八方塞がりの年の過ごし方・お祓いの効果・影響|転職/結婚
更新日:2024年09月11日
スピリチュアルな理由で効果があるとは断言できません。
とはいえ、八方塞がりを気にしながら生活して、ちょっとした失敗や事故が自分の身に降りかかるたびに「八方塞がりだからか」とどんよりした気持ちで過ごすよりも、気持ちを切り替えるためにお祓いをしておけば、何か起こっても「お祓いしたから大丈夫」と前向きな気持ちで過ごせるでしょう。
病は気からと言いますが、災いは気からという事もあります。八方塞がりが気になってしまう方は、お祓いをしてすっきしりた気持ちで一年を過ごしてみられてはいかがでしょうか。
お祓いをする時期はいつが良い?
八方塞がりに入る直前に行うのが良いでしょう。
1月1日に年明けを迎えるのが一般的なのですが、陰陽道などの考えでは2月3日の節分までが冬の周期、2月4日の立春からが新しい年始まりとします。
そのため、一般的には翌年に八方塞がりの年を迎える方は翌年の1月1日から2月3日までにお祓いを受けると良いといわれています。
お祓いを行っている殆んどの神社やお寺は、一年中お祓いを受け付けていますので、特に拘りの無い方や、八方塞がりで運が悪いと感じた方は、自分の都合の良い時に行うと良いでしょう。
八方塞がりの時期の影響は?
八方塞がりの時期を初詣に行った先の神社で知ったという方もいらっしゃるでしょう。近年では、厄年と一緒に八方塞がり(八方除け)の時期が張り出してあるところもあります。実は自分で簡単に把握できます。
八方塞がりは男女問わず一律に、9年周期で訪れます。生まれ年が最初の八方塞がりで、そこから数え年で自分の年齢の1の位と10の位の合計が「10」になる年齢の時が八方塞がりの年です。
具体的には、10歳、19歳、28歳、37歳、46歳、55歳、64歳、73歳、82歳、91歳です。計算には当てはまりませんが、八方塞がりは9年周期で訪れますので、1歳、100歳も八方塞がりの年となります。
数え年の数え方
普段、年齢を数える時は誕生日毎に1歳プラスしますが、数え年は誕生日に関係なく、その年に迎える年齢プラス1歳した年齢です。
例えば、2018年12月1日の誕生日で20歳になる方は、2018年の数え年は20歳プラス1歳になるので21歳が数え年となります。
八方塞がりや厄年に当たるかどうかを調べる場合、陰陽道の考え方に則って、1月1日から2月3日生まれの方は実際の生まれ年ではなく、前年に生まれた事になるため、数え年の公式に当てはめるならば「実年齢プラス1歳マイナス1歳」となりますので、実年齢がそのまま数え年ということになります。
転職しても良い?
八方塞がりの時は、なるべく動かずに過ごした方が良いので、転職も控えた方が良いでしょう。しかし、絶対ではありません。転職せざるを得ない場合は行っても構いません。
八方塞がりは季節で言うと冬です。転職をするということは、どうしても家の中の居心地が悪くて、雪の積もった吹雪いている外に出て、新しい場所で春を待たずに無理やり花を咲かせようとしている状態です。
相応の苦労は覚悟して真摯に取り組めば乗り越えられない事はありません。しかも、この時期に困難を乗り越えておけば、その後の苦労は簡単に乗り越えられるようになるでしょう。
苦労をする分、得られるものも多いと割り切って転職するのも良いのではないでしょうか。不安な場合は、しっかりと対策をしておくと良いでしょう。
結婚したいけれど大丈夫?
結婚に関しては意見の分かれるところです。
八方塞がりは物事を始めるには良くない年だという方も居れば、八方塞がって身動きが取れない状態は結婚生活が安定して不動のものにする、という方もいらっしゃいます。ですから、どちらとも言えません。
八方塞だからと言って結婚を一年延期してしまうと機を逸して、結局は破談になってしまう可能性もありますので、結婚したいと思った時が、結婚するのには最適な時です。八方塞がりが明けるのを待つ必要はないでしょう。
少しでも不安を持たずに結婚したい場合は、悪い運気を吹き飛ばせるように吉日を選んで結婚なさると良いでしょう。
引っ越ししても大丈夫?
八方塞がりの時に、できることならしたくないのが引っ越しです。
しかし、結婚や仕事の関係などで引っ越しをしなくてはならない状況はあります。そうした場合は、自分の運気の良い日を選んで引っ越すと、方位の障りを抑えることができますので、何事も無く引っ越すことができるでしょう。
もしも、引っ越し先で良くない事が起こっても、お祓いをしてもらうという対処方法もあります。
引っ越しに際して1つだけ行ってはならない事は、新築の家に引っ越す事です。八方塞がりの時に建てた家は不運を閉じ込めてしまうといわれるので、運気があまり良くありません。その点、中古物件であれば大丈夫です。
気にし過ぎないのが一番の対策
ここまで、八方塞がりの過ごし方や対処法をご紹介してきましたが、一番の対処法は「気にし過ぎない事」です。
ちょっとしたことでも、ずっと気にしていると、その事にばかり集中してしまい、他が疎かになります。そうして疎かにしてしまった事が巡り巡って自分に返ってきた時、あなたはそれを「厄」と感じるでしょう。考え込むよりも、楽しく笑って過ごす事も厄を寄せ付けないことに繋がります。
八方塞がりは不運の年ではなく、修行を積む年と考えて、苦境に耐えて自分を磨いてみてはいかがでしょうか。1年の修行は、確実にあなたを人間として成長させてくれるでしょう。
初回公開日:2018年04月11日
記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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