シアンが持つ色のイメージとは?和名や化学物質との関係性も解説
更新日:2024年10月08日
「シアンって何の色のこと?」
「シアンはプリンターのインクの色のイメージで合ってる?」
「化学物質にシアンというのがあるけど何か関係があるの?」
シアンという言葉を聞いたとき、このような疑問やイメージがあるのではないでしょうか。
この記事では、シアンというカラーの名前の由来やシアンが持っているイメージのほか、さらにシアンの和名やシアンという同名称の化学物質との関係性などについて紹介しています。
本記事を読むことで、シアンというカラーの知識や重要性などについて把握することができます。このシアンという色について理解することによって、ビジネスや普段の生活に役立てることもできるでしょう。
シアンについて気になっている方は、是非この記事をチェックしてみてください。
シアンはどんな色?
シアンという色についてご存知でしょうか。美しくて鮮やかなのが、シアン系のカラーイメージとなっています。ここでは、シアンという色の名前の由来やどんな色なのかについて紹介しています。参考にしてみてください。
シアンの名前の由来
実は古代ギリシャ語の「cyanos」という単語がシアンの名前の由来となっています。この単語は「暗い青」という意味で、シアンは青系のカラーになります。
また「cyanos」は、青紫色の皮膚などを表す「cyanosis(チアノーゼ)」や青写真を意味する「cyanotype(サイアノタイプ)」の由来となる単語です。
シアンの和名
「シアン」を表現する和名というものはありません。日本語で表現するとすれば、「明るめの緑がかった青」というような感じになります。
和名では、「水浅葱色(みずあさぎいろ)」や「藍緑色(らんりょくしょく)」、「露草色(つゆくさいろ)」などがシアンに近いカラーと言えますが、正確にはシアンとは違います。
シアンは青に近い色
cyanosという「暗い青」を表す単語が由来のシアンは、青に近い色ということになります。また、シアンには夏の空や海というイメージもあるので青というカラーを基本にしています。
近似している色は?
シアンに近似している色は、青や緑に関連するカラーの中にいくつかあります。近似している色は、色相環図で見たらターゲット色の近くに位置しているのです。
たとえば、アクアマリンやコバルトブルー、ターコイズブルー、水色や空色などもシアンに近似している色に含まれています。
シアンのイメージとは?
シアンのイメージとしては、「青」よりは明るくて夏の海や空などを連想させます。シアンは青と緑の中間的な色で、シアン系の色のグッズを取り入れると開放的で爽やかなイメージになるでしょう。
シアンは印刷業界では欠かせないカラー
シアンのほか、マゼンタとイエロー、そしてブラックの4色がカラー印刷の基本となっています。これは、大型印刷機だけではなく、家庭用のプリンターでも基本となる4色です。
ですから、シアンは印刷業界で欠かせないカラーということになります。
色の三原色のひとつ
初回公開日:2022年07月19日
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