潮の満ち引きと生死との関係・なぜ起こるのか|釣り
更新日:2024年07月22日
潮のサイクル
「大潮」は4日間続き、一日の潮位が最も大きくなります。釣りをするには絶好の日です。気を付けたいのが、潮流がもともと激しい所では激流になり、場所によっては干潮時に水深が浅くなって釣りができない場所もあります。
「中潮」は4日間続き、大潮と小潮の中間的な日です。大潮に比べると潮位差はありませんが、適度な潮の流れで釣りが楽しめるでしょう。
「小潮」は3日間続き、満潮時でも潮位が低く干潮時に潮が引きません。流れが少なくなるので、魚が活性化せず釣りには不向きな日でしょう。
「長潮→若潮→中潮」が2日間続き、潮位の少なさから釣りには適さない時期です。これらのサイクルを経て再び大潮へと向かいます。月の運行によって日付けは誤差が生じ、潮の満ち引きを繰り返します。
良く釣れる時
潮の満ち引きが大きい大潮が、最もよく釣れると言われていますが、釣りがしやすいのは適度な潮位差がある中潮の時です。大潮や中潮の時以外でも、釣りに行く場所で、潮が動いているか流れがあるかをチェックして、攻め方を考えれば良い成果があげられるでしょう。
一般的には、潮があまり動かない小潮、長潮、若潮の時は釣れないと言われていますが、これは内湾に限って言えることで、海洋に面しておらず潮の動きが無い所で釣りをするからです。場所によっては釣れる可能性はあるでしょう。
また、潮の満ち引きがない潮止まりは釣りに向いていません。潮の満ち引きの中間地点になる場所で、酸素やプランクトンの少なさから活性が低下します。潮止まりは1日2回ありますから、ここに当たってしまったら、一旦釣りを休んでポイントを移しましょう。
潮の動きだしを見極める
釣りは、潮の動きだしの時良く釣れると言われます。潮位は、干潮の潮止まりから満潮へ向かう「上げ3分」と、満潮の潮止まりから干潮へ向かう「下げ7分」によく釣れると言われています。
これは、潮位の割合と潮止まりから潮が動き出すタイミングを見計らうやり方で、0分を干潮と考え、10分で満潮とします。上げ潮の潮位が3分目になると「上げ3分」、下げ潮の潮位が7分目で「下げ7分」になります。
目安は、各潮止まりから潮が動き始めて約2時間後になります。このタイミングを見計らうのはとても大変なので、潮の満ち引きがわかるタイトグラフ付きの時計などを利用してタイミングを計りましょう。
潮の満ち引きが把握できる時計
潮の満ち引きは、自分で調べるととても面倒です。潮の満ち引きを教えてくれる時計を持っていると、潮の流れが一目瞭然にわかり、素早く対応できます。海や湖で釣りを楽しむなら、タイドグラフ付き時計を持っていると便利です。
カシオ SPORTS GEAR
マリンスポーツや釣りに便利な、タイドグラフとムーンデータ機能を搭載した腕時計です。潮の満ち引きや月齢がすぐにわかります。20気圧防水機能付きですから、腕に巻いたまま釣りを楽しめます。海に行くのが楽しみになる時計でしょう。安価ですが、機能性が良く品質も良いのでです。
CASIO 腕時計 G-SHOCK
タイドグラフ&ムーングラフ付きの腕時計です。時計モードでは現在時刻の潮の満ち引きが表示され、釣りに役立ちます。月の様子を形で表示し、イメージしやすいです。日時指定をすれば、潮の満ち引きや月の形、月齢を調べることができ、釣りの予定をたてる時も役立ちます。
白をベースにしたデザインで、男女どちらが使用しても違和感がありません。耐衝撃構造、20気圧防水機能付きで、アクティブ派も安心して使えるでしょう。
デザイン・ディスプレイの大きさ・本体の重さともに申し分はない。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%AA-CASI... |
価格も手ごろで☆5つ
潮の満ち引きによる発電エネルギー
今、エコな発電方法として注目されている、潮の満ち引きを利用した潮力発電。自然の力を借りて発電する方法ですが、メリットとデメリットがあります。潮力発電とは、どのようなエネルギーか見ていきましょう。
潮力発電とは
初回公開日:2018年04月06日
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