「編集後記」の意味と書き方や文例とネタ|春/夏/秋/冬/新年
更新日:2024年09月12日
編集後記とは?
編集後記は社内報や雑誌、メルマガなどさまざまな所で目にします。記事の内容が堅いものであっても、人柄や生活感の出る編集後記を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
編集後記は編集者が記すあとがきのようなもので、記事の内容に収まらなかったこぼれ話や、苦労話などが読める事もあります。
本筋を読む前に編集後記をまず読んで、どのような方が書いたのかをイメージしてから読み始めても楽しめます。しかし、人が書いたものは楽しく読めるのに、いざ自分が書くとなると肩に力が入ってしまい、上手く書けず苦労する時もあります。リラックスして楽しい編集後記が書けるようにコツをご紹介します。
文字数はどれくらい?
編集後記を書く時に、どのくらいの文字数を書くのかを把握します。書く文字数によって文章の組み立て方を考え、短文であればポイントだけを押さえて簡潔にまとめます。長文であれば文章の流れを考え、話の広がりをもたせて書き上げます。そうすると、難しかった編集後記もサクサク書く事ができます。
100文字程度の編集後記
本文を書き終わってから編集後記を書くので、残りの文字数によって内容を変える必要があります。およそ100文字程度の編集後記でしたら、文字数が少なめなので比較的簡単に書けるでしょう。日頃、本文を楽しみにして読んでくれる方への感謝のメッセージや、特集やポイントとなる記事の見どころを1つ探して、ピンポイントにまとめると読みやすくなります。
例えば、寄稿して下さった人や、協力して下さった方への感謝の言葉です。お店の取材などで、写真掲載の承諾を頂いた場合も編集後記で記載する場合があります。このように、100文字程度あれば、問題なく編集後記が書けるでしょう。
長文タイプの編集後記
原稿用紙1枚以上の長文タイプになると、ある程度内容を考えてから書く必要があります。社内報や広報誌などは、特集した内容にふれたり取材に訪れた時に出会った方の人間性やお店の様子などです。その時の天候や苦労した話を加えると、話が広がり書きやすくなります。
まず、文章の書き方は、固すぎず砕けすぎず読んでいて楽しいと感じるような表現で書くと良いです。編集後記は、一般的な文章で書く以外に編集者全員の名前を載せる事があります。これは、取材や記事を書いた努力を認めてもらいたく、全員の許可を取った上で氏名を載せます。そういった使い方ができるのも編集後記の良さです。
堅苦しく書く必要はなく、肩の力を抜いてリラックスして書くような内容が良いとされます。これからご紹介するように、書きだしの形式は決まっているので、それを参考にして自分の言葉を繋げるとうまく書けるようになります。
編集後記の書き方と文例
編集後記の書き方は伝えたいことをまとめて順序良く書く方法があります。取材や編集、発行とまたがって、自分が読者に何を伝えたいのか書きましょう。取材をした場合は、どのような人と関わりその時の天候や見たもの、触れた感触など本文では伝えきれなかった内容を書きます。
まずは、季節の定型文を使い、季節のあいさつや感謝などを書きます。季節の言葉を書く場合は、書いた文章が読まれる時期を想定して選ぶと良いです。書いている時期の内容を記載してまうと、どうしてもズレがあり読んでいる読者はイメージしにくくなります。よって、発行される季節に合わせた言葉を選び記載するのがポイントです。
春
春を表す単語は、淡雪・薄い・麗らか・霞・名残り雪などがあります。社内報であれば、「もうすぐ新入社員が入社してきます」や「春はもうすぐそこまで来ていますが、名残り雪が降り~」などがあります。
夏
夏を表す単語は、朝焼け、打ち水、炎天下、猛暑、蝉しぐれなどです。「朝の出勤時、店先を通ったら打ち水をして、涼やかな気分になれました」や「日中、得意先回りをしてましたら、公園から蝉しぐれが聞こえてきました」など、特に猛暑や暑さを使った言葉は、共感がえられやすいので使いやすい言葉と言えます。
秋
秋の単語は、秋晴れ、秋の空、いわし雲、処暑、夜長などがあります。「暦の上では処暑が過ぎましたが、まだまだ猛暑が続きます~」や「だんだんと涼しくなり、日が短くなってきました。秋の夜長楽しんでますか?」など、使いやすい単語が多いですね。学校関係ですと、運動会や遠足をキーワードにしても書きやすいでしょう。
冬
初回公開日:2017年08月08日
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