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ダッシュ記号を使いこなそう!文章作成に便利なダッシュ記号の使い方5選

更新日:2024年06月23日

ダッシュ記号が使われている小説などを目にすることはあっても、自分が使うとなると「どう使えばいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。この記事では、実際に小説などで使われているダッシュ記号の例や、便利な5つの使い方を紹介しています。

ダッシュとは

ダッシュという記号を知っていますか。文章で長い線「――」のことを、ダッシュ(ダッシュ記号)といいます。小説などで使われているのを見たことがあるのではないでしょうか。

ダッシュとは、文章を際立たせたり劇的な効果を作るために用いる記号です。

本記事ではダッシュ記号を使いこなす方法、文章作成に便利なダッシュ記号の使い方5選について紹介していきます。ダッシュの使い方が気になっている方は参考にしてみてください。

三点リーダーとの相違点

ダッシュと似ている存在として三点リーダーという記号があります。ダッシュと三点リーダーは、余韻を残す効果や文章の引用を使う場面での使用が可能です。

ダッシュと三点リーダーの相違点は、ダッシュは文章を区切る作用があることです。ダッシュを文章に取り入れることによって、テンポの良い文章を作り出すことができます。

ダッシュ記号の使用シーン

ダッシュの使われ方として、実際にはどういう効果があるのでしょうか。次は、ダッシュ記号の使用シーンについて見ていきましょう。

ダッシュ記号の使用例として、小説と英語で紹介していきます。

ダッシュ記号の使用シーン:小説

ダッシュ記号の使用シーンとして小説の場合、以下のような使い方があります。

・例1
――困ったことになった。
僕はため息をつくと妹の後を追った。

・例2
彼女はどうして僕にそんなことを――
僕は彼女と最後に会った日のことを思い起こした。

文章の中にダッシュ記号を使うと、話者が何かを考えている印象を与えることができます。

ダッシュ記号の使用シーン:英語

英語のダッシュの使用シーンとしては以下のような使い方があります。

・例1
Independence Hall—built in 1749—is listed as national cultural heritage.(1749年に建てられた独立記念館は、国の文化遺産に指定されています。)

・例2
The moon is shining—Welcome to the land of dreams.(月が輝いている――夢の国へようこそ。)

英文でも、このようにダッシュ記号を使うことで、時の流れを表現したり、文章の繋がりと余韻を持たせたりすることができます。

ダッシュ記号の使い方5選

次は、ダッシュ記号の使い方5選について、使用例を含めて紹介していきます。

ダッシュ記号には、気持ちなどを文中に記載したいとき・説明を挟みたいとき・文章を切りたいとき・引用をしたいとき・文中に間を設けたいときなどに使われる記号です。

ダッシュ記号の使い方①気持ちなどを文中に記載したいとき

ダッシュ記号の使い方①は、気持ちなどを文中に記載したいときです。

ダッシュは文章内で、気持ちを表現するために使うこともできます。小説などで特にその気持ちを前面に伝えたいときに使用すると効果的です。ダッシュを使用するときは、角括弧を使う時と同じような方法でコメントを加えるときに使います。

気持ちなどを文中に記載したいときは以下のような使い方があります。

使用例

次のページ:英文で使用する際のダッシュ記号

初回公開日:2020年05月08日

記載されている内容は2020年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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