒を贈る地域もあります。

会社での火事見舞いの仕方

ビジネスシーンで、取引先が火事に遭ってしまい、火事見舞いを贈る必要がある場合があります。そのような場合には、どのように火事見舞いを贈ればよいのでしょうか。以下の項目で、火事見舞いを渡すまでの流れを詳しく説明いたします。

取引先

火事の知らせを受けた場合、まずは取引先の場所の確認をしましょう。支店などが多くある場合には、どの支店であるのか場所の特定が大切です。場所が特定されたら、担当者や関係者は急行するようにします。その際に、「お見舞い」と書かれた社長の名刺を持参することが必要です。忘れないように持参しましょう。

今現在、火事が起こっていて消化活動などが行われている場合には、積極的に消火活動に参加してください。消化できたら社長の名刺を渡して帰社しましょう。火災の程度により、火事見舞いの準備をし、担当者や上司が持参するようにします。火事直後の場合はさまざまな手続き関係やその後の処理などで多忙なため、落ち着いてから火事見舞いを持参するようにしましょう。

火事見舞いを持参した際、取引先が火元の場合は、出火原因などをしつこく聞くことは大変失礼にあたります。お見舞いの気持ちを持つことが大切です。

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初回公開日:2018年04月04日

記載されている内容は2018年04月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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