白百合の花言葉を種類別に10選紹介!本数と色ごとの意味も解説!
更新日:2024年06月06日
白百合の花言葉の意味は?
百合の原種は世界に100種以上、日本には15種ほどが自生しており、日本の固有種もいくつか存在します。数多くある百合の中でも、白百合は結婚式のブーケとしても人気の高い花です。
白百合の花言葉には、「純潔」「威厳」の意味があります。一見贈り物に最適な白百合の花言葉ですが、白百合を贈るときに注意すべきことがあるか確認していきましょう。
白百合の花言葉の由来と贈る本数
白百合の花言葉は、ギリシャ神話のあるエピソードが由来です。古くから神聖な花とされる白百合は、その贈る本数にも意味を持ちます。白百合の花言葉にあわせ、花の色別に異なる百合の花言葉を紹介します。
百合は色や種類によって花言葉が違う
百合には全般に「純粋」「無垢」「威厳」の花言葉のほかに、西洋では「洗練された美」の意味をもっています。この花言葉以外にも、百合の色それぞれに違う意味の花言葉があります。
黄色の百合の花言葉は「陽気」「偽り」、西洋では「天にも登る心地」の意味です。オレンジの百合は「華麗」「愉快」「軽率」、このほか西洋では「憎悪」の意味をもちます。
赤やピンクの百合は日本の花言葉では、「虚栄心」という同じ意味です。しかし、西洋では赤い百合は「優しさ、暖かさ」「願望」、ピンクの百合は「富と繁栄」という別の花言葉があります。
白百合の花言葉と由来
白百合の花言葉は「純潔」「威厳」、西洋の花言葉には「純粋」という意味もあります。ギリシャ神話には白百合にまつわる逸話が存在します。
全知全能の神であるゼウスには、ヘラという妻がいました。神話によるとヘラの乳が地上にこぼれ落ち、ミルクのような白い花を咲かせたといいます。この神話が白百合の花言葉にある「純潔」の由来です。
白百合の怖い話
白百合は葬儀に用いられ、「死」を連想させる花でもあります。これは白百合が、「死者に手向ける花」とされているためです。ドイツには、「百合は無実で死んだ者の復讐を告げる花」という怖い言い伝えもあります。
白百合を贈るときは本数に注意
キリスト教や神式などの葬儀には、白百合が用いられることも多くあります。また、1本の白百合には、「死者に捧げる花」という神聖な意味も込められています。
このため1本のみ白百合を贈るのは、避けた方がよいでしょう。花束の場合も「死」を連想させないように、白百合を贈る本数には配慮が必要です。花束を贈るときは白百合2、3本と、百合以外で色の違う花を何本か組み合わせるようにします。
また白百合は香りが強いため、お見舞いなどで白百合を贈るときは注意が必要です。特に気をつけたいのが、下向きに咲く白百合です。花言葉に関わらず、咲き終わりに花が丸ごと落ちるため縁起が悪いとされています。
白百合の種類別の花言葉10選
白百合の種類によって、花言葉はさまざまです。ここでは、白百合10種類の花言葉と特徴を紹介します。10種類それぞれに複数の花言葉があるため、贈る相手にどのような意味を込めたか伝えるのもよいでしょう。
花言葉①庭百合(マドンナリリー)
初回公開日:2022年02月24日
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