「瞬きもせず」のあらすじ・名ゼリフ一覧・登場人物|結末
更新日:2024年07月22日
漫画「瞬きもせず」
「瞬きもせず」(まばたきもせず)は、集英社から出版されている別冊マーガレットで1987年9月号から1990年4月号まで連載されていた大漫画です。「瞬きもせず」は、第1章と第2章に分かれていて第1章は1987年9月号から1987年11月号までの3話までで、第2章は1988年6月号から1990年4月号まで23話で構成されています。
「瞬きもせず」は新書判が第1章から第2章までを全7巻として、1988年4月から1990年9月までに発売されました。のちに、1999年3月から5月に文庫本が全4巻で発売され、2003年2月から3月にはガールズリミックスとして全3巻が発売されました。これだけ見ても、とてもがある漫画だという事がおわかりいただけたのではないでしょうか。
「瞬きもせず」の作者は「ホットロード」の原作者
「瞬きもせず」の作者は紡木たくさんという方で、2014年8月16日に能年玲奈さんと登坂広臣さんの主演で話題となった映画「ホットロード」の原作を描かれた方と同一人物です。「紡木たく」と言う名前から性別が不明だと言われていますが、紡木たくさんは女性の方で1980年代と1990年代で大活躍されていた漫画家さんです。
紡木たくさんのプロフィール
紡木たくさんのプロフィールをご紹介します。
・名前:紡木たく(つむぎたく)
・生年月日:1964年(昭和39年)8月2日
・出身地:神奈川県横浜市
・出身校:神奈川県立金井高等学校
・デビュー:1982年3月
・デビュー作:別冊マーガレット掲載「待ち人」
紡木たくさんの代表作「ホットロード」
紡木たくさんの代表作と言えば、別冊マーガレットで1986年1月号から1987年5月号まで連載されていた漫画「ホットロード」です。この漫画は、700万分以上を売り上げたと言われており、別冊マーガレット誌上において絶大なヒット作となりました。2014年にはファン待望の映画化が実現し、尾崎豊さんの「OH MY LITTLE GIRL」の主題歌と共に大注目されました。
「ホットロード」のドラマ化や映画化の話は、これまでに何度も紡木たくさんへオファーがあったものの、登場人物とイメージが合う人がいないと言う理由で全て断られてきたのですが、能年玲奈さんの存在を知ったことで実写化の許可が降りたと言われています。
連載当時からのファンと原作を見たことがない人からも、公開前から大変期待された映画「ホットロード」は大ヒット作品となり、主演を演じた2人も数々の映画関連における賞を受賞しました。
私の癒しの場所でのロケ。たまたま撮影現場も散歩をしていたらやっていて どんな映画になるのか楽しみにしていました。原作を忠実に描いていて何回見ても涙をしてしまう でも何か忘れかけていたことを思い出させてくれるようなとても素敵な映画でした。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1XHNCB7551J... |
紡木たくさんの世界がそのまま映像になり癒されます
「瞬きもせず」の舞台となった地域とは?
「瞬きもせず」の舞台は山口県です。紡木たくさんが山口県に訪れた際に、山口県の風景に感動したことがキッカケで物語の舞台となりました。連載時には、取材のために山口県の高校に通い、その後も3か月ほど滞在していた話は有名なエピソードです。
「瞬きもせず」に登場する主人公たちが通う「豊央高校」のモデルとなった高校は、山口県山口市糸米1丁目に所在する「山口県立山口高等学校」で、この高校は1870年(明治3年)に設立した伝統ある学校です。紡木たくさんは、この山口高等学校のサッカー部の練習や試合にも同行し漫画制作に役立てたそうです。
豊央高校は、「瞬きもせず」に登場する県立高校で、田舎ながらのゆったりとした校風で、勉学でも部活動でも並みの学校でしたが、箕輪監督がサッカー部に就任してからは、サッカー部が強くなります。
「瞬きもせず」での登場人物
「瞬きもせず」は、先ほどご紹介した山口県の「豊央高校」に通学する青春期を駆け抜ける高校生達の恋愛や、友情、進路や家族との悩みなどを繊細に描いた物語です。その豊央高校に通学する高校生達が主要人物となりますが、物語のあらすじを、より理解していただくために取り巻きの家族など「瞬きもせず」に登場する人物をご紹介します。
主人公「小浜かよ子」
初回公開日:2018年04月12日
記載されている内容は2018年04月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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