「瞬きもせず」のあらすじ・名ゼリフ一覧・登場人物｜結末

豊央高校に通学する高校1年生です。中学時代は陸上部で、短距離走に力を入れていましたが自己能力に限界を感じたため、豊央高校に入学してからは、テニス部に入部をしています。男の子と話をするのが苦手であり、街から離れた所に住んでいることや家族のことなどにコンプレックスを抱く普通の女子高生です。

・名前：小浜かよ子（こはまかよこ）
・愛称：かよちゃん
・家族構成：父、母、祖母、兄2人、姉（4人きょうだいの末っ子）
・部活：テニス部
・好きな歌手：「聖」

主人公「紺野芳弘」

豊央高校に通学する高校1年生です。とても明るい性格で笑顔を絶やさないが芯は強い性格で、中学校時代からサッカー部で、高校に入学してからもサッカー部に入部しています。サッカーの腕前は高校1年生の時からレギュラーになるほどで、高校2年生の秋からはキャプテンを務めるほど責任感も強いです。

実家は花屋を経営していますが、父親は長期入院をしており母と妹と3人で暮らしています。

・名前：紺野芳弘（こんのよしひろ）
・部活：サッカー部（フォワード）
・家族構成：父、母、妹

豊央高校「水谷輝哉」

豊央高校に通学する高校1年生です。主人公の紺野芳弘とは中学時代からの親友で、恋の良き相談相手でもあります。茶髪にパーマという髪型が特徴であり、女子にもよく声をかける軽いイメージがあり、性格はやんちゃで中学生時代には、荒れていた時期もありましたが紺野芳弘と出会ってからは丸くなりました。

東京から来た女子大生に恋をして、高校卒業を待たずに東京へ行ってしまうと言うやんちゃっぷりも物語の途中で見せてくれます。

豊央高校「藤井美つ子」

豊央高校に通学する高校1年生です。主人公の紺野芳弘と水谷輝哉と同じ中学校の出身で、中学時代から密かに水谷輝哉に片思いをしているのですが、友情の関係を壊すのが怖くて、ずっと告白できずにいます。

主人公の小浜かよ子とは高校に入学してすぐに仲が良くなり、部活も小浜かよ子と同じテニス部員です。性格は、とても活発で小浜かよ子の良き相談相手でもあります。友達からの愛称は「美っちゃん」と呼ばれています。

豊央高校「相下龍二」

相下龍二（あいしたりゅうじ）は豊央高校のサッカー部員で、ポジションはミッドフィルダーです。小浜かよ子達が「瞬きもせず」の物語が進み進級してから登場します。小浜かよ子達からすると1年後輩で、物語の登場時点では豊央高校の1年生になります。

豊央高校に新しく来たサッカー部の監督（箕輪）から引き抜かれてサッカー部のメンバーとなります。サッカーの実力の自信から紺野芳弘のことを「にやけた奴」と呼んでいて、態度も悪く対応していましたが、次第に紺野芳弘とサッカーからの絆で信頼を抱くようになります。

豊央高校「箕輪監督」

豊央高校サッカー部の監督です。山口県の出身で学生時代には東京のサッカー部の強豪高校で活躍していたことがあり、ジュニアユース代表にまで選ばれた経歴を持っている人物です。高校時代に活躍していた東京に留まり、ある高校で監督を務めていましたがサッカー部員とトラブルになったことで豊央高校のサッカー部の監督に、紺野芳弘達が2年生の時に就任します。

豊央高校のサッカー部監督に就任する際には、東京で有望だった選手の1人であった「相下龍二」を引き抜いてきましたが、関係はよくありません。顔には以前監督を務めていた際に起こしたトラブルの時に負った大きな傷があり、サッカー部員に対しても態度が悪いため、部員全員との関係もあまり良くありません。

小浜家「小浜一雄」

小浜かよ子の父親です。職業は自動車販売店の整備士をしています。田舎に住むとても良いおじさんなのですが、デリカシーが欠ける部分がある所が難点です。かよ子をとても可愛がっているため、かよ子と紺野芳弘が交際することや東京へ行くことに関しては反対する立場となってしまい、かよ子との仲が上手くいかなくなってしまいます。

小浜家「小浜梅代」

かよ子の母親であり、良き理解者でもあります。祖母のつると一緒に畑仕事をしていて、家事もしっかりとこなすため過労気味で体が弱く、メニエール病も患っており、最終的には心臓病で倒れてしまいます。

小浜家「小浜つる」

かよ子の祖母で、優しいおばあちゃんです。かよ子の母親である梅代と畑を耕していましたが、認知症を発症してしまい、いつもかよ子の牛乳を飲んでしまうと言うエピソードが時折出てきます。孫にあたる次男に対し、「よその子」と思い込んでしまうこともあり夜になると追い出してしまうこともあります。

小浜家「小浜長男」

かよ子の1番上の兄で、かよ子の父親と一緒に自動車整備士として働いています。

小浜家「小浜次男」